ロシアの女流指揮者ーヴェロニカ・ドゥダロヴァ(Veroniva Dudarova)が昨年(2009年)92歳で亡くなった。おそらく世界の最高齢の女流指揮者だったと思われる。彼女については過去にもカリンニコフの交響曲で紹介ずみだが昨年ロシア「ヴェネチア」レーベルより彼女の名演が3CDセットで再リリースされた。(写真/ヴェネチアーCOVE00011)
内容は以前紹介した先の「英OLYMPIAレーベル」から出ていたカリンニコフの2曲の交響曲も含まれている。(1992年録音)そのほかにめったに聴くことがないハチャトゥリアンの付随音楽「バレンシアの寡婦」、「仮面舞踏会」(以上1987年録音)「チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」(チェロ:マリーナ・タラソヴァ)1994年録音)や27曲も交響曲を書いたミヤスコフスキーの声楽を伴う大作「交響曲第6番変ホ長調」(1992年録音)がセットされたものである。オーケストラはハチャトゥリアンが彼女が1960年から1989年まで音楽監督を務めた「モスクワ国立交響楽団」、カリンニコフとミヤスコフスキーが1991彼女自身が創設した「ロシア(ドゥダロヴァ)交響楽団」による演奏である。
以前にもふれたと思うがロシアのオーケストラの名称を日本語に直すとほぼ同名になってしまう楽団が多々あり非常に混乱を招きやすい。筆者自身もその実体を把握しきっていないのが実情であるが少なくとこの2つのオーケストラはすでに日本でもお馴染みの「国立ロシア交響楽団」や「モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団」等とは区別されるものである。
それよれもいずれも彼女のエネルギッシュな指揮ぶりが想像できる熱演である。ミヤスコフスキーの大作もバランスよく仕上がっており特にフィナーレの合唱とオーケストラの融合が美しく聴きほれてしまうほどである。
内容は以前紹介した先の「英OLYMPIAレーベル」から出ていたカリンニコフの2曲の交響曲も含まれている。(1992年録音)そのほかにめったに聴くことがないハチャトゥリアンの付随音楽「バレンシアの寡婦」、「仮面舞踏会」(以上1987年録音)「チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディー」(チェロ:マリーナ・タラソヴァ)1994年録音)や27曲も交響曲を書いたミヤスコフスキーの声楽を伴う大作「交響曲第6番変ホ長調」(1992年録音)がセットされたものである。オーケストラはハチャトゥリアンが彼女が1960年から1989年まで音楽監督を務めた「モスクワ国立交響楽団」、カリンニコフとミヤスコフスキーが1991彼女自身が創設した「ロシア(ドゥダロヴァ)交響楽団」による演奏である。
以前にもふれたと思うがロシアのオーケストラの名称を日本語に直すとほぼ同名になってしまう楽団が多々あり非常に混乱を招きやすい。筆者自身もその実体を把握しきっていないのが実情であるが少なくとこの2つのオーケストラはすでに日本でもお馴染みの「国立ロシア交響楽団」や「モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団」等とは区別されるものである。
それよれもいずれも彼女のエネルギッシュな指揮ぶりが想像できる熱演である。ミヤスコフスキーの大作もバランスよく仕上がっており特にフィナーレの合唱とオーケストラの融合が美しく聴きほれてしまうほどである。