-凸凹帖-

写真 奥野和彦

ヒロシマ

2019-07-26 20:26:22 | 写真


7月22日は過ぎてしまいましたが
私の大好きな日本のギタリストが若くして
亡くなった日です。

私がそのギタリストを知ったのは
所属していたバンドもとうに解散し
亡くなってから随分経ってからでした。

YouTubeと中古の
CD、DVDでしか見ることが出来ませんが
ギターマガジン誌が亡くなった時に発行した
彼の記事や写真をまとめた本を
この10年目の7月22日に復刻すると言うので
買いました。

彼は私より一つ下の年齢です。
年下でもスゴイものはスゴイのです。
広島県出身でネットの情報によれば
県内有数のヤンキー高出身らしいです。
まあ、ステージでの演奏っぷりを見ればすぐに分かります。
ただし、基本的には礼儀正しく
常識人であると言うのも見ていて分かります。

ロックスターはステージに上がったら
ヤンキーは喧嘩が始まったら
野球小僧はグラウンドに出たら
アドレナリン全開になるものです。
その道のスペシャリストは皆そうでしょう。

私、高校の修学旅行で広島に行きました。
原爆資料館で見識を深め、宮島で鹿と戯れ
街中では広島の皆さんと友好を深めたかったのですが
僕を仲間に入れてくれて一緒に行動する友人達は
みんなこれまたわが校代表のヤンキー達で
広島へ行っても広島の不良達と戯れることしか
考えていなかったので
不良では無かった僕はヒヤヒヤして
修学旅行に行った気もしませんでした。

もしかしたら、
どこかで一つ下の彼とすれ違っていたかも知れません。
その後、私は瀬戸内の島出身の奥さんと結婚して
広島はしょっちゅう通るし、親戚はいるしで
広島は庭みたいなもんです。

7月22日に注文した(思ったよりチャチかった)
ギターのピックカバー、
彼のものと同じ赤いべっ甲タイプにして
今日は仕事が無かったので一人で家にいて
夕方からずっと彼らの曲のコピーをして
弾いていました。
次男が学校から帰ってきて
いつもは耳栓をしますが
今日はなぜか弾いているギターに合わせて
リズムを取って同じ居間におりました。

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