ねこじゃらし 手招きしており 田の黄金
梅士 Baishi
昨日は秋日和、久しぶりに山歩きをしたくなった。
といって、どのルートを行くかは決めかねつつ電車のドアが開いた
ところで決まった。
彼岸花の里を経由して若杉山ルートから米の山を目指し、筑前山
手に下りるルートである。
行きは良い良い帰り道は知らずという、初めてのルートである。
米の山までは、はあはあ息を切らしつつも順調に、酸素ボンベなし
で二回目の登頂に成功した。
標高は594m、絶景である。
二台、車が止まっていた。
これが許し難い。
しかも、あたりはゴミだらけである。
これが現代日本人の恥ずべき実態なのである。
車での登頂は禁止すべきである。
問題は経験のない新ルートでの下山だった。
荒田周回コースという案内板があり、歩道らしきものがあった。
第一コースは途中で道がなくなり、ずるずると滑る急斜面を倒木や
藪に塞がれていた。
女郎蜘蛛が網をはってぶら下がっている。
再び山頂に登り、別ルートをたどった。
そこも少し下ったところで道が途絶えた。
ルートを開きながら行けるところまで、と思いつつ、もう戻るわけに
はゆかないというところで遂に倒木と深い藪が行く手を塞いだ。
もはや、急斜面を下るだけである。
足元は水を含んでずるずると滑った。
もう、道を切り開いて下るほかはない。
どこかで公道に出るはずなのだ。
これは戦さである。
蜘蛛が怖いとか言ってはいられなくなった。
杉の間伐材を拾ってモーセの杖にしていたので、道を切り開くには
役に立った。
娑婆に戻れるには違いないが、戻れるという状況ではなかった。
既に4時間は歩き続けている。
わが行く手をさえぎるものは許さぬ!
木も、枝も叩き斬り、なぎ倒して滑降した。
やっと光が見えた。
しかし、それが湖なのか道路なのか判然としなかった。
ダムだったらどうしよう・・・。
最後は急斜面を滑落した。
すると狸穴からぽとんと道路に出た。
ああ、助かったあ・・・。
そこがどこかは分からず、右か、左かも分からない。
誰も通らない道路を、とりあえず左に進路をとった。
山は深く、まだ中腹より上だろう。
途中土砂崩れの残骸が道をふさいだ。
しかも、ずっと上り道で、山の頭が近づいてくる。
折角下ったと言うのに・・・。
疲れ果てた。
スポーツドリンクも途中の滑降で落としたらしい。
引き返して逆の道をたどった。
得体の知れない教会が田んぼに建っている。
さらに行くと、山姥がいた。
やっと生き物に出会った。
さらに下ると、里に出た。
・・・、・・・、・・・。
笹栗の温泉に着いたのは午後6時半だった。
7時間歩いた計算になる。
吾ながらタフなことである。
それにしても、恐るべし、米の山・・・。
あのルート案内は撤去するべきである。
いつか、戦車で道を切り開きたい。
既定のルートを好まない性格故に、何かと試練が多い。
しかし、危機に瀕しなければ戦う自分の本性は現れない。
90分間湯につかりながらも、荒武者か、冒険家のようだった。
軟弱であってはならない。
人間、たまには死ぬ目にあったほうがいい。
日本人よ、戦支度を始めよ。
ろくでもない中国や韓国に舐められて、よく人間でいられるものだ。
日本の神々を恐れるがよい。
幸福の科学20万人の精鋭の戦士も、一騎当千の兵ぶりを発揮す
るであろう。
支部などの仲良しクラブに行く気はないが、愛国の気概と信仰では
一流の者がたくさんいるはずである。
それを引き寄せるだけの大将が組織にいないだけである。
さて、如何に戦うか・・・。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党