川飛沫 垂水にはしゃぎ 合歓nemuの花
梅士 Baishi
マメ科の植物は不思議な形のものが多い。
異星の植物なのだろうか。
空気清浄な川の上流域に大きなネムノキが咲いていた。
幻想的な花である。
その川に、沢山の家族が来て子供たちを遊ばせていた。
小さな滝つぼやネムノキが思い出に残るのだろう。
川の上の田んぼには、まだしっぽをつけた半人前の蛙が
水遊びをしていた。
そうか、蛙の合唱は、恋の季節だったというわけか・・・。
稲立ちぬ おたまじゃくしの 足も伸び
梅士 Baishi
今日の日差しの熱かったこと。
ちりちりと髪の毛がカールしたのではないか。
出がけに朝顔の水遣りを忘れていた。
帰ってみると、もうしなびていた。
夏場に花が少ないのも頷ける暑さである。
わが世の夏ではあるけれど・・・。
【 天神北ダイエービル閉鎖の無常 】
込み合っている天神中心街の食事処にあぶれて、ダイエー
ビルまで流れてきた。
あの書店もあるし・・・などと思っていたが、シャッターが下
りて行き止まりになっていた。
閉鎖になるとは聞いていたが、やがて、西鉄天神から
枯れ始めてゆくのだろう。
既に10年以上前から天神の中心地は北から南下して
いた。
大丸、岩田屋、三越などのデパートの集中のあおりと
ダイエイの経営戦略の失敗もあって、地域ごと衰退した
形である。
親不孝通りといわれた予備校群が、博多に進出した大手
予備校に敗退したことも衰退の原因だろう。
今は大名以北に専門学校が集中しているために西鉄
天神駅界隈が賑わっているが、それも最近怪しくなって
きた。
博多駅ビルの新築と阪急の進出で客の流がれが変わっ
たようなのだ。
何れ市役所が人工島に追いやられ、あるいは廃止される
ことになる。
新幹線効果もあって、天神よりJR博多駅の利便がよくなっ
たから専門学校群も天神から離れるであろう。
するとさらに天神が寂びることになる。
イノベーションを怠った西鉄の罪でもある。
さて、アジア戦略拠点福岡の未来図はどうなるのか。
新しいものができるのは現在の中心部から少し離れた
街外れである。
街の中心を成すのは、第一に長距離交通拠点であり、
宗教施設である。
すると、新博多港、福岡空港、JR博多駅という交通拠点
と幸福の科学福岡精舎や神社仏閣を結ぶラインが未来の
発展ラインと言うことになるだろう。
もう一度大きな地震が天神を襲ったら、西鉄や天神地区
のデパートが壊滅し、新しい未来地図が見えてくるのだろう。
諸行は無常であるが、根っこが深いか浅いかがその命運
を決めるのである。
信仰なき者の根っこもまた浅いと言うことを知らなければ
ならない。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi