見上げれば 博多の花よ 千代流れ
馬糞 Bafun
飾り山笠が立って、10日が過ぎていよいよ山が動き出した。
博多の町がおいさっ、おいさっ、と走り始めた。
飾り山の名門は、何と言っても千代流れと東流れが双璧である。
軍団の規模も、走りの実力も、博多人形の迫力も、他の追随を許
さない。
今年は、千代流れが圧巻だった。
生粋の博多生まれではなくても、いや、外国人でさえも、藍染の手
拭いのように、博多っ子に染まってゆくのである。
今年は、博多在住20周年、
『神聖九州やまとの国』建国、3周年にあたる。
千代流れの板書きによれば、
今年は源氏物語から千年の周年なのだそうである。
「継続は力なり」というが、ましてや、歴史や伝統となると、その価値
は、計り知れない先人からの遺産である。
この日本は、神話に伝わる高千穂の国(高天原の由来)から数え
ても、少なくとも3千年の建国の歴史がある。
佐賀大和の国から東征して統一国家やまと政権が確立した4世紀
から数えても、千六百年を超える皇統継続の歴史があるのである。
日本の国柄は、まさに神国というにふさわしい。
美しい国、日本なのである。
太平洋を統べる王者であり、
新時代の太陽が昇る聖地であるのだ。
こうした国家の神聖と正統を見失っているところに、今日の日本の
混迷がある。
洞爺湖サミットはお開きになったが、日本が世界のリーダーである
ことを自覚してもらえればよい。
今後、日本は、エネルギー革命を起こす。
今後日本は、神国として、神と法の下の民主主義を世界に知らし
める。
さらに、日本は、仏国土としてのユートピア革命を起こす。
太平洋は日本が統べるであろう。
核兵器は、日本の総力を挙げて地上から廃絶するであろう。
2020年までに実現するべきことである。
これからの12年間で、日本の存在意義が問われるであろう。
新文明の創造と発展に必要のない国であるならば、潔くチャイナの
軍門に下り、滅びるがよい。
日本の、世界に冠たる歴史や伝統が、何のためであったのかとい
うことが問われているのである。
そのことを、深く、自覚するべきである。
梅士 Baishi
梅士 Baishi