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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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長所を見つける人材教育…北斗市

2008年10月31日 18時25分09秒 | Weblog
パナソニック(旧松下電器)の創業者、松下幸之助さんは、経営の神様と言われましたが、同時に人を上手に使う名人とも言われたそうです。
元松下電器の技術部門最高責任者で副社長まで勤めた中尾哲二郎さんと言う人がいました。この人は松下の下請け工場の職工さんだったそうです。

そこの職場長が幸之助さんに「あの男は仕事を斜めに捉えて文句ばかりを言う駄目男」との言葉を聞いて、幸之助さんは、何を思ったか面白い人間だと早速、松下に入社させたと言います。幸之助さんは、社員採用の時、質のよい人を選択することは大切だが、欠点が気になって長所を見落とすこともあると言い切っていたそうです。

何年か経って真価を発揮する人や、見込み違いで一向にうだつの上がらない人などを、わずかな面接時間で見極めるのは大変難しいのでしょう。幸之助さんは、人の長所だけを見て人を評価したそうです。つまり個性の強い人ばかりが集まる事になりますが、いわゆる欠陥人間の集団のように見られた時があると言います。

成功した企業の創成期は、どこも野武士型の強兵が多かったと言われてますが、会社が大きくなると次第に官僚的になり、金太郎飴型集団に変わってしまうのでしょう。
革新的な仕事をしようとするとそのグループの上司は、会社から穿った視線で見られるようです。然るに慣例、恒例に見合った右倣え主義の金太郎飴になってしまうのでしょうか。

誰が行なっても同じ応えや行動になるのは、平等性を保つ効果があります。ところが変革期はとても大きな困難に遭遇します。現在の官僚国家改革の進捗状況を見れば理解出来ます。

今日は松下グループ、パナソニック・エコシステムズ㈱のGM、青木吉政さん(写真)が来社されました。次世代のエコ機器開発の打ち合わせにいらしたのですが、開発系の人は野武士のような人が多いのです。青木GMもまさにその風貌で、簡単な起案をすると様々な発想へと伝播するのです。

やはり人の長点を見る社員育成を実践の松下幸之助ニズムを身につけておられるようです。
今週は出張を抑えて研究開発室の業務に専念をしました。明日は勉強会に参加予定を…
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