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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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猫のマークの由来…函館~北斗市

2008年10月07日 18時27分15秒 | Weblog
車に乗ろうとした足元に絡み付いてくる子猫がおりました。見回したら周りには10数匹もの子猫たちがたむろしており、そのうちの一匹なのです。車のイスに腰をかけてドアを閉めようとしたら猫目線から見上げられ、目と目とが合ってしましました。21年前の事です。
仕方なくその子猫を車に乗せてきましたが、家内で副社長の猫嫌いが気になっていました。

運転している自分の懐の中で丸くなっている子猫を途中で降ろす訳にも行かず、会社に連れ帰りました。事務所で飼えばネズミ退治になるなどとの理屈を考えながら…もともと会社にはネズミなど出ないのに…

事務所では案の定、副社長が気持ちの悪そうな顔をして目を逸らしてしまいました。
とにかく小皿に水を入れてあげたら、とても美味しそうに呑みだし、安心した子猫は、事務所の中をよちより歩き回りました。そのうちに猫嫌いの家内のデスクに上がり、事務をしていた家内の腕をよじ登り、肩の辺りに襟巻きのように寛いで寝てしまいました。

猫の体温は39度と人間より高いのですが、既に暖房が欲しいと思うような季節でしたので、家内も猫の温かさが心地よかったのでしょう。終業時間まで襟巻き状態になっていたため、子猫と肌の触れ合いに心情が通い合ったように思われます。
猫嫌いの家内は、産みたて赤ちゃんを扱うようにして自宅に連れ帰りました。

シャム猫の雑種でしたが名前「チョロ」と名づけました。翌日から家内と子猫が連れ添って出社するようになりました。工務店には毎日大勢の協力業者さんや納品業者さんが出入り致しますが、愛嬌を振り撒く子猫は皆のマスコットになって行きました。

この時期に「ファースの家」1号棟が建築されましたが子猫と社員、家族は常に一体感を持って暮らしていました。この年の冬に悲劇が起こり、雪道に飛び出したチョロが、自動車に撥ねられ、あっけなく死んでしまいました。ファースと一緒に私達の前に現れた子猫のチョロは、人々を癒し、愛されそして死んで行きました。チョロをファースのロゴマークにする事に何の抵抗もなっかのです。

あれから20年、現在、我が家にいる猫は、初代チョロから数えて4代目になります。
写真に写った猫がその4代目猫のチョビですが、この寝転んだ体勢を理解できますか…
誰もが真似の出来ない姿で昼寝をしていますが、この現在のチョビが初代だったら、ファースの猫マークは無かったかも知れません。明日は名古屋まで飛んで三重県へ…
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