英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ダイラタント流体

2009-09-13 15:07:42 | 日記
(一番上に、気分の悪い記事があるのも嫌なので(笑)、気分転換も兼ねて、記事をアップします)

 夏休みの宿題の代表格と言えば、「理科の自由研究」です。
 小学校も中学校でも出されます。と言っても、我が家では、もっぱら父親の宿題になります。理科でなければ、「交通量の調査」とか「名字の研究」とか独力でできるものが考えられるのに、理科離れということもあって、理科的なものに限られます。

 夏はイベントが多いので、毎年、それらが終わった8月25日ごろから取り掛かり(考え始め)ます。
 「色による温度の上がり方の違い」「水温と比重」(コップに赤色のお湯と青色の水を入れて、それを仕切り越しに合わせて、水が上の状態にして仕切りを外す)「泥水をろ過しよう」とか、毎年、苦労してます。
 今年は、「ダイラタント流体」です。かっこいい響きでしょう。

 水にある比率で片栗粉を入れて混ぜると、ドロドロの状態になります。ところが、それをぎゅっと握ると、一時的に固まった状態になります。




 しかし、力をゆるめ、手を広げると



 ちなみに、水200ccに片栗粉265gが最適でした。


 これは、でんじろう先生によると、ダイラタンシー現象と言って、
力を加えると、片栗粉の粒子の間に水の分子が入り込んで固体のようになり、力をゆるめると、水がしみだしてくる」
と説明しています。

 でも、これは正確な解釈ではないように思います。
「片栗粉を水に溶いて濃厚な混合物を作ると、急激な変形に対しては固体的に振る舞い、ゆっくりとした変形に対しては流動性を示す」
 の説明のほうが、適切のように思います。
  参照 http://www.stat.phys.kyushu-u.ac.jp/~nakanisi/Physics/Dilatancy/
 で、このような状態のものを「ダイラタント流体」と言うようです。

 で、その急激な変化(力・刺激)に対して個体的にふるまい、ゆっくりとした変形(力・刺激)に対しては流動性を示すのを、実証するのが次の実験です。
 これも、テレビで実際にでんじろう先生が行っています。

 先の実験のものを大量(水6リットルに片栗粉8kg、8kgですよ!)タライに入れてよく混ぜます(けっこう大変)。
 その上で、足踏みできれば、拍手喝采!


 さあ、やるぞ!




 成功です




 私も挑戦しました。





 「ゆっくりとした力には液体の性質」という例で、コーラ君に実証してもらいました。

 頼むぞ、コーラ君!



 コーラ君、素早く足踏みするのが苦手のようでした。
 ずぶずぶずぶ…



 このコーラー、引っこ抜くのに、けっこう力が要りましたが、無事救出しました。

 というわけで、実験はほぼ成功。実験は8月29日。30日にレポートが完成しました。めでたし、めでたし。

 で、一番大変だったのは、この大量のダイラタント流体の始末です。最初は、何とか食べるつもりでしたが、「学校で他の生徒にも体感してもらったら」という名案が浮かびました。


 9月1日……発酵か腐ったのか……実に強烈な香りが……
…………ちょっと、もったいない実験でした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分が悪いのですが

2009-09-13 12:28:03 | 日記
 妻を隣の市まで迎えに行くことになっていました。
 迎えに行こうとしたら、顧客から電話があって、それが5分ほど。で、車に乗ったら、ガソリンがほとんど空。ガソリンスタンドによったら、ブレーキランプが切れているということで、交換。で、スタンドを出て走行中、しばらくして、携帯が…。
 案の定、妻からでした。行く手の信号が赤に変わったので、携帯に出て、もう少し待って欲しいと言って切りました。
 青に変わり発進。と、そこに警官が、(嬉しそうに←主観です)、旗を使って誘導。そう、警察署の角の交差点だったのです。


 ああああぁぁ、免許取って以来、無事故無違反だったのに……


 ガソリンが空でなかったら、ブレーキランプが切れてなかったら、妻からの催促の電話のタイミングが違っていたのに。給油中、妻に電話していたら…。信号機が赤にならなかったら……。妻の電話を無視していたら…。

 自分が悪いのに、運の悪さを呪ってしまいます。無視するか、交通量が激しいとなかなかできないのですが、脇に停めて電話に出ればよかったのです。通常はそうしていたのに。
 まあ、事故を起こさなくてよかったと考えるしかないです。

 ちなみに、違反金は6000円です。6000円も痛いのですが、無事故無違反が途切れたことと、精神的ダメージが大きいです。今夜、家族で外食ですが、取りやめです。

 そのあと、妻を迎えに行ったのですが、その時、後ろを走っている車の若い女性が、ずっと携帯をかけながら運転していました(怒)。
 警察も、もっと悪質な奴らを捕まえてほしいものです(はい。自分の悪さは棚に上げています)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする