英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

何でもありだな ~衆議院解散、新党結成~

2017-09-27 17:16:27 | 時事
安倍総理が衆議院解散の意向を示してからのいろいろな動きを書こうとしていたら……
とんでもないニュースが飛び込んできた!
(とんでもないニュースについては置いて於くとして、まず、昨日までの動きについて書きます)

 

―――日本のこころ代表 中山恭子参議院議員―――
 小池知事と会談 新党参加の意向を伝える
 「私どもの考えていることが、新党で生かせるのであれば一緒に活動していきたい」
 「(“日本のこころ”は)消滅するしかない。中野幹事長は違う方向に動いていくと思う」

 内閣総理大臣補佐官(北朝鮮による拉致問題担当)を務め拉致問題解決に尽力、また内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画担当)として入閣もしている。
 夫・成彬が同年7月の第22回参議院議員通常選挙にたちあがれ日本からの出馬により、自民党を離党。
 その後、「たちあがれ日本」→「太陽の党」(改称)→「日本維新の会」(合流)→(日本維新の会分党)「次世代の党」
 2015年10月1日に「次世代の党」代表に就任[、党名を「日本のこころを大切にする党」と改称。2017年に「日本のこころ」に党名を変更

 夫・成彬の絡みで迷走感が強いが、「消滅するしかない」は党首として、あまりに無責任、非道な言葉である。


―――福田峰之内閣府副大臣―――
 衆議院議員神奈川8区で江田憲司(みんなの党)に3回連続敗れており(比例南関東ブロックで2度復活当選)、今回の副大臣は選挙に弱い福田氏への党のフォローと見られる向きが強い。
 山崎派時代は甘利氏と関係が深く、その後、麻生派に入会。
 今回の党離脱は、麻生氏を初め党の重鎮には何の相談もしなかったらしい。現職副大臣でありながらの離党、新党へ入党は、あまりの裏切り行為である。


―――行田邦子議員(埼玉選挙区・無所属)―――
 2007年参議院埼玉県選挙区から民主党公認で出馬。自由民主党新人の古川俊治、民主党現職の山根隆治の得票数を上回る票を獲得、トップ当選を果たす。
 その後、党の副幹事長も務めたが、2012年に民主党に離党、新会派「みどりの風」を設立、共同代表に就任。2013年1月、みどりの風が政党要件を満たし単独代表制へ移行、同党代表代行に就任。
 2013年2月渡辺喜美氏から要請を受けて、同年3月みどりの風を離党し、みんなの党に入党。7月の参議院選挙で当選。
 しかし、2014年11月、みんなの党が解党し、無所属。その後、参議院会派「日本を元気にする会・無所属会」と歩調を共にしたが、元気にする会が維新の党との統一会派「維新・元気の会」を結成した際に、会派を離脱した。
 その後、みんなの党の再結成を目指すが実現せず……【以上、ウイキペディアの要約】

 いろいろ苦労した方のようだ。


豊田真由子議員は少なくとも入院して逃げていた期間中の給料?は返却、
上西小百合議員は日本維新の会を除名された時点に遡って議員資格のはく奪すべき
今井絵理子参議院議員も自ら辞職してほしい

【追記】
山尾志桜里議員……この人に限らず国会議員は心に棚がたくさんあるようである(自分のことは棚に上げて他人を厳しく追及……私もか?)。会見で質問を一切受け付けず席を立っておいて、今回立候補するとは!


―――安倍総理―――
 解散については「なぜこの時期に衆議院解散?」の記事で書いたが、森友・加計問題の追求を避ける為、さらに民進党のドタバタ劇に乗じて自民党の政治基盤を盤石なものにするために他ならない。
 解散表明会見では「“消費増税による増収分の使途を変更し、全世代型の社会保障制度に転換(幼児教育無償化など2兆円規模の政策を年内に策定)”や“北朝鮮の対応”について信を問う」と説明

 消費税率アップ分の使い道が幼児教育などの特定世代に限定されるのは不満であるのはさておき、「再来年末のことを、北朝鮮で緊迫している今、問う必要があるのか」甚だ疑問である。税率アップの時期の更なる変更を問うのなら理解できるが。
 北朝鮮問題については解散して信を問う問題ではなく、与野党に係わらず団結して対処していただきたい。


 本音は「憲法改正」であり、それを前面に出すと選挙にマイナスになる。ただ、それをまったく口に出さないと≪信を問うた≫ことにはならないので、こっそり、NHKの報道番組で触れていた。何という卑怯なやり口!


そして……
―――小池百合子東京都知事―――
日本新党、新進党、自由党、保守党、自由民主党と5つの政党に所属し、「政界渡り鳥」と呼ばれることがある。ただし、日本新党、新進党は党そのものが解党しており[40][41]、自発的な離党は自由党および保守党を離党した時のみ。また、自由党からの離党は自自公連立政権からの離脱に反対したためであり、海部俊樹、扇千景、野田毅、二階俊博など小池を含めて26名の議員が共に離党している。【ウイキペディアより】

 都知事選挙の際、「このところいろいろと私のこれまでの経歴などをご紹介いただく放送などを見ていて、『政党がコロコロ替わる』というようなご指摘もいただいている。しかし、改めて申し上げると、それは政党の離合集散の結果であって、政党名が変わっただけであって、私の主張、思想、そして信念は一度も変えたことがない。改めて思うと、政党というのはあくまで機能体であって、仲間内の運命共同体ではないと思う」と自ら説明しているが、主張、思想を実現するために、『臨機応変に機を見て人を見て動く』人で、それに非常に長けた人物と見ることができる。
 とにかく、タイミングを捉えるのが絶妙で、状況に応じて柔軟に対応できる策をめぐらす手腕を持つ。弁舌も巧みだ。
 東京五輪競技会場問題や、築地市場移転問題に対しては選択肢を広げ、詳細に検討する姿勢を示す。慎重かつ柔軟さは誤りを起こしにくく、もし、好ましくない事態に陥っても責任を厳しく追及されないという面もありそうだ(あくまで私見)。
 反面、「決められない知事」という指摘も受けており、築地問題は全然進展しておらず、五輪会場問題は結局、森元総理の思惑通りになってしまった。その上、資金面の都の負担も大きい。

 数日前、「新党については自らが主導して関わる」と表明。この内容はともかく、表明する行動については党立ち上げに動いていた若狭衆議院議員は何も知らされていなかったようだ。記者に尋ねられて、ムッとしていたように見えた。(全く話がずれますが、若狭氏って俳優の勝野洋さんに似てませんか?)
 党名を「希望の党」、党首は小池都知事が就任
 自分が党首になった方が効果的と判断したのだろう。
もしかしたら、主役でいたいだけかも(あくまで私見)

 都知事だけでも大変なのに、党首として国政に関わるのは無理なのでは?
……と思っていたら、民進党と希望の党が合流!

総選挙で与党に対抗して政権交代を目指すため、民進党と希望の党が合流する方向となった。民進党の前原代表と希望の党の小池代表は26日夜、極秘に会談し両党が合流する可能性について協議した。その結果、両党は事実上、合流する方向で最終調整に入った。関係者によると、小池代表が党のトップに就任する方向だという。またその場合、小池代表が都知事を辞任して自ら衆議院選挙に出馬するとの見方が出ている。……【日テレNEWS24】より

 合流はともかく、都知事辞任(あくまで現段階の見方)は無責任だが… 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする