英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『軍師官兵衛』 第7話「決断のとき」

2014-02-16 21:50:03 | ドラマ・映画
義理の毛利
・義に厚い
・結束が固い
・西の安定勢力
・策士・安国寺恵瓊の存在
・播磨の大勢は毛利につく
・上月(義理の姉の嫁ぎ先)も毛利につく(櫛橋家への義理)

鬼神の織田
・今川、浅井・朝倉連合、武田を打ち破る勢いと強さ
・比叡山焼き討ち、浅井・朝倉への非道の噂(配下になった際の懸念材料)

 ⇒小寺家の大勢は毛利帰順派

官兵衛は、生き残りを最優先
官兵衛の判断は?

・織田の勢いは侮れず、これから先、織田と戦うのは滅ぶ可能性がある(高い)……恵瓊や父・職隆との会話
・毛利は安定勢力だが、天下を取る気概がない
・輝元はまだ若く、吉川や小早川の補佐はあるが、それがないと治められないという弱点でもある
・織田の強さは大義があるからで、その強さは留まらぬ勢い
・信長は政にも長けており、国の力の源の民が潤い、領内を繁栄させている
・信長は配下に有能な者を取り立てる才覚もある

 と、評定の場で皆を説き伏せる。
 優柔不断の政職も官兵衛の勢いに、珍しく速断。しかし、何やら良からぬことを思案のよう……


とまあ、流れ的には悪くない。

 しかし、信長、お濃による延暦寺焼き討ちの件の言い訳
出世を喜ぶ木下藤吉郎改め羽柴秀吉とおねのシーンは要らない

 特に、お濃の小言は、今更の感が強い。

 浅井・朝倉氏も武田氏もあっけなかった。別に、これを描けとは思ってはいない。
 前回、前々回、端折った「黒田二十四騎」周辺について、もっと描き込むべきであろう。


【非常に個人的な感想】
 我が福井県(越前)の朝倉氏は、恵瓊の予言のみで終了。朝倉氏はたいていの場合、浅井氏を組んで信長と戦うが、浅井はお市の方(信長の妹)のこともあり、朝倉氏より遥かに登場率は高いが、今年は出番なし(顔見せなし)。
 お市の方まで登場なしとは……今後、越前を任される柴田勝家も存在が薄そうだなあ。演じる役者さんも近藤芳正さんだし…(近藤さん、ごめんなさい)

 藤吉郎が姓の一字をもらった丹羽秀長も、大河ドラマでは影が薄い。『功名が辻』でもほとんど台詞がなかったが、今回もそういう気配が。今話は台詞があってよかった。


 
 【ストーリー】番組サイトより
 ある日、官兵衛(岡田准一)のもとを毛利家の使者・安国寺恵瓊(あんこくじえけい・山路和弘)が訪れる。東から版図を広げる信仰の織田信長(江口洋介)と西国の雄・毛利家が播磨で激突するのは今や時間の問題だった。
 1575(天正3)年、小寺政職(片岡鶴太郎)は大評定を招集。織田につくか毛利につくか、生き残りをかけた激論のなか、官兵衛は櫛橋左京進(金子ノブアキ)ら守旧派を説き伏せて小寺家を織田帰順へと導く。官兵衛は信長に謁見するため、岐阜に向かうが…。
コメント (4)
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報道として、いいのか?……NHKニュース

2014-02-16 11:12:19 | 時事
「甲府大雪」
「羽生選手、フィギュアスケート男子シングルで金メダル」

 この2件、ニュース価値としてどうなのだろうか?
 何を視点とするかにも依るが、NHKの「正午のニュース」「午後7時のニュース」という報道の要としては何を優先するかは自明であろう。ところが……

 正午のニュースでは、22分(時間延長があったようだ)のうち、冒頭から3分20秒を羽生選手の金メダルや各地の喜びの様子、その後、スノーボードの平野選手、平岡選手の帰国の様子を約1分間流した。
 その後、ようやく、関東甲信の大雪関連のニュースが報じられた(ニュース開始後4分30秒後)。東名高速の半日以上立往生しているの様子(1分30秒)、都心(渋谷)の雪と雨が混じってぐちょぐちょの道路状況(1分間)、甲府の状況(30秒)、各地の積雪・強風状況や今後の見通し(50秒)、具体的被害(屋根の崩落、入試の影響、停電、交通の影響など)に5分間、それぞれ報道された。
 >金メダル情報は日本中の関心事だが、やはり、報道なら大雪の情報を優先すべきであろう。それに、甲府よりも先に渋谷の“ぐちょぐちょ情報”が先なんて……

 午後7時のニュースでは、フィギュアスケート関連が10分30秒、そのあと男子ラージヒルの笠井選手への期待などが1分30秒。
 大雪関連はニュース開始12分経ってからであった。大雪情報は、東急東横線事故についての2分30秒を挟んで(含めて)約10分間。
 そのあと、大雪の気象的分析を2分30秒、各地の具体的被害(屋根の崩落、死傷者状況)と今後の見込み1分50秒であった。

 これでいいのだろうか?
コメント (2)
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