布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

相島芸術文化村の新しい試み

2007-02-13 | その他
ちば観光プロモーション協議会主催の「ちばデスティーションキャンペーン」(略してDC)というのをご存知でしょうか?
2007年2月1日から4月30日まで、「ちば・たびマイスターをめざせ!体験20イベント」と題して、千葉県全域を対象に新しい千葉の魅力を発見する、体験型イベントで、全県で20の体験プログラムを用意してあるそうです。各プログラムを体験するたびに「ちば・たびマイスター認定証」が発行され、パスポートにスタンプが押されます。スタンプ8個」がたまると「ちば・たびゴールドマイスター」に認定され、認定証と千葉県の名産品等がプレゼントされるそうです。
その20のプログラムの一つに相島芸術文化村が選ばれたのです。「江戸時代の豪農の館・相島芸術文化村で日本文化の達人になる」と称して、「貝絵の絵付け体験」と昔の貴族が好んで遊んだと言われる「貝合わせ体験」を行うのです。昼食として、懐石弁当と抹茶のサービスがつくそうですが、これは、JR東日本と相島芸術文化村が提携する企業活動として行うものですから、当然有料で5,000円かかるそうです。それぞれのプログラムごとに指定された日時にいかなければなりませんことも申し添えます。詳しいことは、ちば・たびマイスター事務局(電話043-202-7172)へお問い合わせ下さい。
なぜ、相島芸術文化村が選ばれたかというと、貝絵の全国協会の事務局は、全国でここだけしかないのですから、ある意味で貝絵を選択すれば、ここ相島しかないでしょう。しかし、すごいと思ったのは、日本文化の達人になるとして、貝絵の絵付けと貝合わせ体験を選んだ人たちのセンスです。私自身、何回お伺いして見させて頂いていますが、まだ、その良さがいまいちピンと来ていないのですが、私が行った2月12日(月)には、女性2名が絵付けの体験中でした。担当者に聞きましたら、結構、とぎれなく体験申込者が来ているとのことでした。12日は、このイベントに関係なく訪れる方も多くいました。
念のため、そのほかのプログラムを紹介しますと1.ハーブの達人、2.ガラス工芸の達人、3.まゆ工芸の達人、4.植木銘木の達人、5.房州うちわの達人、6.像使いの達人、7.野鳥観察の達人8.古来の漁法の達人等々があり、それぞれ魅力のあるプログラムとなっていました。こうした、新しいイベントに積極的に個人として取り組む相島芸術文化村の主催者の井上さん(女性)に敬意を表します。前回、書いたように我孫子という地域の人たちは行政にべったりと依存しないことがすばらしい。江戸時代から続く豪農の館を自らの手で守り抜くという精神、これは、見習わなければならないですね。写真は、体験会場に展示された貝絵です。
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