布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

逃げ腰布施弁天豆まき参戦記

2007-02-06 | その他
4日(日)の2回目の豆まき開始前に、弁天様門前にある弁天茶やの後藤さん(東海寺総代)が、布施弁天の歴史や概要の説明後、文化財の現状について、例を楼閣(景勝閣)にとり、屋根を修理するには約2000万がかかると報告し、来ていた参拝者に誰でも入れる「布施弁天の文化財を守る会」への加入を促しておりました。これは、資金に余裕がないことを素直に認め、参拝者の協力を求めたわけですが、守る会の会員は、現在のところ100名前後といいますから、会費1人5,000円ですから500,000円位しか会費は集まっていないということですね。厳しいですね、現実は。
にもかかわらず、豆まきの景品は、やぐらの両脇に張り出されたように、多数の企業・個人(左右に書かれた奉納札は計102枚)からの奉納があり、どうも文化財の現状がぴんときません。舞台に上がった七福神の中には、大黒様に扮していた現職の国会議員もおりましたので、文化財の保護に良い影響があるように期待するのはいけないことでしょうかね。
昨年も歌った三沢さん(?)のカラオケ時は、パラパラだった参拝客も3時30分過ぎには500人以上の黒山となり、スリ注意の張り紙と富勢の駐在所さんが目を光らせる中で、鐘の音を合図に豆まきが開始されたのです。自分はといえば、その人の波から少し距離をおいたところで、はす目で見させていただきました。総代よりサンダル履きの人はいないかと思いますが、という注意がありましたが、自分はそのサンダル履きの1人だったのです。まあ、なんとか、福豆だけは2つゲットしましたが、景品めがけての取り合いには、参加しませんでした。参加された皆さんは、いかがでしたか、ケガは大丈夫でしたか。良い年になりそうですか。
なお、昨年暗躍したスリ団は、現在刑務所だそうで、今年は、被害はなかったそうです。私も知らなかったのですが、駐在所さんのほかに、柏警察より5~6人の私服の刑事さんが目を光らせていたとのことでした。
聞くところによると、第一回目のほうが、参拝客が多く、立錐の余地がなく千人近くいたみたいです。ただ、景品は午後のほうが良い品物がでたとのことで、洗濯機があたった女性は、弁天様の近くの人で、知り合いを頼み早速持って帰ったそうです。景品を出した人も近くの人で、偶然とはいえ、出した本人は喜んでいました。
この様子は2月10日の千葉テレビで正午(?)から放送されるという話でしたので、見てみようかと思いますが、確かに今年は、今までになく、ミニコミ誌等の取材陣も多く、布施弁天がブレイクする年になりそうな予感を得ました。帰り、日曜日(昔は毎月第1土曜日だけだった)まで開催されるようになった弁天骨董市に立ち寄り、またも目だけ楽しませてもらいました。写真は紹介を受ける下村住職(山主)。
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