戦後70年の節目の年も、今日限り。去る「ひつじ」年から来る「さる」年となります。本来穏やかなひつじの年だったのに、実にいろいろのことがあり、まさに「安」の一文字が、今年を象徴しています。いずれにしても、昭和生まれの自分としては、今年は、昭和はとても、遠くになってきたな、と実感せざるを得ない年でした。
これから、世の中がどう進むか、私には全く見えませんし、読めません。でも、とりあえずは、「さる年」の来年こそは、私にとっても穏やかで平安な年であることを心から祈りたいと思います。そのことを、布施弁天等への初もうで、お祈りしたいと思います。
先般は、布施弁天の新年の行事予定を書いたので、今回は、柏神社の新年の行事予定を紹介します。
<柏神社>
地元の人は、柏神社を天王様の愛称で呼び、7月の夏祭り、11月の七五三は、地元の人の生活に根付いています。でも、この天王様が、山形の羽黒神社と京都の八坂神社の両神が鎮座する合祀社であることはあまり知られていません。1688年頃(元禄年間)に創建したといいます。ちょうどそのころ、柏辺りで流行した疫病から人々を救うために、厄除けとして名高いスサノオノミコトを境内に祀ったのが始まりといわれているのです。
所在地は現代風に言うと柏市柏3-2-2で、JR柏駅東口から徒歩5~10分のところにあります。問い合わせ先は、TEL:04-7163-4259とのこと。
拝観は、もちろん無料で、拝観時間は、6:30~18:30(社務所10:00~17:00)となっております。ただ、聞くところのよると、休みは平日の仏滅、赤口らしいが。
さて、さる年の元旦の行事としては、
・お囃子 10:30頃~
・獅子舞 11:00頃~
・浦安の舞 13:00頃~
となっています。
なお、お囃子・獅子舞は柏神社囃子連よって奉納され、例年、神楽殿での奉納の後、参拝客の間に獅子が練り出します。
また、新年の祈祷は、会社関係は、1月4日より、一般の祈祷は1月9日より土日祝日に行い、上記記載の電話にて受付しているそうです。