布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

桜祭りは4月7日~8日!

2007-02-27 | 花情報
暮れから正月、そして豆まきと喧騒の中で1月は過ぎて、2月は去ろうとしているこの時期,ひとときの静寂が紅龍山布施弁天を被っている。これから始まろうとして菜の花開花、桜祭り、チューリップ祭りへという怒涛の季節を前に、布施弁天は、本来の敬虔さを取り戻している。江戸時代には、来月から始まる北相馬郡の88ケ所大師霊場めぐりの準備にこの界隈の村人たちがいそしんでいた時であり、それぞれが大願を抱いた敬虔な時期でもあったはず。
ところが、今年は例年と変わらない人間の営みに自然が合わせず、自然は先へ先へと駆け足で行こうとしている。本堂前の樹齢120年を超える白木蓮の蕾も大きく膨らみ,あけぼの山農業公園内のチューリップ畑に面した緋寒桜の濃いピンク色の蕾も日ごとに大きくなってきているし、先般紹介したように富勢富士見坂通りの桜も何本か咲いてしまっている。人間界は、例年のように「あけぼの山桜祭り」を4月7日から8日までと設定した。しかし、この進み過ぎた自然の歩みは、満開になるのを待ってくれるのだろうか?これまた、先般紹介した我孫子の菜の花祭りは、満開になった菜の花に対応しきれず、1ケ月もイベントを前倒し、2月24日と25日に開催したのである。
だが、柏市の観光協会等の判断は待ってくれると判断したようだ。待ってくれることを祈りますが、なぜ、千葉県議会議員選挙がある日にぶつけたのかはわかりません。これは、同じ人間の営み。ぶつけない方法も考えられたと思うが、これはぶつけたことに意味がないことを祈るしかない。しかしながら、そんなことに関係なく、3月6日の啓蟄を前に、季節は完全に春モードへ。こんなに早く、春が一気にやってきてよいものでしょうかね。

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