布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

建築中の高さ114メートルの建物について

2007-03-31 | その他
自宅の2階のベランダから写真のように望める馬鹿でかい建築工事中の建物が日増しに高くなっている。何階位の建物になるのかと思い調べてみると、なんと最高35階建てで、114メートルに達するという。これは、現在の柏市内では一番の高い建物になるだろうし、いや、この東葛飾付近の市にもこれを超える建物はないだろう。
この馬鹿でかい高い建物は、柏の葉キャンパス駅の近くの元木下大サーカスが興行された広場に建設されている。駅前に建築中のこの建物は、実は5棟建設される建物のうちの1棟だというのである。18階建てが2棟、32階建てが1棟、34階建てが1棟、そしてこの35階建てが1棟で構成する総延べ床面積約14万4340平方㍍、総戸数997戸の分譲マンションなのでそうである。全体の完成予定は、2009年3月というからあと2年もかかるのだそうである。つくばエクスプレス沿線の開発は、これまでの市内の宅地開発とは規模が一桁違う。これは、他の流山市や守谷市の駅前をみてもわかる。
さて、松戸市に追いつき追い越せと、柏市は、昭和48年に東西の柏駅前にそごうと高島屋を誘致し、一点豪華主義で、松戸市の土地区画整理事業を中心とした分散型のまちづくりに対抗してきた。結果は、商業面では松戸市を追い抜いたが、現在、それ故の弊害に見舞われている。その良い例が、土・日の道路の混雑である。これが、市内各地に進出してきた郊外型ショッピングセンターに地盤を奪われる原因をつくり、その表面の華やかさとは別に柏駅東西駅前のお店は四苦八苦の状態なのである。
にもかかわらず、これと同じような手法を柏の葉駅前で今、繰り返えしているとしか私にはみえないのである。今でさえ、土・日ともなると、この柏の葉キャンパス駅において、車は渋滞し、なかなか16号や流山方面にスムーズに行かないのに、これ以上の集積をこの駅前に続ける必要があるのだろうか?もし、続けるのなら、車で行かなくても行けるというシステムの導入を本気で検討しないと、施設の駅周辺への集積は、早晩また同じ問題を起こそう。くどいが、この地に国際キャンパスシティを本気で考えて建設しようとしているなら、是非、この段階、まだ、集積が本格化しないこの時期に真剣に車でこさせない交通システムを並行して検討してもらえれば、いいなーと感じるのは私だけでしょうか?
なお、今、若柴にある柏市の公設卸売市場も、将来は常磐高速道柏インターの野田よりの地域に移転されるという話も聞いたことがあり、当然、この跡地の活用が問題となって、今でさえ渋滞する国道16号線を主に若柴一帯は、このままでは、更に渋滞に輪をかけてしまうのではないでしょうか?
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農業公園周辺の交通規制等について

2007-03-30 | その他
あけぼの山公園の桜は、全山、薄ピンク色に染めている。平均4分咲きくらいかな?そして、早くも露天商が結構な数で店を出ている。そこで、3月29日(木)、柏市は、あけぼの山公園とあけぼの山農業公園周辺に交通規制の標識を立て、赤いポールを置き、桜まつりとチューリップフェスティバルへの臨戦態勢をしいた。これは、3月末から4月中旬の土・日を中心に、車が裏道(布施弁天側が表)からそれぞれの会場に侵入することを、シャットアウトするためらしいです。もちろん、混雑の解消と整理を目的としておりますので、地元の居住者の車は除かれています。
桜とチューリップは、もう、天候任せで良いと思うのですが、写真のように菜の花がいまいちなのです。チューリップ畑の隣の菜の花の咲き始めの第一を書き込んだのが、3月17日なのですが、それから10日以上経っても、茎がそんなに成長していないのです。さすがに、これは、管理事務所の人たちも心配しているようです。昨年、あるところから土をもらい、1メートルくらい盛土したのですが、どうもこの土が良くなかったのではということらしいのです。元々、この土は畑で使っていた土でなく、ある大規模工事で切土したものらしいので。まあ、それでも、17日より若干大きくなり、花の数も増えていますので、気長に待ってみるしかないですね。例年は、満開のチューリップの脇には黄色い絨毯の菜の花というのが定番でしたが、今年はそれが間に合うか?
それよりも、びっくりしたのが、柏市観光協会発行のチラシによると、4月7日と8日の桜祭りを祝布施弁天開山1200周年記念とひょうしていることです。そして、桜まつり両日に会場にて先着100名に布施弁天の特別記念品との引換券を配布すると言うのです。
えー、本家の布施弁天では1200年祭は来年やるといっているのに、ここでは、その特別記念品(中身はなんですかねー)の引換券まで渡すと書いちゃっていいのですかねー。
まあ、それはそれとして、桜まつりでのお得な情報を2つほど。
1つは、桜まつり両日あけぼの山農業公園資料館内の売店で500円以上お買上げの方、先着100名に絵はがき2枚がプレゼントされるそうです。もう1つは、7日と8日には、午前11時から桜まつり会場で先着500名に甘酒のプレゼントがあるそうです。
しかし、上記に書きましたように交通規制と混雑があるので、車での来場は止めて、柏駅西口4番のりば(東武バス)から4月の第2・3・4の土・日に臨時バスが運行されているようなので、それをご利用してはいかがでしょうか?でも、本音はこれとても、混雑にあえば、残念ながらニッイチもサッチも行かないというのが現実です。すいているのは、平日の昼間と土・日を除いた夜間が狙い目ですね。
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春のあけぼの山農業公園ウォークの案内

2007-03-29 | その他
三春の大滝桜は、まだ、硬い蕾のままであるが、柏の街中は、ピンク色に染まりつつある。春のぽかぽか陽気の中,チューリップまつり(14~15日)前のあけぼの農業公園あたりを散策しながら、歩く仲間を作ってみませんか、という誘いのチラシを手にして、書き込んでいます。
念のため、会員以外も大歓迎だそうです。このころは、写真のチューリップも満開だろうし、平日なのですいてて、充分に布施弁天界隈の春の花々を満喫できるかと思います。
日  時  4月12日(木)午前9時集合 小雨決行 
集合場所  北柏第一公園(最寄駅:北柏駅下車3分)
解散場所  北柏台公園(最寄駅:北柏駅下車3分)
解散時間  午後3時予定
持ち物   お弁当、飲み物、敷物、雨具ほか
参加費   初参加者200円、ゆうゆうクラブ員100円
<コース案内>
北柏第一公園(スタート)~根戸近隣センター(WC)~善照寺~布施弁天~あけぼの山農業公園(昼食)~あびこビレッジ~北柏台公園(ゴール)
主  催  ゆうゆうクラブ
問合せ先  大神 智恵子 04-7143―5340(電話とFAX)
なお、この会は、5月には1600本のバラが咲き乱れる県立柏の葉公園の「バラ観賞ウォーク」も計画しているらしい。
このゆうゆう会クラブは、柏市健康推進課内の「3あいサポート柏」の後援を受けている柏市ウォーキングネットワークに加入しております確かな団体であることを申し添えておきます。
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戦禍にまみれ、消失した龍泉寺の建物

2007-03-28 | 歴史
このところ、全国の桜の開花情報が相次いで伝えられている一方、市内のあちこちで桜の開花を目にしていると思いますので、布施弁天境内の桜も開花したということを一報するだけにします。
さて、国道356号線、いわゆる成田街道の我孫子中峠地区の左右には昔からのお寺が結構建っています。ひびり観音の参拝の帰り、子どもの歓声にひかれてある寺を散策することにする。右手に北相馬霊場第76番と左手に寺の名前が書かれている二つの石塔の間を通り、昔の面影を残す山門をくぐる。この山門は、谷中観智院の大正年代の門を移築したものだそうです。左には舗装された参道があるが、わざと写真のように土の参道を通り、右手に墓地をみながら、目の前に見える本堂へと向かう。子どもの歓声は、更に大きくなる。
ここは、我孫子市の中峠にある真言宗豊山派のお寺、南命山龍泉寺で、ご本尊は波切不動尊。そして、北相馬霊場第76番札所で、香川県鶏足山金倉寺の移し寺です。しかしながら、詳細な開基・開山はわからない。湖北村史によれば、延暦年中に弘法大師が、湖畔の岡陵中里村東原の草庵に立ち寄り、波切不動尊像を作って庵に安置し、当初、鷹法山竜泉寺と名乗っていたそうです。それが、天文年間(1532年~1554年)に権大僧正永楽法印が、この地に寺を移し、現在の南命山龍泉寺と名を改めたといいます。この寺は、江戸時代には14の末寺を有していた大きな寺であったが、今は檀家数は100軒ちょっとのこと。檀家数は同じ中峠の曹洞宗正泉寺の16分の1にも満たない。建物すべてに古さを感じないと思ったら、本堂は昭和30年に上野東叡山内凌雲院の本堂庫裡を移築し、さらに昭和47年には本堂内陣を増築しているしかし、本寺は大師堂新義真言宗御醍醐山光台院を本寺にもつ法泉寺の末寺であったという孫子市の寺院では最も古い草創伝説である寺であるというから不思議でならない。
さて、相馬霊場の札所ははどこかと探すと、舗装された参道の一番奥の左側にあり、確かに第76番という札がかかっている。なかを伺うがよく見えない。異常に思ったのは、賽銭箱に鍵がしてあったことである。この建物は、後ろは竹藪で、本堂や、庫裡から死角となっているから仕方ないかなー。
どうも、北相馬郡のお寺に古い建物がないのは、将門の戦乱で炎上してしまったと、多くの寺はいう。また、開基には必ず、弘法大師が云々という。寺の縁起はさらりと流す以外ないが、古い本物の建物が、受け継がれていないのは悲しいというしかない。保育園で歓声をあげ、無邪気に遊んでいる子どもたちをみていると、伝統や歴史的遺物を残していくのは大人達の役割なんだなーと改めて考えさせられました。
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あけぼの山公園の桜の開花情報

2007-03-27 | 花情報
桜は、暖かい日がいくら続いても、開花はしないらしい。寒い日の後に暖かい日がくると桜は一斉に開花するらしい。日曜日の午前中までの寒さのあとに来た午後の暖かさ、これにより市内のあちこちの桜は一斉に開花した。26日、月曜日も暖かく、更に加速したようです。
筑波おろしというのかどうかわからないが、高台にあるあけぼの山公園は、常にこの風にさらされ、他の地域より気温が低く、開花時期が他より遅いのが常である。
ところが、26日朝(午前7時前)に布施弁天とは反対側からあけぼの山公園に行き、公衆便所脇の駐車場に車を止め、なんの気なしに上空を見詰めたら、なんと10輪以上の白い桜の花が咲いているではないか。靖国神社の桜の開花の標本木であるソメイヨシノは、4~5輪咲くと開花宣言なので、10輪以上咲いたあけぼの山公園の桜も開花宣言をしても良いと思う。でも、他の桜の木の蕾は、閉じたままであったことも付け加えたい。この便所のそばの桜の木は、このあけぼの山で一番風が当たらない、暖かいところなのでしょうね。
携帯電話のカメラで撮っているので、ちょっと、花びらは明確に写っていない。青空と浮かぶ雲のところに、ちょっと大きめにみられるものが咲いた白い桜の花なのです。朝、早かったので、誰もいなかったが、誰かいたら大声で教えてあげたかったですよ。
これで、確実に桜は3月中には満開状態になると思われ、今度は4月7日と8日の桜まつりまで持つかどうかが心配になってきました。私は、あけぼの山の桜を、開花したばかりで見たのは初めてだので、こんなに白いのか不思議で、見間違えかと疑った程でした。そのうちに、少しずつピンク色がかかるってくるのですかね?
とりあえず、あけぼの山公園の桜の開花情報の第一報をお送りします。なお、明日の朝は、布施弁天の桜の開花情報をお送りします。
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おおたかの森ショッピングセンター

2007-03-26 | その他
柏の葉SCは、家の近くにあるので、プレオープンから参戦し、暮れと正月には結構楽しませてもらいまし、今でも時たま買い物等には行っております。しかし、流山市内のおおたかの森SCはちょっと家からは離れており、あまり行く必要性がないので行く機会がありませんでした。
人の話によると、江戸川台の方面、流山市水道局のほうから、行くと、土日はどうしょうもない。また、柏から新道でトンネルをくぐっていくと、駐車場へ行く十字路を右折できなよと、教えられていた。そこで、豊四季の諏訪神社の先の十字路から行き、しばらく行って右折すると、写真の駐車場ビルに着いた。休みの日なので、早い夕食も終えていたので、時間つぶしにおおたかの森SCにあるTOHOシネマズで映画でも見ようかと言うことで行ってみたのでした。オープンから大部たっていたせいか、駐車場にはスムーズに入いれ、駐車場2階の東口で店内入り口のそばに駐車することもできた。どうもお客は江戸川台方面の流山市民が中心のようで、柏方面からの人は少ないのかも知れない。
なにを見るか決めて行った訳でもないので、とりあえず、全11スクリーンと1,900席もあるというシネマ街に胸をわくわくさせながら行って見るが、どうも私が見たい映画が見あたらない。「武士の一分」とか「硫黄島からの手紙」等を柏の葉のMOVIXで見ているが、どうも、ここは、そこと系列が違うらしく、私の好みに合うものがなかったんです。そこで、映画鑑賞をやめ、急遽、明日の食事の買い物をしようということになり、1階のイトーヨーカドーへ行くことにする。
エレベーターで降りたのですが、1階は結構人がおり、特にアイスクリーム屋(ゴールド・ストーン・クリーマリーというらしい)の前では女子高校生とおぼしき一団がキャーキャーしながら、かなりの列をなしており、一瞬、たじろぐ。
さて、ヨーカドーの店内は夜7時をちょっと過ぎた時刻であったが、それでもそれなりの買い物客で賑わっていた。初めのうちは、妻の後ろに素直について、買い物のお供をしていたが、すぐに飽きが来る。妻が明日の食事の買い物に夢中になっているスキに,パン家の前のタイ焼き屋があるのに気づき、お供を抜け出し、そこで安い小倉あん入りとクリーム入りのタイ焼きを買い求める。そして、ほおばりながら妻を捜すべく店内を歩いていると、それに気づいた妻から、行儀が悪いとの指摘。食いかけをしまうと同時にごますりのため、タイ焼き屋に戻り、同じものを購入して、妻に渡すと機嫌が直った。
これ以上刺激しないように、また、妻の後ろをついて、ヨーカドーの買い物をし、そのあと、こちらは買いたい物がなかったが、反対の奥にある高島屋までつきあう。あっという間に2時間近くなったので、退散することを提案。2時間までは、駐車料金が無料と聞いていたので、ちょうど,ぎりぎりセーフ。
まあー建物は、びっくりするような広さではないし、店内もあまり、これっといった特徴あるものは、自分にはなかったような気がする。ただ、南柏のイオン、十余二のモラージュ、柏の葉SC等々最近出来たショッピングセンターになかったものとしては、3階に流山市役所関係の出張所見たいのがあったのは時代の流れを感じさせられました。
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活字の好きな人への新中央図書館情報

2007-03-25 | その他
柏市市役所の隣りにある柏市立図書館本館(写真)は,昭和51年3月のオープンで誕生から30年以上が経ち,建物の老朽化と狭隘さは,とうてい,40万都市の図書館とは思えない状態となっております。一方,ITの発展や市民活動の活発化という21世紀の新しい時代に対応できる図書館サービスが求められている今日,本市の図書館本館がそれに十分応えられていないのも事実です。箱も中身もあたらしい器に切り替える時はやってきつつあるのです。
そんな折,「新中央図書館」整備基本構想が平成19年3月に発表されたのですが,これによると中央図書館構想の基本的な考え方は,やはり市民参画,レファレンスサービスの充実,IT化した図書館となっておりました。
問題は,この新中央図書館なるものを,どこの場所に造るかです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが,現在のところ,その候補地は5ケ所です。紹介しますと,下記の通り。
A 柏北部中央地区(いやゆる柏の葉キャンパス)
B 北柏駅北口区画整理事業(いわゆる北柏駅前)
C 現図書館本館跡地
D 柏市立中学校敷地内
E 柏駅東口D街区第一地区市街地再開発事業地区
さて,以上5ケ所で,布施弁天にもっとも近い地区はと言えば,言わずと知れた北柏駅前。ここに新しい中央図書館が出来るのが一番ふさわしいと,江戸時代からの文化と教育の先進地である布施弁天界隈の人々は思っているのではないでしょうか。
その証拠に,富勢地域ふるさと協議会の機関紙「ふるさと富勢」の4月1日号には,交通の便の良い駅前,更には風光明媚な手賀沼を後背地にもつ,この地にこそ,活字文化の象徴である図書館を誘致するのに最もふさわしいとして,北柏町会,北柏台町会を中心に同ふるさと協議会とも連携して,署名活動を今後展開していくと宣言しております。
確か,北柏駅北口区画整理事業地内に,柏市は約4,100㎡の敷地を所有しており,複合型ではない,単独型の図書館を建てることが可能なので心強いと思われる。他は,現本館跡地を除き,3ケ所ともすべて複合型を予定しているのであるから。
そこで,地元が,最も対抗馬と意識しているのは,柏の葉キャンパスで,そこの動向をかなり気にしているし,なにもかも,柏の葉へ持っていかないで欲しいと,切実に願っている。そこには,昔の繁栄を夢見る地元の人たちにとって,単なる文化の象徴としての図書館の誘致という意味あいだけでなく,布施地区の街づくりの拠点,布施の地域づくりの起爆剤にしたいという,もう一つの本音を垣間見ることが出来る。私もここに新中央図書館が出来ればよいと思っている人たち1人でもあり,均等な開発は,平成20年度から中核都市になる柏市にとっても重要なことではないでしょうか?
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北柏駅前にある小さなお寺

2007-03-24 | 歴史
JR北柏駅南口広場から慈恵医大病院に向い、300メートルくらい行った左側の住宅街の中に小さなお寺があるのをご存知でしょうか。下り坂の立派な表通りからは見えない、一本中に入った道に写真のようにビルと住宅に囲まれた一角にそのお寺はあります。墓地があっても、お寺とは思えないお寺、昔で言うリョウみたいな寺なんです。それでも、千葉県総務部学事課の柏市内宗教法人名簿に登録されているれっきとしたお寺なのです。
この門上山神照寺のあるところは、今でこそ区画整理事業による住居表示で北柏3丁目となっているが,昔(昭和29年まで)は富勢村の呼塚新田区と呼ばれていたところなのです。富勢村誌によると、寺の敷地は坪数で113坪、宗派は新義真言宗で,寺格は,千代田村松ヶ崎覚王寺末派,檀家数15軒となっております。
一目で寺全体を見渡せますが、門に鍵がかかっていて入るので、詳しいことを中に入って調べられませんでした。普段は訪れる人もないようです。このお寺の隣が、多分住職さんのお宅かな(?)。でも、このお寺の規模では専従ではないかも。
鍵のかかった寺の門のそばには、コケが生えた古そうな石塔が3基あり、それなりの古さを感じさせています。石像の一つは、右膝を立て、その膝の上に右肘を載せ、首を傾け何やら考えている仏の像が彫られていますが、なんで、こんな開けたところに俺はいるようになったのかと訴えているようにも思えました。
確かに、言い伝えによると,神照寺は、元々ここになく,久寺家にあり、古谷には妙見堂(240坪)・妙見庵(300坪),東には不動堂(38坪),宮ノ内には観音堂(85坪),更に鳥飼山には観音堂(63坪)等々と転々と多くの地所を広く持っていたようであすが,戦国時代,賦役に耐えられず,地所共に布施に譲渡したと言い伝えられています。嘘か本当かは定かではありません。大体に本寺自身の開基・開山が不詳なんですから。
また、呼塚新田というからには、江戸時代の初めは、ここは手賀沼の中だったかもしれませんね。江戸時代の新田開発というと、大体、この近辺は1730年頃からですから、お寺もその頃、移転してきたのでしょうかね。
初めて見た時は,あまりのちいささのみに驚いてしまいましたが、こうして調べがついてみると,外見では判断できない歴史の奥深さに驚嘆させられました。
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チューリップの花情報

2007-03-23 | 花情報
写真の一番手前のように,3月22日現在、あけぼの山農業公園のチューリップ畑の気の早いいくつかのピンクのチューリップが,花を咲かせ始めました。まだ,茎が十分に成長していないため,ビオラに埋もれ,良く見ないとわからず、現在のところ、ひっそりという感じですね。梅は終わって,木蓮はまっさかり、そして、かたくりの花や桜の花の開花情報も、ポッリポッリ話にでるようになりましたね。全国の話ではなく、この柏での話です。逆井のかたくりの花は3月22日現在一株のみ咲いているようですし、光ケ丘にある麗澤大学の薄墨桜は満開のようです。この薄墨桜は、最初は白っぽいのですが、そのうち黒ずんでくるから、そういう名前がついたようですね。まあ、これから、華やかな季節を迎える訳ですが、この華やかさを迎えるのは花だけの話ではありません。春は,新入生の季節。市内の中学校や高等学校の入学式は4月9日(月),そして小学生の入学式は4月10日(火)です。希望に夢膨らませている生き生きとした子どもたちを見ていると,実に世の中明るく見えてくるから不思議ですね。
さて,今年のあけぼの山の農業公園のチューリップの出来はどうなのか聴いて見ると,公園管理事務所の人は,例年通りで、4月14日から15日のチューリップまつりには,満開になっているでしょうとのことでした。
最後に、他市のチューリップまつりの情報として、佐倉市を紹介します。
開催期間   平成19年4月11日(水)~4月15日(日)(雨天決行)
            午前10時から午後4時まで
開催場所   佐倉ふるさと広場 佐倉市臼井田2714(飯野竜神橋わき)
内  容   ・112種類48万本のチューリップ畑
        ・チューリップの販売(6本500円)
        ・オランダ衣装の貸出(有料)
        ・その他
駐車料金   1台500円(500台)
主  催    佐倉市・(社)佐倉市観光協会
問い合せ   (社)佐倉市観光協会 TEL043-486―6000
柏市のあけぼの山農業公園のチューリップは約14万本ですし、規模でも、19回の歴史でさえ、比較しても太刀打ちできませんね。まあ、かたくりもチューリップも過大な期待さえしなければ、そこそこ楽しめるということですよね。
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中村順二美術館を訪ねて

2007-03-22 | その他
3月21日(水)から4月1日(日)まで、版画家の白川雅啓氏の展覧会  蝕視―気とともに-  が開かれているというので、中村順二美術館に行ってきました。ちょうど、白川先生がお出でになっていたので、作品についてお話を聞く機会を得ましたが、お人柄は大変暖かく、何もわからない私に、丁寧に作品のことを説明してくれました。手の跡をいくつも押してある作品が若い頃で、色が単純で明るいが、現代に近づくほど色が複雑となり、微妙な色の違いは、良く凝視しないとわからなくなってきています。しかし、底辺に流れている思想は、同じといわれ、キョトンでした。また、大物も展示されておりましたが、これにも裏と表があり、それぞれ別々の絵を描いているとのこと。
どういう版画なのか、うまく説明出来ないので、百聞は一見にしかずで、是非、関心のある方は期間中に見にいってはいかがでしょうか?この企画展も無料です。また、駐車場もNO55~59までの5台分同館の道路を挟んだ反対側にあります。
同館は、柏方面から国道16線で千葉方面に向かい、大津ケ丘のジェイソンの反対側にあります。16号線からは、車で入れないし、駐車場もありません。一本、中にはいった道路からしか車ではいけません。中村順二美術館のHPでは、この駐車場があるほうからの、同館の写真が貼り付けられていますが、私が載せた写真は16号線側から撮った同館の姿です。同館の休館日は、月、火曜日(祝祭日開館)で、開館時間は午前10時~午後6時です。入館料無料というのはうれしい。常設展示は、1999年27歳の若さで夭折した中村順二氏の絵画です。3月は顔がテーマで、自画像等の作品が展示されていました。企画展がない場合は、すべて順二氏の作品の展示になるそうです。
実は、同館にお伺いしたもう一つの理由があります。館長の中村勝氏は順二氏の父親であると同時に、知る人ぞ知る郷土史研究家なのです。以前紹介した下記講演会の講師なのです。同館でコーヒー(400円)を飲みながら、中村氏の講演主旨を事前にお聞きしたくてお伺いしたのです。いやがらずに親切にお教えいただきましたが、お聞きしたお話は、是非講演会にお出でいただきお聞きして下さい。私は、大変参考になりました。
・演題 小金牧の開墾ー北総の夜明けー
・講師 中村 勝氏(柏市史編さん委員)
・日時 2007年4月22日(日)午後1時~3時半
・場所 柏市中央公民館 5階講堂
・会費 一般500円 中高生300円
・懇親会 於中央公民館 別会費500円
・主催 手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会
アポなし、しかも入場無料の同館には心から敬服いたしました。大体個人運営の美術館はこの辺が厳しいという先入観から、同館は2003年12月に開館されていたのに、それがいやでお伺いしなかったことを正直、今、悔やんでおります。これから、機会がありましたらお伺いするつもりです。
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柏市逆井かたくり祭りの紹介

2007-03-21 | 花情報
かたくりの花というと、東北高速道路を使ってまで見に行った栃木県佐野市の三かも山のかたくりの花をまず思い出します。万葉自然公園かたくりの里が正式名称だそうですが、この山の北斜面1.5㌶に200万株といわれるかたくりが自然群生している。駐車場(500円)に車を置き、売店が並ぶ間を通り、山道に入り、野外音楽堂を抜けると、斜面一面に薄い紫色の可憐なかたくりの花が眼に飛び込んできます。そのすごさは、圧巻さは、行った見た人でないとわからない。(写真)かたくりの花は日が差し込まないと開花しない。その瞬間を今か今かとカメラをセットして待つカメラマンの群れ。太陽が差し込むと一斉に切られるシャッターの音。つぼんでいたものが開く瞬間です。朝10時頃が一番美しいといわれる。日本広しといえども、これだけ、自然に、かたくりが群生している場所はここぐらいでは?6枚の花びらを外にひっくりがえして、下向きに可憐な薄紫色の花を咲かせますが、ここまで来るには7年~8年ぐらいかかるとのこと。この球根からデンプン・片栗粉をとったので、かたくりの名がつけられたらしい。3月中旬から4月上旬にかけて咲く多年草で、花言葉は、初恋。言われてみれば、恥じらいある乙女の感じがしますね。お土産で買ってきたかたくり、といっても造花ですが、これを見るたびにあの斜面一杯に咲き乱れるかたくりの花の壮観さを思い出してしまうのです。
さて、柏市でかたくりの花の群生が見られるのは、これから紹介する逆井の群生地ですが、三かも山とは比べること自体に無理なので、簡単にイベントを紹介します。もちろん、下記の日以外も見学は出来ます。
と き  4月1日(日曜日)午前10時~午後2時
場 所  逆井運動公園前のかたくり群生地
催し物  甘酒やポップコーンの無料サービスあり。
その他  駐車場はなし。電車で来場を。(東武野田線逆井駅下車、徒歩15分)
主 催  藤心ふるさと協議会(電話 04-7176-3700)
この他に、市内では、かたくりの花を見られるのは、あけぼの山農業公園の斜面にも、いくつかのかたくりの花がみられていましたが、今年はどうでしょうかね?
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相島芸術文化村の春まつりの紹介

2007-03-20 | その他
我孫子市相島新田にある相島芸術文化村では、4月29日(日)~30日(月)午前10時~午後4時まで、第12回春まつりが行なわれます。
江戸時代から続く母屋や倉等を使用して、下記催し物を行ないますので、江戸情緒を充分に満喫しながら、匠の技をご覧頂けると思います。
☆ 母屋ギャラリー
おぼろ絵(キルト絵)展、貝アート展
☆ 母屋新座敷・月光倉ギャラリー
(入場料2,800円 お茶券、貝合わせ、お弁当付)
お茶席
29日 裏千家、他
30日 大日本茶道学会、他
貝合わせ
29日~30日 日本貝アート協会
☆ 喫茶店
☆ 相島芸術文化村特選品展示即売
  染色教室作品展示及び即売
  陶芸教室作品展及び即売
  貝アート展示及び即売
等々です。主催は相島文化芸術村春まつり実行委員会
申込み・問い合せ 春まつり事務局04-7189―2864
実は、私の知っている人が、ここで貝合わせの講師やボランティアを行なっているもので、紹介させていただきました。柏市内では、なかなか味あえない文化の香りが漂っておりますので、是非とも、お出かけしてみてはいかがでしょうか?
また、3月11日(日)から4月1日(日)まで、倉では山内花秋主催の華道展「相島のこどもたち」が開催されています。入場は無料ですし、もちろん駐車場もあります。
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首曲り地蔵に心意気を見る!

2007-03-19 | 歴史
道356号線、いわゆる成田街道に面した我孫子の日秀地区にある慈愍山観音寺の境内には、奇妙に首が曲がった、誰がいつ建てたかがわからない赤い帽子とエプロンをした地蔵尊があります。これが、有名な首曲り地蔵尊(写真)なのです。私も一度は参拝しなくてはと思っておりましたので、別ルートですが、相島芸術文化村に行く2キロくらい手前にありますので、先般行って来ました。郷土の英雄、平将門の折伏のため、護摩を焚き続けた成田山新勝寺に対し、更には、将門を討った藤原秀郷の守護神が成田不動尊であったというので、地蔵尊はしっかりと成田方面に顔を背けております。この像の足下にはお供え物が今日でもあとを絶たず、どれだけ地元の人が将門を慕っていたかを伺い知ることが出来ます。確かにこの地域の人たちは、将門の家紋に似たキュウリを食べないとか、将門を裏切った桔梗という人と同名の桔梗の花を植えないとか、極めつけは檀家の人は、今でも成田山詣ではしないと言われています。
実際、この寺にもこの首曲り地蔵像の他に、将門にまつわるものがあります。それは、この首曲り地蔵像の右隣には、観音堂があり、そこに将門の守り本尊の行基作とされる観世音菩薩像があります。これは、当初千葉県立湖北高等学校の近くにある将門神社に安置され祀っていたものをいつの時代からかわからないのですが、この観音寺に移されものだそうです。
このことから、地元の人たちは、観音寺のことを、「ひびり観音」とも呼んでいるのです。地元の古老の話によると、ひびりは昔は日出村といわれていたが、いつのまにか日秀となったそうです。それは、お気づきかと思いますが、日(太陽)は将門、その下に秀郷の秀を付け、秀の上に将門がいることを現しているとのことだそうです。
昭和40年代前半まで、首曲り地蔵像は野ざらしであり、観音堂も茅葺屋根でしたが、昭和48年になって鉄板で覆われるようになり、現在の姿になったのです。
しかし、観音寺は、正式には、同じ我孫子のある曹洞宗正泉寺の末寺として寛文2年(1662年)に開山され、開基は長安常久禅定門と伝えられています。ですから、寺のご本尊は、釈迦牟尼仏です。また、新四国相馬(北相馬)霊場二十九番札所にもなっており、観音寺は土佐国分寺移しと言われています。先にも書いたが、この近辺には、将門にまつわる、将門神社や軍用に資した将門の岩井戸とかがありますので、将門好きの方は、是非行ってみてはいかがでしょうか。なお、観音寺門柱の左脇の木、イヌマキの木ですが、これは立派な木ですので、一見の価値が有ります。
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沼南大井の准四国八十八ヶ所霊場

2007-03-18 | 歴史
市内では珍しい天台宗のお寺というので、以前から気に掛かっていた旧沼南の大井地区にある福満寺を訪ねてみました。このお寺の正式名称は教永山福満寺積善寺で、ご本尊は阿弥陀如来。奈良時代に尊慶によって開山された、大変由緒正しい古刹なのです。
享保13年(1728年)に建てられた鐘つき堂を兼ねた楼門造り山門は、香取神社の隣にある。昔は一体だったらしいが、現在は舗装された道路によって真ん中を分断されている。さて、この香取神社の鳥居の前に駐車場らしきところに車を止め、この山門をくぐり、坂を下って歩いて行くと、お墓の奥の左手奥に、異様なほど数が多い、小さなお堂らしきものがいくつもいくつも並んで建っているのが見えて来る。最初はわからなかったが、近づくにつれ、どうもそれがやはりお堂であることがわかった。よく見ていくと、これが、噂に聞く准四国八十八ヶ所霊場のお堂(写真)だったのです。明治11年(1878年)、福満寺の40世徳順和尚が創建した大師堂・准四国八十八ヶ所霊場のお堂だったのです。これより20年以上前に柏市の酒井根に創られた88ヶ所霊場は、なにもない広場にポッリ、ポッリと単なる石像だけが置かれ、敬虔な気持ちに浸るにはいまいちですが、ここはそこと違い、鬱蒼まではいかないが、一応木立に囲まれ、後ろに墓場も控え、それなりに味わい深いものを醸し出している。徳順和尚が四国巡拝の際、各霊場にて、一握りの砂を持ち帰り、その砂を敷いて大師堂を建立し、その後、昭和47年に現住職44世の慧純和尚が改修をしたものだそうです。ひな壇のように並んで各霊場が置かれ、設けられた石段を登った、一番奥の山肌には金比羅様もありました。
この88ケ所の霊場のお堂めぐりに夢中になり、当初の目的であった天台宗の本堂がどんなものかをみたいという気持ちは吹っ飛んでしまいました。観音堂はちょっと古さを感じましたが、本堂自体は真新しいように見え、すっかり興味を失せてしまったこともありますが。度々、戦禍に見舞われ、創建当時の建物は、失われているらしいとのこと。
この周辺には、先の香取神社や平将門にまつわる妙見堂や車御前の五輪塔等が興味深いものが多々ありますが、その話は後日。なお、この福満寺は、送り大師の霊場でもあり、境内の観音堂の脇には、結願碑が建っていました。また、山門の上にある鐘楼堂は手賀沼八景の一つである「大井の晩鐘」に含まれております。いずれにしても、時間をかけてゆっくりみたいところのひとつに入るお寺です。念のため、福満寺の大駐車場は、坂を下った右側にあります。
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菜の花と卒業式雑感

2007-03-17 | 花情報
あけぼの山農業公園のチューリップ畑の隣の菜の花畑の菜の花(写真)が,16日,朝見たら短いながらも何本かが咲いておりました。やっとという感じですが、写真ではわからないかな知れないが?まだ、菜の花は全体的には,成長しきっておらず,全体的な開花するには間があるようですが,この日に行われた,チューリップ畑の山向こうの富勢東小学校の卒業式を祝福しているかのように思えました。16日は,柏市内のほとんどの小学校の卒業式です。
富勢東小学校の近くには,日枝神社や相馬霊場の一つの円性寺,酒造家八兵衛といわれる中尾家,ろうそく屋彦兵衛こと嘯花の家跡等々があり,格式と歴史情緒あふれる屋敷が建ち並んでおります。しかし、この小学校に通っているのは、殆どが坂の下にある布施新町という新興住宅の子弟です。
昭和54年に富勢小学校から分離し,創立された富勢東小学校が一番大所帯だったのは,昭和55年度の21学級,818人で,その後、児童は年々減り,現在は各学年とも1クラスで18年9月1日137名となってしまっているのです。先生方も校長・教頭先生を入れて全員で10名という非常に家庭的な小学校です。今年の3月の卒業生は22名で,4月の入学者も20名がやっとという状態。
平成20年度からは,中核都市になろうとする柏市の中でも,ドーナツ現象ではない学校の過疎(?)問題が発生しているのです。ですから,一部に,学校を廃校して,街づくりになる施設に変換してはどうだという意見も出てきても不思議ではないのです。布施地区の活性化も布施の住民には重大関心事なのです。また、布施新町の子弟の中には児童数が多い隣の我孫子市の小学校に越境して通って子弟もおります。皆さんは,こうした事態、どうお思いになりますか?
彼等卒業生22名は,2年生の時には,鮭の稚魚を育て,利根川に放流などしており,大変自然環境の豊かな環境の中で,ゆったりと育ったのです。希望を持って町場の中学校(富勢中学校)へかよう子どもたちが厳しい現実にめげず,抱いている夢をかなえてくれることを,多分,布施弁天様も祈っていることと思います。ふりかけた雪が一瞬のうちに消えたとのも,児童たちの希望が不安に打ち勝った証と私には思えました。大きくなれ菜の花、大きくなれ、子ども達!
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