布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

二輪草等の花の育て方の講習会

2007-06-30 | 花情報
千葉県立柏の葉公園を管理・運営しているのは、(財)千葉県まちづくり公社柏の葉公園管理事務所であり、ここの緑の相談所では、1ヶ月に3回程度の割合で、一般の方を対象にして「緑の講習会」を開催しています。
季節は、これから夏本番を迎え、人間界では夏休みの話で盛り上がろうとしているが、草花の世界では、もう、秋に咲かせる花の準備の話題に入っている。先頃咲き終えたバラも、もう、来月の中旬には、剪定に入らないと、秋に綺麗なバラを再びさかせてくれないようです。
しかし、9月分の講習会は、実に来年を見据えているから驚きだ。では、それを以下に紹介してみます。
1.「秋まき草花をタネから育てよう」
  日   時    9月8日(土)
  開催時間    午後1時30分~3時30分
  講   師    白瀧嘉子(緑の相談員)
  募集人員    40人
  費   用    材料費については、申込み時に電話で聞いて下さい。
  申込み方法    8月5日(日)午前9時から電話にて先着順
            電話番号  ℡ 04-7134-2016
※春に咲く一年草をタネから育ててみませんか、ということですが、何の一年草かわかりません。更に曰く、珍しい花や好みの花を育てることができ、春には花でいっぱいにしましょうと。
2.「山野草を育ててみよう~ニリンソウとヤブカンゾウ~」
  日   時    9月9日(日)
  開催時間    午後1時30分~3時30分
  講   師    森  茂(松葉植物愛好会)
  募集人員    30人
  費   用    材料費については、申込み時に電話で聞いて下さい。
  申込み方法   8月5日(日)午前9時から電話にて先着順
            電話番号  ℡ 04-7134-2016
※清楚で小さな花を咲かせるニリンソウと八重咲きのヤブカンゾウを育るということだそうです。
さて、二輪草といえば、川中美幸の二輪草の「あなた おまえ ―――」を思い出しますが、花言葉は「愛らしい」「予断」「友情」「協力」といろいろあり、なかなか川中美幸さんの歌のイメージにはならないのです。しかも、写真のような可憐な白い花を咲かせるのは、4月から5月ごろにかけてだと思うのですが、それをもう、9月には、植えるというのは、家庭菜園中心の私には、ついて行けない季節感です。
更にヤブカンゾウ(藪萱草)は、終わったばかりですよね。道ばたや野原で7月から8月にかけて、ゆりみたいで、オレンジ色の花を咲かせますよね。終わってすぐですよね。確かに花言葉は「自由」らしいから、いつでも構わないんでしょうが。
なお、緑や花に関する様々な相談に応じてくれる「緑の相談日」は 水・木・土で、相談時間は午前10時~午後4時までです。電話番号は、申込み電話と同じ7134-2016です。
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県民プラザ夏まつりと金子みすゞの世界

2007-06-29 | その他
さわやかちば県民プラザの夏まつりが、7月14日(土)午前11時から午後4時まで開催されます。この建物内のまつりですから、神社のまつりではないから、夏まつりと言っても子どもたち中心のイベントのことで、どうやら工作教室中心の夏まつりらしい。この一コマに、大人向け(?)に金子みすゞの詩の朗読会があるというのだ。みすゞが天才的な童謡詩人だったから、この子ども中心の夏まつりの一コマに加えられたのかねー。これは、主催者に聞かないと分かりませんが。
これから、この朗読会の紹介を紹介しますが、その前に少し、金子みすゞについて紹介します。自分が、金子みすゞについて関心を持ったのは、だいぶ前にテレビでやっていた金子みすゞ物語のドラマを見てからです。
彼女のテンポのよい語彙と、あどけなくもあるが、力強くも広がる独特の言い回しの世界に魅せられたと言って良いです。もちろん、彼女が写真のように美人(?)だったこともあるかも知れませんね。美人薄命というように、どうも、病気の件もそうだけど、決して明るい人生ではなかったが、なぜか詩は、実におおらかだ。多分、彼女が幸せな人生を過ごしていたならば、あのみすゞの独特のリズムと語彙の世界は生まれなかったと思いますが、どうでしょうか。
金子みすゞは本名をテルといい、1903年(明治36年)、現在の長門市仙崎に生まれ、成績は優秀、おとなしく、読書が好きで、だれにでも優しい人であったといわれています。みすゞが、童謡を書き始めたのは、なんと20歳頃からで、投稿した作品が、すべて掲載されるという鮮烈なデビューを飾ったということです。23歳で結婚したものの、文学に理解のない夫から詩作を禁じられてしまいます。さらには病気、離婚と苦しみが続き、ついには、前夫から最愛の娘を奪われないために自死の道を選び、1930年(昭和5年)、26歳という若さでこの世を去ってしまいます。
この幻の天才童謡詩人が再度、世に出るのは、死んでから約50年も過ぎてからです。児童文学者の矢崎節夫氏(現金子みすゞ記念館館長)の熱意により、今では小学校「国語」全社の教科書に掲載されるようになりました。
さて、この金子みすゞの世界の朗読会を以下に紹介します。
日     時   7月14日(土)午後2時開場、午後2時30分開演
場     所   さわやかちば県民プラザホール
講演タイトル    「金子みすゞの世界」
出     演   野田朗読の会(岩渕三枝子さんほか13名の皆さん)
演     出   梅田 宏
構     成   ひばりの会
対     象   どなたでも
費     用   無料
主  催  者   さわやかちば県民プラザ 
問い合せ先     県民プラザ内事業振興課
           電話04-7140-8615
金子みすゞの詩は、声を出して読むと更に世界が広がるような気がしますので、どんな演出になっているのか、今から大変楽しみにしています。ただ、自分には、出演する野田朗読の会についての情報が得られていないのが残念です。どなたか、ご存知の方おりましたらお教え下さい。
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フラガールと柏ハワイアンフェスタ

2007-06-28 | その他
先般、テレビで昨年上映された映画「フラガ-ル」なるものを見させていただきました。なに気なしにテレビのチャンネルを廻していたら偶然やっていたので、見てしまったというのが本音です。この映画は、昭和40年代の福島県いわき市の歴史、石炭産業からの地域再生を描いたひとつの人間ドラマで、シネカノン(製作・配給。東京都渋谷区)によって制作され、2006年9月に全国一斉ロードショーされたものらしい。見る気でみていたのでないので、導入部門のフラダンサーの勧誘部分等はつまらないと思ってみていましたが、そのうち、いつのまにか、それなりにみていってしました。
どのように今の常磐ハワイアンセンターでフラダンスショーが定着していくかが、それなりの笑いあり涙ありのストーリで描かれていたので、つい、つい終わりまで見てしまったんですね。なんの変哲がないストーリをこのような映画にするのだから、そして、人に感動を与えるのだから、映画監督や俳優とは、すごいと改めて感心させられました。そしたら、第30回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞をはじめ、最優秀監督賞:李相日 、最優秀脚本賞:李相日、羽原大介 、最優秀助演女優賞:蒼井優、等々、だいぶいろいろな賞をとったらしいですね。ここに出てきた女優さんでは、松雪泰子さんくらいしか見たことがないんですよ。女優でも年配者は分かるし、男性陣の岸部氏、豊川氏等の年配者はもちろんわかります。さて、この映画とどうつながるか、わからないまま、下記に柏市内で行われる柏ハワイアンフェスタを紹介します。
<第一回柏ハワイアンフェスタ2007>
開 催 日    平成19年9月1日(土)~9月2日(日)
開催時間     午前10時~午後7時
会   場     柏ふるさと公園
対   象     どなたでも
費   用     無料
主 催 者    柏ハワイアンフェスタ実行委員会所在地: 柏市大室1874-70
問い合わせ    柏ハワイアンフェスタ実行委員会事務局
           TEL:04-7133-9171
柏市で初めて開催されるハワイアンフェスタでみたいですね。会場内には、多数の飲食店、ハワイアンショップ、フリーマーケットが出るので、買い物等は楽しめるようになっているらしい。なんだか、このフェスタを紹介するということは、業者の宣伝のお手伝いになっちゃうのかな?でも、念のため、私はこれらとは、一切関係ありませんことをお断りしておきます。
映画の「フラガール」を持ち出したのは、実はこのハワイアンフェスタで、ハワイアンダンスショーが同時に行われるそうなんですよ。でも、その踊り手の募集は、もう終わってしまったようですがね。しかも、出演希望者はキャンセル待ちだそうです。
確かに、今、あっちこっちの市内の民間カルチャーセンターでも、健康のためとか言って、フラダンスがブームになっており、多くの方が習っているようですね。
そういえば、毎年このふるさと公園で行われていたジャズフェスティバルは、昨年の第10回目で、いったん終了したようですね。残念ですね。
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非常に安いカヌー教室

2007-06-27 | その他
茨城県の御前山のカヌー教室に行ったのは20数年前で最初、そして、最後に古利根でカナデアンカヌーを漕いだのが約7年前。カヌーが完全に過去になりつつある現在、ひょんなことから、中年といっても40才以上を対象としたカヌー教室があることを知りました。
少し、また興味がわいたので紹介してみます。主催は柏の葉にある千葉県の施設であるさわやかちば県民プラザ等であり、身元はしっかりしており、普通のカヌー教室の何分の一以下という、非常に料金的にはリーズナブルなカヌー教室です。しかも泊まり込みで4,800円。信じられない値段です。このチラシを見た時は、主催が県民プラザだったので、意外な感じを受けたのですが、フイットネスも生涯学習事業でやっているから、おかしくないかと、今では素直にそう思えます。募集タイトルは「われら壮年チャレンジャー」だそうで、しかも女性の応募もOKらしいので、女性の方、カヌーはいかがですか。家内は御前山のカヌー教室へ行って以来、1回もしていません。なぜかは、聞いたこともありませんが、どうも、ひっくり返ってずぶぬれになるのがいやらしいのです。
【日 時】     平成19年9月4日(火)~5日(水)1泊2日
【会 場】     千葉県立水郷小見川少年自然の家(宿泊)香取市小見川5249-1   TEL 0478(82)1343
【日程・内容】   
9月4日(火) 朝、送迎バスにて県民プラザ出発カヌー基礎Ⅰ・Ⅱ、プラネタリウム鑑賞
9月5日(水)カヌー基礎技術Ⅰ・Ⅱ、黒部川ツーリング
夕方、6時頃送迎バスにて県民プラザ着
※直接、現地に集合することもできます。
【対象・定員】   おおむね40歳以上の方、25名(定員を超えた場合は抽選)
【費   用】    4,800円(宿泊代、食事代、保険料含む)送迎バスは無料
【そ の 他】    小雨の際は決行しますが、荒天の場合は内容の変更または中止。
【問い合わせ・申込み先】
〒277-0882 柏市柏の葉4-3-1
千葉県生涯学習センター・芸術文化センター
さわやかちば県民プラザ事業振興課 ℡ 04(7140)8615
【申込み方法】
往復はがきに「われら壮年チャレンジャー」参加希望・郵便番号・住所・氏名・性別(保険加入のため)・年齢・生年月日・電話番号・送迎バス乗車希望の有無」を明記し、「さわやかちば県民プラザ事業振興課」あて送付。
または、返信用はがきを持参の上、さわやかちば県民プラザ総合受付で申し込む。
【申し込み締め切り日】
平成19年8月11日(土)必着
さて、上記をみて、会社を休んでまで行きかどうか、思案のしどころですね。利根川水系黒部川でのツーリング、自然の中でのゆったりとしたカヌーツーリング、楽しみなんですかーーー。
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市民プール開きは7月1日から

2007-06-26 | その他
7月1日は、山開きや海開き、そしてプール開き等の夏の行事が目白押しですね。各地の夏祭りも始ります。そこで、一番身近な、市内の公設のプール開きについて紹介します。
市内には、現在、7つの市民プール(ひばりが丘、明原、逆井、船戸、塚崎、大津ケ丘、柳戸)があります。そのうちの6つが、7月1日(日)から9月2日(日)まで開場されます。旧沼南地区の柳戸プールは、8月1日(水)から8月10日(金)までと、非常に短い。そして、7月11日(水)は、中学校総合体育大会のため、ひばりが丘市民プールは使用できません。
もう、ご存知かと思いますが、2時間単位の入れ替え制で、船戸のプールだけが3時間30分単位の入れ替え制です。
ですから、船戸だけが若干、入場料金が高く大人390円、子ども(高校生以下)が180円で、その他のプールは、大人210円と子ども90円若しくは100円です。
開場時間は午前9時から午後5時までで、それぞれ1時間の休みがあります。
船戸プールだけが、流水プール、スライダープールがありますが、他は25メートルプールが中心で、ひばりが丘だけが50メートルプールもあります。
荒天や水温の低い場合等は、休場する場合もありますので、気を付けてください。わからないことがあった時は、柏市教育委員会スポーツ課(電話7191-7399)へお問い合わせ下さい。
昨年まででしたら、これで終わりですが、昨年から南増尾に写真のリフレッシュプラザが出来、その中に温水プールがあるのですので、次ぎにそこを紹介します。
リフレッシュプラザ柏は、南増尾にある南部クリーンセンターのごみ焼却余熱を利用した余熱利用型健康増進施設で、市民の交流・学習,健康増進,憩いの広場等を提供しています。この施設は、地上3階建てで,1階には温水プールと多目的ホール,健康福祉相談室,喫茶室,2階にはトレーニング室,更衣室,3階には温浴施設,和室,会議室,地下1階には防災備蓄倉庫を備えています。ここのプールは、清掃工場の余熱を利用した温水プールで、6コース・スロープ付きのの25メートルプール、幅3メートルの流水プール、子どもプールもあります。
開館時間は、午前9時から午後10時で、休みの日は、原則、火曜日です。
さて、プールの使用料金ですが、さすがに温水だけあって、大人2時間で500円、子ども(小学生以下)250円です。延長料金は、1時間につき大人250円、子ども120円ですが、これは市内の方の場合です。念のため、市外の方は割高ですよ。
もちろん、3階の温泉施設やトレーニング施設との利用も可で、併せて使う方が、それぞれ別に使うより割安のことはいうまでもありません。
しかし、歳をとると、山はトレッキングやハイキングで出かけるが、海やプールに入るのは、どうも歳だけを感じるので、足があまり向きませんね。若さを保ちたいなら、水の中の方が良い思うには思うのですがーーー。多分、今年も、上高地や尾瀬方面には行くと思いますが、プールは行かないでしょうね。海は違う意味で、好きなので、しょっちゅう波は見にいったり、浜辺では遊んでいますが。
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ひまわりの開花準備と1200年祭の準備

2007-06-25 | 歴史
あけぼの山農業公園のひまわり畑のひまわりが、写真のように、ここの所、めきめきと背丈が高くなってきている。空梅雨のせいか、太陽をいっぱいに浴び、畑一面で、一斉に勢いよく空に向かって葉を伸ばそうとしている。ひまわりの花言葉は、「敬慕・あなたを見つめる」だそうですが、私にとっては、見詰められるより見詰めていたい存在ですね。しかし、ここのひまわり畑のひまわりも、7月の中旬以降から、多分、咲き始めると思うが、ひまわりのあとにすぐにコスモスが待っているので、8月10日くらいまでには、刈り取られてしまうのが、悲しい。
自分の家のコスモスは、もう既に花の蕾を持ち、一輪だけはピンクの花びらを開いています。このコスモスにひまわりは、8月早々においだされるのですが、今年は、チューリップ畑だけではなく、菜の花畑まで、ひまわりは植えられているので、咲けば壮大な眺めとなるでしょう。さすがに、きちんと土壌を消毒し、虫に喰われないようにしているだけはありますね。準備は万端、一日でも早い真夏の到来を待つひまわり畑です。
一方、準備万端と言えないのが、布施弁天の1200年祭の準備ではないでしょうか。昨年1200年祭をやる予定が、牛田住職が3月におなくなりになり、新住職の下村氏が今秋に行うと昨年報道発表しているのに、1200年祭の具体的な話は、いっさい一般の市民には聞こえてこない。
12年に一度のご開帳でさえ、旧6町会を中心とした信徒檀家が、班を作って、事前にそれなりの準備を必要としているのに。さて、7月1日は6町会の荒除けの行事が布施弁天で開催される。これは、古谷町会、布施新田町会、荒屋敷町会、新屋敷町会、寺山町会、土谷津町会の旧布施村の各町会長や副会長など約15名が、布施弁天に台風や自然災害に見舞われないように祈願してもらう行事ことで、昔から今日まで行われてきている。布施弁天は加持・祈祷でそうした災難に地元町会の人々が見舞われないように祈っていてきたのです。しかし、この時期になっても、地元6町会にこの秋開催を予定している1200年祭の具体的プランが示されていない。
布施弁天東海寺にお墓を持つ昔からの寺檀家はわずか約20軒にすぎない。この20数軒だけでは、ご開帳の準備さえ出来ないというのに、1200年祭の準備など到底単独で出来ようがない。この旧6町会の布施弁天の信徒檀家(彼等の先祖のお墓は善照寺や南竜寺等にある)に準備を依頼しないと出来ないのは百も承知のはずなのにねー。
確かに、ここ最近というか、6月ころから、本堂の4本の柱、楼門の支柱、宝物殿、そして三重の塔と、次々にある業者に頼み、塗り替え塗装中で、徐々に境内が綺麗になってきている。これを1200年祭へ準備ととることも可能である。でも、この秋に本気で1200年祭をやるには、これだけでは準備不足はゆがめない。
そこで、7月22日(日)午後4時から、布施弁天で洗心祭を行うそうです。これは、奉納されている玉垣が、長年の風雨で汚れているので、これを綺麗にする行事だそうです。簡単にいうと、東海寺よりこの洗心祭の案内状を受けとった方々が、大体がお寺の関係者が、バケツと雑巾等を持参してボランティアで汚れた玉垣を掃除するとのことです。たぶん、これも1200年祭への準備なのでしょうね。8月3日の白蛇を見せて、9月には灯明祭りと。これが、もし、1200年祭のレールだとすると、同じ真言宗の他のお寺の1200年祭と比較すると、それは実に寂しいとしか言いようのない状態のものとなってしまうようです。まだ、時間はある。信徒檀家と寺檀家が一致協力して、由緒ある立派な1200年祭を出来るようにして欲しいものです。なにせ、布施弁天は千葉県指定の有形文化財なのですからね。
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七夕に込める願いと七夕まつり

2007-06-24 | 歴史
市内のある近隣センターの図書館に本を借りに行ったら、ロビーで子ども達がお母さん方と一緒に大きな笹に七夕の飾り付けをしていた。短冊は殆どなく、実に手の込んだ飾りものがいっぱいあり、しばし見とれる。写真は、大体飾り終わってから撮ったものであるが、久しぶりに七夕の飾り付けの現場に遭遇し、感動したので、女の子に訊ねてみたら、1月に1回、開かれる折り紙教室を参加している子ども達の作品が主だと聞いて納得した。
そこで、七夕について。七夕を「新暦の7月7日」ではなく「天保暦の七月七日に相当する日」や「月遅れ(新暦の8月7日)」に七夕祭りを行うケースもあるようです。だから、2007年の伝統的七夕は8月19日のようです。
元々、この七夕伝説はいろいろあり、自分には良くわからない世界です。一般に言われている織女と牽牛は夫婦なのですが、仕事をせずに遊んでばかりいたので、1年に1日の会う以外は仕事の毎日を強制されるという儒教的思想の色濃い話しらしい。だから、元々はあまりロマンティックな話ではないようだが、それはそれ。ロマンティックに夢のある話にしておくのも一興だ。
全国的に有名な七夕まつりは、仙台とか平塚だが、この近辺の野田市と茂原市の七夕まつりのそれなりの伝統と賑わいを見せており、一見に値します。
第56回野田夏まつり躍り七夕2007は、平成19年8月4日(土)から5日(日)まで開催され、茂原市の第53回(2007年)茂原七夕まつりは、7月27日(金)~29日(日)に開催されます。現在のところ、この詳細なイベントの内容はそれぞれのホームページには発表されてないようですので、具体的なことはそれぞれの商工会議所におたずねたほうが良いですね。
さて、先般も紹介しましたが、このような大規模なまつりでも、なんでもないのですが、七夕の気分を味わい、1年に1回短冊に願いを込める場があります。それが、あけぼの山農業公園で現在行われている七夕の短冊づくりと飾り付けのイベントです。以下に再度それを紹介します。
☆応募期間  平成19年6月1日(金)~6月30日(土)
☆応募方法  ①直接来園し作成(短冊・折り紙は用意します)
          ②郵送(〒277-0825 柏市布施2005-2 あけぼの山農業公園本館)
          ③自宅で作成し、7月1日(日)に飾り付けに参加する
☆飾り付け   7月1日(日)午前11時から、あけぼの山農業公園資料館
☆展示期間   7月1日(日)~8日(月) プラザ広場、資料館前に展示
こんな、形で、七夕に参加し、その星空を、柏プラネタリウムでご覧になってはいかがでしょうか。七夕の起源から考えると、大人にとっての方が、現在している自らの仕事の意味合いを振り返り、しばし手を止め、考えるという意味で大切ではと!
最後に、現在、新しい試みで、アートやデザインそしてパフォーマンスで、街を人を活性化しようとする動きは、柏駅前や柏の葉駅前で盛んに行われ、それなりに注目されています。しかし、古い地域、元々ある地域には、こうした試みはそぐいません。やはり、伝統的行事や習慣、そして、自然を大事にする動きの中から、街や人を活性化することが大切ではないでしょうか。それぞれの地域にあったまちづくりが、そして肝心なのは、互いにそれを容認しあって、相互に協力しあうまちづくりが、今こそ求められているのではないでしょうかねー。
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小雨に煙る布施ヘリポート

2007-06-23 | その他
布施弁天の裏には、畑と田圃と駐車場があるが、更にその奥、堤防の近くに赤い屋根の大きな建物と小さな建物と、2棟建っている。トマトハウスの裏側と言った方がよいかも、番地的には柏市布施下121番地です。この脇には、風力計見たいのもある。
どうやら、ここが通称布施ヘリポートらしい。東京から一番近いペリコプタークラブと銘打っている東京ヘリコプタークラブらしい。事務局は株式会社ディーブブルース(電話03-5775-2210)となっている。
私には、良くは、わからないが、つまり、ヘリコプターが置いてあるヘリコプター基地らしい。確かに、そこにヘリコプターがあり、飛んでいるのも見ている。昔は、この布施界隈の人も関係したと言われ、今も関係しているかもと言われるが、外部の人間である私にはわからない。更には、昔は、このペリコプターを使い、柏市に関係ある部署が良く田圃や畑に農薬を蒔いていたとも言われています。しかし、近年はしていないようです。
では、このペリコプター基地は何をするところ?どうやらペリコプターの愛好家達が利用しているようです。
昨日、小雨が降っている時、撮った写真には人は写っていませんが、車が3台以上あり、人も3人以上おりました。ちょっと、正面から撮るには、気がひけ、裏からとったので、ヘリコプター基地としての全容がわかりづらいかもしれませんね。
料金が、どのくらいかかるか、おおよその目安として、当クラブのホームページより短時間のものだけを紹介しますので、それ以上はご自身でお調べ下さい。
アワーメータ 時間 基本料金 教官料金 合計金額
0.2h 12分 8.000円 3.000円 11.000円
0.3h 18分 12.000円 3.000円 15.000円
0.4h 24分 16.000円 3.000円 19.000円
0.5h 30分 20.000円 5.000円 25.000円
東京ヘリコプタークラブは、フライトスクールではないようで、ここでライセンス取得は出来ない。出来るのは、最適な免許取得のアドバイス。また、当クラブではライセンス取得前の体験フライトから、ライセンス取得をするために必要なコースをプロから見た目でコンサルティングをしているようです。その他、ライセンス取得後の慣熟フライトから日本での飛び方まで講習してくれるようです。
当ヘリコプタークラブはヘリコプターへの関り方によって4つのコースを設けているそうですが、上記の件は、私には無理なので、Dコースのヘリコプターに乗ったことのない人向けのコースしかない。なんのことはない、気軽に体験フライトができますコースのことなのですが、料金は上記の金額ですから、ギクッですね。
いずれにしても、1200年の伝統的歴史遺物の布施弁天の隣に近代的なテクノロジーの粋を集めたヘリコプター基地、実に意外な取り合わせだが、なにも違和感を感じていないのが不思議な気がする。脇の田圃では、田植え体験教室で子ども達が植えた稲がすくすくと伸びていた。
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古代蓮の里巡りウォーキング

2007-06-22 | 花情報
手賀沼の群生地の蓮がいつ咲くかが楽しみの今日この頃ですが、蓮と言えば古代蓮で、古代種といえば、千葉の大賀蓮が有名ですね。約3,000年前の蓮と言われています。
この古代蓮は、埼玉県行田市の古代蓮の里にもあり、市の天然記念物に指定されているようです。ここの古代蓮池には、41種類約10万株の古代蓮があるようで、この古代蓮は1300~1400年前の蓮といわれています。見頃は6月中旬から8月中旬ですが、ここがすごいのは、平成13年4月にオープンした「古代蓮会館」なるものがあることですね。平成18年7月には、入館者は30万人を越したそうです。館内は、展示室、展望室、休憩所、研修室 の4つに分かれています。開館時間は、午前9時から午後4時30分ですが、蓮の開花期(6月中旬から8月中旬まで)は朝が午前7時となります。休館日は、月曜日(祝日の場合は営業)、祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業)、年末年始で、蓮の開花期(6月中旬~8月中旬)は無休で営業している。しかし、入館料はかかります。大人(高校生以上)400円で、小人(小・中学生)200円です。もちろん、古代蓮をみるために、公園に入るのは無料ですが、古代蓮の里14haあり、公園だけを散策するだけでも1周約60分かかるそうです。なにせ、東京ドームの約3個分ありますからね。
ここで、ちょっと、どうして、ここに古代蓮が発見されたかをまず紹介します。1971年(昭和46年)、この行田市の小針地内に新しい焼却場施設を建設するため、造成工事をはじめたところ、掘削によってできた場所に水がたまって池となり、1973年(昭和48年)、 池の水面に多くの丸い葉が浮いているのが発見されたことから、話は始るようです。
その後、葉の数もふえつづけ、ついに7月13日、長い眠りから覚めた古代の蓮が可憐なピンクの花を咲かせたのが、古代蓮の里の始まりのようです。
行田市の教育委員会から依頼をうけた埼玉大学が、出土した縄文土器と、古代蓮として知られている大賀蓮の例を参考に、この蓮が2500年から3000年前ころのものと推定する。
1975年(昭和50年)、4月再度、調査、採集をし、2回目の日本アイソトープ協会の測定ではおよそ1400年前のものという結果でした。結局、行田蓮は、考古学的には2500年から3000年前のものとされていることから、この最初に芽をだした蓮は、おおむね1400年から3000年前のものと結論づけられた。
さて、前置きが長くなりましたが、この古代蓮の里とさきたま古墳を巡るウォーキングが、下記のように開催されますので、紹介します。
期   日      平成19年7月8日(日)小雨決行
集合場所      JR柏駅中央改札口前
集合時刻      午前7時30分(時間厳守)
交 通 費      柏駅~吹上駅  1,110円、    北鴻巣駅~柏駅  1,110円
コース案内     歩行距離約12㎞
            柏駅~上野駅(乗り換え)~高崎線吹上駅(下車)~元荒川~武蔵水路~さきたま古墳公園~
            古代蓮の里~さきたま緑道~北鴻巣駅(解散)~柏駅
参 加 費       一般参加者は、当日1人300円(傷害保険料込み)。小学生以下は無料
そ の 他      弁当、飲み物は各自持参
主   催      柏市歩こう会(電話7143-2497)
問い合せ先     川上(電話7143-2497)
さきたま古墳については、あとで調べたいと思いますが、こんな古代蓮の里があったとはーー。唯、車で行かれる方は、駐車料金が6月16日から8月12日までの期間、1日1台500円かかるそうですので。なお、ここには、食事を持参しなくても大丈夫で、売店やうどん店もあるそうです。
最後に、7月のイベントを紹介します。蓮の花をモチーフにした手づくり紙ねんど細工講座が、22日(日) 古代蓮会館休憩所において、開催されるそうです。
問い合わせは、古代蓮の里古代蓮会館 財)行田市産業・文化・スポーツいきいき財団古代蓮の里事業部。埼玉県行田市大字小針2375番地。電話番号:048-559-0770。

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夏の夜空のロマンをプラネタリウムで

2007-06-21 | その他
7月、8月の夏の夜空には、感動深く魅力ある物語やロマンがいっぱいつまっている。この宇宙のロマンを覗ける場所として、柏市役所の隣りといってよい所にある市立図書館本館2階に、全国で2番目に小さいプラネタリウムがあります。そう、柏プラネタリウムといいます。
このプラネタリウムは、柏市中央公民館内にある中央視聴覚ライブラリー(電話番号7167-2224)の所管であるが、このプラネタリウムを実際に運営しているのは、委託されている民間の星空の愛好家のグループである柏プラネタリウム研究会である。おもしろいですね。場所は図書館、所管はライブラリー、運営は研究会と、2番目に小さいのもユニークだが、このこともユニークですよね。
さて、このプラネタリウムの開館日は、原則、毎月第2・第4土曜日と翌日の日曜日(変更の場合もあり)で、投影時間は、土曜日は午後1時半と3時半の2回、 日曜日は、午前11時、午後1時半と3時半の3回となっています。入場は無料ですが、整理券が必要で、図書館本館の1階のカウンターで配布しております。入場は、投影開始5分前より行うので、時間になったら図書館2階のプラネタリウム室に行った方が良いですよ。投影時間は約1時間。投影開始後の入退場は出来ないので、トイレ等はあらかじめお済ませた方が良い。定員は45人。
初めて、行った人は、イメージしていたプラネタリウムとは、すごく違うと違和感を持つと思います。こんな狭いの。機器も写真のように古い五藤光学のGE-6。しかし、このプラネタリウムは、自慢して良いものがある。近年、補助機材にパソコンも使用し始めたが、説明作業は、殆どが手作作業で、手作り。これは、狭い椅子にもたれかかり、聞いて、見ていても自然と暖かさが伝わってくる。
そこで、まず、6月、7月、8月の投影予定を紹介します。
        テ    ー    マ        物      語  
6月    太陽のなぞ              太陽の物語リ
7月    天文クイズラリー           たなばた物語
      第1章~目指せ月博士~              
8月    天文クイズラリー           おたすけじぞう
      第2章~天文観測入門~               
次ぎにイベントを紹介します。
「星の写真展」と題した写真展が、7月22日(日)から8月5日(日)まで、開催時間は9時から5時(最終日は3時まで)まで、となっています。場所は、柏中央公民館3階のかしわ市民美術サロン。主催:柏市中央視聴覚ライブラリー。協力:千葉天体写真協会、(株)トミーテック。後援:柏プラネタリウム研究会。
また、デジカメ天体写真講座と星の観望会は、7月28日(土)午後5時~8時 柏市中央公民館で開催されますが、この申込み方法等は、これからの広報かしわを載ると思いますので、関心ある方は注意してみているといいでしょう。
最後に、柏プラネタリウムを運営している市民グループの柏プラネタリウム研究会について、紹介します。活動内容としては、プラネタリウムの投影。番組企画、製作。星の観望会、星の写真展、出張観望会。天文教室等プラネタリウム視察会、星の観測会。天文普及活動、他館への出向等と結構いろいろとやっているみたいですね。活動日は主に投影日。2007年現在の会員数約20人で、年齢は10代から70代までと幅はひろい。
でも、柏市内で、といっても市役所近辺で星をみるには、観測するには環境的に難しいらしい。柏の夜は、光があまりにも明るすぎちゃうらしいので、それが悩みだと聞いたことがあります。
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健康づくりで競う東大と千葉大

2007-06-20 | その他
健康ブームと高齢社会の到来の中で、柏の葉キャンパスで競うのは東京大学と千葉大学。
東大は十坪ジム。千葉大は、園芸と環境健康フィールド。
まず、十坪ジムとは、柏市と東大との連携事業の一環として、小林寛道東京大学名誉教授が、オリンピック選手などを養成してきたノウハウを高齢者(特に身体機能が弱化している人=低体力者)や小学生などの健康維持、回復に応用した様々なトレーングマシンを使って運動する場所のことで、平成18年度からスタートしました。
その名のとおり、十坪ほどのスペース内にマシンを配置して、週1回又は2回のコースがあり、認知動作型トレーニングを行うそうです。
設置場所については、社会福祉協議会を構成する地区社協20エリアを一単位として捉え、「社協1地区1ジムを設置する」という基準で場所を選定し、設置して行くそうです。
さて、一方千葉大は食と健康をキーワードに研究する学問分野、CARSSで対抗し、健康によるまちづくりに挑戦している。
今回は、市内で収穫される野菜の機能や特性を知り、生活習慣病予防や健康づくりに役立てる方法を学ぶというキャッチフレーズの講演会の紹介です。近年、薬草ウォーキングなるものもはやっていますが、この講演会のタイトルは正式には市民公開講演会「薬膳と健康づくり」となっていますので、以下に紹介します。
日  時   平成19年7月24日(火)
        午後1時30分~4時(午後1時開場)
会  場   柏市民文化会館大ホール
講演内容  ①「漢方と薬膳」(1時40分~2時40分)                       
         講師:千葉大学環境健康フィールド科学センター                   
         池上 文雄 教授
        ②「おいしさと調理の科学」(2時50分~3時40分)
         講師:千葉大学教育学部
         石井 克枝 教授
費  用    無料
申込み方法  柏市保健福祉部健康推進課の電話番号は、7164-3333。
         FAX番号は、7164-1263です。共に名前と住所が必要です。
主  催    柏市、千葉大学、ほか
後  援    柏市医師会、ほか
健康維持には、東大の言う運動、そして千葉大の言う栄養、更に「睡眠」が大切ではないでしょうか。年をとっても、寝る子は育つですね。しかし、案内チラシからは、どんな薬膳かが、読み取れないので、聞きに行くしかないかも。
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野鳥公園と言う名がつく公園があった!

2007-06-19 | その他
柏市の市の鳥は、尾長鳥(オナガドリ)らしい。家の庭に来ては、夏はびわ、秋は柿やみかんを食い荒らす。小鳥は、ただ、観ている分にはかわいいが、えさ場にされている家にとっては、厳しいものがある。実を食べることは、腹はたたないが、その食べかすをあたり一面に食い散らかす。この掃除には、正直、閉口するのである。
さて、我孫子には市立の鳥の博物館があり、また、山階鳥類研究所もあり、鳥のまちで有名である。では、柏市内にはーーーー。そうした鳥の専門施設はないが、市内で唯一といってよいのかなー、野鳥公園という名前のついている公園が市内の高田にある。それは、高田野鳥公園といい、柏駅西口から市内循環バスに乗り、「高田野鳥公園入口」で下車して、すぐのところにあります。近くには、昔の北柏ダイエイー跡やその先には熊野神社があり、更に裏側にはある自動車教習所の駐車場もある。
しかし、行って見てびっくり。全て写真のように金網で囲まれ、フエンスの上に登れないようには有刺鉄線までが張ってある。しかも、ご丁寧に中には入れません、外から観てくださいの看板があっちこっちにある。これが、野鳥公園かと正直思ってしまう。この野鳥公園の隣の住宅地は昔、市の外郭団体が開発したと聞いています。この公園は、斜面林から湧き出した泉を中心にした公園で、この湧水を高田野鳥公園湧水というそうです。
この公園は、水生植物や野鳥の観察研究のための自然公園で、市が管理し、一般には公開されていません。つまり、自由に中に入って野鳥の観察などをすることができないのです。では、どんな鳥がやってくるのですかねー。まだ、それをどう観察すればよいのでしょうか?
謳い文句には、公園の中に湧水が流れ込んでいる池があり、野鳥の楽天地で渡り鳥をはじめ、いろいろな鳥がやってくるというのですがーーー。また、金網の外からですが、湧水池を見ることが出来るということですが、今は、木の葉が覆い繁り、湧水を見つけることは出来ませんでした。多分、木の葉が枯れると、秋から冬にかけては見通しが良くなり、湧水がみえるかも。本当に、どの位の水量があるのでしょうかね。
ところで、ここの土地は一体誰のものなんでしょうかね。どうなっているのでしょうか。ちょっとしらべてみましたら、平成18年の柏市議会第2回定例議会の議事録に以下のカギカッコの中のようなことが書かれておりました。
「この高田の森は、柏市緑の基本計画で市を代表する広域の緑の拠点、高田生態拠点として位置づけられており、動植物の生息、生育の拠点となるよう既存の植生を保全し、自然性の高い緑地として整備することとしている。平成18年現在の状況は、市が既にため池部分の約2,700㎡を高田野鳥公園として用地取得している。また、このため池に隣接する国有地約6,400㎡のうち、18年度に3分の1は国の無償貸与を受け、残り3分の2を買い取ることで現在財務省と協議を進めているそうです。さらに、この用地に隣接する樹林地約3,000㎡については柏市土地開発公社が既に確保しており、これらを合わせれば約1.2ヘクタールの用地が確保されることとなる。このエリアに生息する植物のうち、貴重種はヤマトミクリやマイヅルテンナンショウなどが確認されており、これらはすべてため池と今年度取得予定の国有地の中に生息している。したがいまして、今年度内に貴重な植生の生息する土地の取得はすべて完了する予定であります。」と。
今は平成19年なので、現在どうなっているかについて、また、調べてみますが、17日の日曜日に行った時点では、具体的に目に見えて環境が変わった点はなかったようです。
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千葉県内の十万石格式の寺院って?

2007-06-18 | 歴史
先般、どうしてもこの江戸時代における10万石格式の寺院とはどのようなものかを見たくて、成田市の近くの芝山にある天台宗の天應山福聚院観音教寺(関東天台旧制伴頭拝領寺院)に出かけてみました。
寺の略縁起によると、創建は奈良時代末期天応元年(781年)、光仁天皇の勅命により征東大使・藤原継縄が、守り本尊である十一面観世音大菩薩を安置した事に始まるそうです。中世には、千葉氏の祈願所として繁栄し、近隣に八十余宇の子院を置く大寺となり、江戸時代には、徳川幕府の庇護のもと、十万石の格式を持つ伴頭拝領寺院として管内十州(関八州に出羽・陸奥を加える)の天台寺院を統括するようになったということです。また、庶民の間では火事・泥棒除けの「お仁王様」の通称で親しまれ、火消し衆や商家の篤い信仰を得て「江戸の商家で火事泥棒除けの仁王様のお札を祀らないお店(たな)はない」とまでいわれたそうです。
兎に角、境内は長細くて広いが、そこに行くには結構広い駐車場から少し歩いて、まず、第1の見上げるような石段を登る。登り切ると右側に大黒天が祀ってある大黒堂があり、まず、手をあわせる。そのちょっとした広場に水屋があり、手を洗い、今日は、熱いお茶と柑橘類が置いてあったので、無料なので遠慮なくいただきました。
更に石段を登ると仁王門がある。この仁王門、日本で唯一といわれるお堂形式の仁王門で、漆黒の仁王尊天を、厨子の中に祀ってあり、我々がよく知っている仁王様が仁王立ちしている仁王門と異質であったので、びっくりした。また、この黒塗りの仁王尊天はインドの仏師毘首羯摩の作と言われ、「黒仁王」と呼ばれ家内安全のご利益があるそうです。この仁王門の手前には、なだらかな登り坂の女人坂があり、石段を嫌う人はそちらを登るそうですが、自分たちは、石段を選択。
さて、この仁王門を通り過ぎると、また石段があり、これを登り切るとやっと十一面観世音大菩薩様が祀ってある本堂前に着くが、本堂に参拝するには4つ目の最後の石段を登らなければならない。その手前にある香炉で香をあびてから、早速石段を登って本堂に参拝する。本堂内は意外と広さを感じない。ふと右手を見ると大きな大黒天の像があったので、ここでもこの大きな大黒天のおなかをさすり、家内安全をお願いする。
珍しいのは、この本堂と棟続きに、はにわ博物館があることだ。早速見学。
この博物館、1階は、芝山地方の前方後円墳、殿塚・姫塚(国史跡)から出土したはにわを始め出土遺物を一括展示する目的のもとに設立され、はにわは、県文化財9点を含む150余点が展示されています。他に、縄文土器・丸木舟などもある。
2階は釈尊館となっており、お釈迦さまの誕生から入滅までをパノラマ化した、岩崎巴人画伯作「釈尊御一代絵伝」(25点)を中心に、当寺伝来の仏像・仏画などの仏教美術などを展示している。
この博物館は、年中無休で、一般600円で、午前10時から午後4時半まで開館。問い合せは0479-77-0004です。
はにわ博物館を見学後は、この更に奥にある、芝山天神と山王社をお参り。そして、その隣り下にある千葉県文化財指定の三重の塔を見学。竜の彫り物がすごいし、色が塗って分重厚さを感じる。中には、どうやら大黒天が祀ってあるようだ。
とにかく、広い。さすが1万坪の敷地だが、この日も、ご利益を求めて30度近い気温の中、何人かが参詣しに来ていた。なお、ここは、上総国薬師如来霊場二十八番(結願寺)札所、そして、新上総国三十三観音霊場三十三番(結願寺)札所となっている。
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7月1日は祭りだ!手賀ばやし!

2007-06-17 | 歴史
5月3日、東京湾アクアライン海ほたるで、千葉県が展開する「ちばデスティネーションキャンペーン」の一環として行われた『柏の伝統発信キャラバン』に出演した「手賀ばやし」の夏祭り本番が7月にいよいよ迎える。
旧沼南町の手賀地区の夏祭り「アンバ様」で奉納されるおはやし、それが手賀はばやしである。
アンバ様は、隣の川を越えた茨城県稲敷市にある疫病除けに大変ご利益がある大杉神社への信仰で、手賀地域だけでなく、布施界隈でも信仰され、大杉詣での講まであった。そして、このアンバ様の夏祭りは、7月の第一日曜日、今年は7月の1日で、興福院から兵主八幡神社まで神輿や山車が引かれ、その帰りに地区内3ヶ所で手賀ばやしが演じられる。この手賀ばやしは、柏市指定の無形文化財である。
山車等が出る平安時代初期の大同年間(806~810)に創建されたという興福院は、竜猛山円城寺興福院といい、手賀沼を見下ろすちょっと高いところにある真言宗豊山派の沼南屈指の古刹寺院だが、当初は、名前も場所も違ったらしい。ここ手賀地区は、戦国時代、手賀城をめぐる攻防の手賀合戦で、千葉介国胤の弟・頼胤の軍勢を迎えうつのに際して、手賀城主原胤親が興福院に戦勝祈祷を依頼し、勝利したので、寺の檀越となり、寺に多くの土地等を寄進し、興福院も最盛期を迎えたそうです。江戸時代には、片山の南蔵院や柳戸の弘誓院など末寺は11寺を数えたそうです。本尊は、弘法大師の作とも、下って鎌倉の大仏師運慶の作とも伝えられる11面観世音菩薩。
一方、出車等が着く、兵主八幡神社は、手賀の八幡さまとして知られており、手賀・片山両地区の鎮守で、祭神は大己貴命と弓矢の神様の応神天皇で、兵主八幡神社はこの2神を祀っています。この神社で、面白いのは、本殿に向う参道とは異なって、森の中を南北に走る約200mの直線の道がありますが、これは参道でなく、パンパ(馬場)と呼ばれ、むかし原氏の専用の馬場として馬の調教や流鏑馬などが行われていたところといわれている。更に、この兵主八幡神社の境内には、大杉大明神の石祠が宝暦7年(1757年)に建てられている。だから、ここが出車等の最終地なのだ。
さて、手賀ばやしの演奏される曲目は、(1)おはやし、(2)ニンバ、(3)ショウデン、(4)カマクラ、(5)シチョウメの5ばやしですが、現在は(3)(5)は演奏されていません。おはやしではシシとキツネが踊り、ニンバのまえに「三番叟」と「式三番」が入り、ニンバでは、ヒョットコとオカメが舞います。カマクラはシンが眠りにつく時の表現に演奏される。この辺は、自分たちになじみもあり、また、実際柏の逆井地区の逆井ばやしと似ているものがあります。しかし、漢字で書くと、ニンバは仁羽、カマクラは鎌倉、シチョウメは四丁目というのは、本当ですか?知っている方いたら教えてください。
現在、この伝統の手賀ばやしを守ろうと、大人の保存会の人たちだけでなく、平成元年からは手賀東小学校の子どもたちも参加するようになったそうで、それはたのもしい限りです。なお、大御輿の中には、先の大杉大明神が祀られているのは、いうまでもありませんが、担ぎ手がいなくて、軽トラックで運ばれるとは、布施地区の八坂様の御神輿と同じであり、寂しいですね。
なお、手賀ばやしは、正月の最終日曜日に行われるのが、初ばやしであることも付け加えておきます。
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布施弁天と成田山の参道の違い

2007-06-16 | 歴史
布施弁天通りを根戸方面から布施弁天目指してだらだらと坂を下って行くと,左手に元旅館であった橋本屋さんの前に出る。この辺一帯には,江戸時代、宿(しゅく)といわれ、釜屋とか藤田屋等々の旅館が立ち並んでいたと言われている。この橋本屋旅館の丁字路には最近まで常夜灯が目印に置かれていたが、今はないところを右手に曲がって50㍍くらい行くとその右手に今盛りの花菖蒲・スイレンが咲いている水生植物園の入り口があり、その反対側の左手には仲屋という食堂が昭和40年代まではあったという。これらを通り過ぎ、更に左手に日本庭園を見ながら、あけぼの山沿いに進んでいくと,日本庭園の正門前にでるが,それをまっすぐ進まずに左折する。そして,前をみると真正面の100メートル先に布施弁天の階段と最勝閣が目に飛び込んでくる。ここが,昔の正式の布施弁天の参道であり,ここに本多侯寄進の鳥居も立てられていたのである。この鳥居は40年代に車にぶつけられ,今は無残に駐車場の公衆便所の脇に打ち捨てられているが。
左の日本庭園一帯は,昔は利根川が氾濫した場合の調整池であり,現布施弁天下のバス通りは江戸時代には道がなかったのである。
この日本庭園正門の前から布施弁天様までの約100㍍の両側には、杉と松並木が昔は続き、これを抜けると楼門の階段下にたどり着き、念願の布施の弁天様とご対面出来るわけである。ところが、この参道の並木は、今は写真のように10本あるかないかである。残っている杉や松には年輪の重さを感じますが、駐車場の先からは松や杉がなくなっており、昔の風情はまったく感じられない。
お目当てを目指し、歩き疲れてきた時に、参道の並木に差し掛かり、ああ、もう少しかと思うと、重くなった足取りが急に軽くなり、気持ちも高揚してくるというように、そこにこそ参道の意味があったようですが。そして、右にある市営の駐車場も、昔は田んぼや池だったらしい。
しかし、こうした風情のある風景は、参道だけでなく、町並みからも、昭和40年代以降急速に消えて行き、昔の宿(しゅく)といわれたこの地域も単なる住宅街となってしまっている。布施弁天が布施弁天であった由縁は、参道のおみやげ屋の多さでもないし、旅館の多さでもない。自然豊かな環境の中で、四季の移ろいを静かに見守れる亀甲山の木立の森の中にあったらこそ、敬虔な気持ちになれ、弁才天信仰をあがめられたのではないでしょうか。騒々しさ、喧噪は、布施弁天には、今後とも一番似合わないと勝手に思いこんでいるのは、私だけでしょうか。
一方、成田山の参道には、1701年(元禄14年)には宿屋は1軒もなかったようだが、1740年代には、薬、居酒屋、宿屋など、併せて約120店となる。そして、1829年(文政12年)年間14万人が参拝するようになり、完全にその繁栄度は布施の弁天様に水をあけたのである。しかし、それも明治30年代になると、鉄道の発展により、東京・成田の日帰りが可能になると、まず、旅館業が衰退する。すごいのは代わりに羊羹製造などのお土産業が盛んになって行くのである。そして、現在のような参道の町並みを形成して行く。布施弁天は、これを見習う必要はないと思うが、見習わなければならないのが、この羊羹のルーツが、成田山新勝寺の精進料理で発していると言うことである。この点、布施の弁天様は、地元に何を残してくれたのだろうかという疑問が湧いてくる。だが、あえて、過去のことは、もう問わないことにしよう。問題は今後だ。今後、布施弁天は地元に、地域に何を残そうとしているのかをきちんとわかるようにすることが、今後の布施弁天の発展に繋がっていくような気がします。はっきりとしたメッセージを地元に出すべき時期が、1200年祭を前に、来ていることを自覚ですべきである。
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