布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

早すぎた水戸偕楽園の観梅

2007-02-05 | その他
2月4日(日)午前8時頃、偕楽園下駐車場に到着したが、駐車場は開いておらず、適当に車を置き、長い階段を登り、常磐神社に向う。身を刺す冷気の中、二礼二拍一礼で、簡単に参拝をすませ、早速、観梅に赴いたが、まだ、時間が早いためか、売店は開いておらず、売店通りは静寂そのものであった。まさか、梅園は開いていないのか、という嫌な予感が走ったが、偕楽園の入り口の門は、ありがたくも開いていた。(9/16~3/31の期間は午前7時から開園。その他は午前6時)その中へ、ジョキングの人や散歩の地元の人たちが三々五々、吸い込まれていく。しかし、観梅客なる者は、私たち2人だけ。ということは、そうです。 梅は、殆ど咲いていませんでした。好文亭前の芝生広場に面する日だまりの梅の木は、赤い花を写真のようにそれなりに咲かせておりましたが、他の梅の木は堅くつぼみを閉じていました。それでもめげずに、園内を一回りしようと言うことになり、園内散策を開始したが、行けども行けども見えるのは堅く閉ざされたつぼみ。この日はあいにく風も強かったので、心も身も震えがくるほど寒くなり、20分ほどにて観梅ならぬ観梅を早々に切り上げました。世の中、暖冬で雪がないとか、菜の花が咲いたとか、東北では桜が狂い咲きしたということを聞いていたのに、と大変ショックを受けましたが、なぜか不思議に安堵もしました。
偕楽園は、天保13年(1842年)、水戸第9代藩主の徳川斉昭が造り、園内には100種3,000本もの梅の木を植えたそうです。近くにいた地元の人に聞いたら、梅祭りは2月20日から3月31日ということで、社団法人水戸観光協会のホームページを見て、咲き具合を確認してくればよいのにというアドバイスも頂いてしまった。
そこで、しかたないから、千波湖に行ったら、こちらはロードレースがあると言うことで、親子ずれや若い人で人も車も一杯。先ほどと違い、熱気に満ちあふれておりました。周囲3.1キロの湖畔を何周するのですかね。皆さんが走る姿を見ながら散策をし、近くのレストランで早い昼飯を食べ、午後3時半からの2回目の布施弁天の豆まきに間に合うように帰宅。
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