英国の EU残留を問う選挙の世論調査や 米国の大統領選挙の世論調査で 不信を誘う世論調査ですが、最近の日米の世論調査には トランプ大統領にしても 安倍首相にしても 隠し事が臭うので 説得力があるような感じがします。
共同通信が 7月15,16日に行った電話による調査によると、
安倍内閣の支持率は: 支持 36% 不支持 53%。 国民の今の関心事の、加計学園疑惑: 支持 15% 不支持 78%、 憲法改正:支持 33% 不支持 55%。 政党支持率は、自民 32% 民進 8% 公明 3% 共産 4% 維新 3.5% 無党派 45% でした。
米国のABCテレビと ワシントン・ポスト紙による最新の世論調査では、
トランプ大統領の支持率は: 支持 36% 不支持 58%。 国民が関心を持つ政策の、外交交渉能力:支持 34% 不支持 66%、 オバマケアに変わる国民健康保険案:支持 24% 不支持 50%、大統領選でのロシアとの共闘疑惑:信じる 41%とのこと。
安倍政権の支持率は政権誕生以来最低で、トランプ大統領の支持率は戦後の歴代大統領の中で支持率・不支持率ともに最悪 という。
加計学園獣医学部新設問題は 加計学園の申請内容については 日本獣医師会も一校だけならと 認めている経緯から、加計学園の理事と首相が親しい交友関係であったことのみが問題となっているようです。 あまり大きな問題ではないと思いますが、森友学園の国有地取得に 安倍夫人の口利きが疑われ、そして 未決のままにされていることから、加計学園問題も 為政者の依怙贔屓では と大きくなっているのです。加計学園問題の解決には 安倍夫人の疑惑解明が必要な気がします。
憲法改正の提案は 安倍さんの 就任期間に何か大きなことをしたいという 焦りでしょう。安倍さん 個人のペースで進める問題ではありませんよね。中韓露の対日政策をもっと議会の場ではっきりさせることが 先ず必要でしょう。なぜ防衛軍が必要かと。安倍さんの親韓 夫人の影響もあるのでしょうね、そして 父親を引き継ぐ 親露外交、 中国の領海侵入にもソフトに対応する安倍・岸田外交 からは 自衛隊の 憲法上に明記されるべき防衛軍化 は よく見えてきません。
米国の世論調査の結果は、トランプ大統領の誕生で、分断されたインテリジェンス層とポピュリズム層のうち、ポピュリズム層が ロシア疑惑の進展と 米国産業を衰退させたと訴えていた中国との関係改善と 国民健康保険案がオバマケアより劣っていることがはっきりしてきたことなどで、トランプ氏に疑問を持ち始めた ということでしょう。 親露/ 親中/ 反オバマケア/ 反地球温暖化を止めない限り トランプ大統領は 低支持率で 大統領職を務めることになるのでしょう。 そして米国第一は 内外で 実現難となるでしょう。
二人に共通することは 手抜き工事が多すぎる ということでしょう。手抜き工事とは やるべきことをやらない やってはいけないことをやっている です。
当面は 安倍首相はどうやって自民党内を トランプ大統領は共和党内を やるべきことをして やってはいけないことはしないで、まとめるか でしょう。
成否は?
お二人とも 五分五分のように思えます。