エッ、また、と思ったのが、17日早朝の米国の AFP の配信ニュース。
中国製のスマホの中に、システム制御の OS に、スマホ内のデータ(電話番号、電話経歴、メール歴や通信文etc)を所有者に無断で中国へ、定期的に、自動的に、転送するソフトが入っていた、とのニュースです。
中国で製造されている米携帯メーカー・BLUプロダクツのスマホに、このソフトが組み込まれている、と米セキュリティ企業の Kryptowire社が見つけたもの。
BLU社のクレームで、問題のソフトを入れた中国企業上海広升信息技術 ADUPS社は、即、このソフトを、BLUものからは、消去したという。ADUPS社は、これは、迷惑電話/メールを選別するソフトで、間違って、BLU社のスマホに入れてしまっていた とコメントした という。
AFP 電に続く、ニューヨークタイムズは、OSアンドロイドを使い、そして、自動アップデート・サービス機能のある、中国製のスマホには、また、中国ブランドの Huawaiや ZTE(計7億台分)には、ADUPS社の情報自動流出ソフトが入っている可能性は大いにあり、米政府は、これは中国政府の諜報活動の一環では として、今、適切な措置を検討中 と伝えている。
中国政府に、プライバシーや仕事をみてもらいたい方は少ないでしょうから、また、生活・仕事などのデータを中国企業に差し出す気のある方は少ないと思うので、スマホ、タブレット、PCを買われる方は、OS仕様とメーカーに、そして生産国に気を付けた方がいいということでしょう。