さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

東日本大震災から8年…

2019-03-11 23:37:51 | ダイアリー


8年前の東日本大震災の夕方は顔が熱かった記憶があります。
黒い津波が次々と東北各地の画面を塗りつぶして行き、そして夜には 東京の帰宅困難者の長い列が、駅を バス停を、大通りを埋めていました。
アナウンサーは同じ言葉を繰り返し、私は何もする気が起きず、TVの前に座り続けていた記憶があります。
こんな災害が起きていいのだろうか?福島の原発の電源喪失/冷却不全による炉心溶融と放射能の放出の恐れの報道には眠気が吹き飛びました。

まだプレハブに住んでいる方が3千人、避難生活者は5万人、収入が減った方は53%であると言います。どこまで震災の影響は続くのだろう(か)

東京五輪は その目的の一つは、確か、震災の復興をPRするため といっていました。そして五輪開催に費やすお金は3兆円といいます。
経費の半分ぐらいは却ってくるとしても莫大な出費です。この費用で被災者の復帰を早めのはどうでしょうね。

最近外国人投資家は日本に投資をしていません。
人口減、中国の景気減速の影響だけではなく、日本は欧米と比べたら労働分配率は高く、配当性向は低いことがあるのでしょう(ね)
即ち日本では会社や一部の経営者・出資者の大儲けより、社員や取引関係先への富の分配傾向が強く、投資効率が悪いためでしょう。
また ゴーン氏の私利私欲的な日産資金の使用嫌疑に、日産車が売れなくなってきたことは、多くの人に強欲に否定的な見方があるということでは(?)
日本人は欧米人とは違う資産共有‘的’感覚の持ち主なのでは?

五輪開催決定時にはうれしく感じたものですが、この総経費が3兆円もかかることと、いまだに東日本大震災の被災者が多いこと、原発がまだ42基もあること、日本が災害大国であること、などを考えると、五輪は日本の社会気質に合ったものではなかったような気がしてきます。

今日だけに感じることではないような気がします。
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