さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

気になったニュース 211227

2021-12-27 18:22:33 | be short


2021・12・27

・新型コロナ、体内に数カ月滞留か? 後遺症と関連探る。
米国立衛生研究所などの研究チームは、新型コロナウイルス感染症の発症から200日以上たった患者の体からウイルスを検出したとする報告をまとめた。亡くなった患者を解剖したところ、脳や心臓など体の様々な臓器でウイルスの遺伝物質を検出した。ウイルスが持続的に感染している可能性があるという。後遺症のメカニズム解明に役立つ成果という。
新型コロナは主に肺に感染して呼吸器症状を引き起こす。発症してすぐはウイルスが体内で増えるが、しばらくすると減っていくとみられている。これまでも感染者の心臓などからウイルスの遺伝物質が検出されることはあったが、発症から長期間たったときまでは十分に調べられていなかった。研究チームは2020年4月から21年3月までに、新型コロナに感染し死亡した44人を解剖し、体内からウイルスの遺伝物質を検出できるかどうかを調べた。発症から死亡までは平均35日で、最長で230日だった。新型コロナ感染症や合併症で死亡した人が9割を占めるが、直接の死因でない人も1割いる。9割以上の人で呼吸器から、約8割で心臓や血管からウイルスの遺伝物質を検出した。44人中11人については脳の組織も調べ、10人で遺伝物質を検出した。このうち6人は発症から31日以上たって亡くなった人で、うち1人は発症230日後に死亡していた。研究チームはこれらの臓器でウイルスが持続的に感染している可能性があるとみている。新型コロナ感染症が軽症か無症状にとどまった人でも、脳や心臓などでウイルスの遺伝物質が検出された。研究チームは、重症度に限らずウイルスが全身に感染する可能性があるとしている。持続的に感染し体内に長くとどまるウイルスには、C型肝炎ウイルスやエイズウイルス(HIV)などがある。新型コロナウイルスでは持続的に感染するのは免疫不全の患者など特定の条件の際に起きると考えられているが、詳細は分かっていない。感染から約1カ月後も症状が続くといった後遺症は、体の様々な部分に起きる炎症が一因とされるが、詳しい仕組みは分かっていない。今回の報告でも肺以外の臓器では目立った炎症は見られなかった。今回の報告は第三者の専門家による検証を受ける前の段階だ。研究チームはウイルスがどのような仕組みで体内にとどまり、人体がウイルスにどう反応するかが分かれば、後遺症の仕組みの解明につながるとみている。(日本経済新聞より)

新型コロナウイルスは発症(無症状でも)から200日以上、肺、心臓、血管、脳にウイルスの遺伝物質が検出され、全身に持続的に感染する可能性があり、後遺症に関係するかもしれないという。さらに後遺症との関連については研究が進むという。新型コロナは体にウイルスが住み着くという怖い病です。

・塩野義、国産ワクチンの最終治験入り 東南アジアで5万人対象。
塩野義製薬は27日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、ベトナムで最終段階の臨床試験(治験)を始めたと発表した。東南アジアなどで約5万人を対象に有効性を確認する。令和4年3月末までの実用化を目指す。ベトナムでは25日に治験をスタート、偽薬を投与した場合と比較する。国内では人口の約8割がワクチンを接種済みのため、大規模な偽薬との比較試験を行うことが難しくなっている。同社は今後、フィリピンなど東南アジア各地で大規模な治験を行う計画。同社はこのほか、国内でも近く、数千人を対象に、すでに実用化されている他社のワクチンと効果を比較する最終段階の治験を行う。これらの最終段階の治験データを基に承認申請を行う。(産経新聞より)

漸く国産ワクチンが出来そうです。患者数が少なかったり、ワクチン接種が進んでしまって、日本国内では十分な治験が出来ないという問題を、ベトナムやフィリピンで行って有効性を検証するという記事です。でも日本人に効くのかなぁ?

・無料検査「都道府県の判断で」 官房長官 市中感染相次ぎ。
松野博一官房長官は27日の記者会見で新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の市中感染のある地域で導入している無料検査について、実施の是非は都道府県が判断するとの方針を示した。「封じ込めが必要な地域では都道府県の判断により、不安のある方を対象に無料検査を実施できる」と語った。すでに東京、京都、大阪、福岡、沖縄の各都府県で希望者への無料検査を始めている。他の地域についても「オミクロン型の感染状況や各知事の意向を踏まえ、適切に対応したい」と説いた。松野氏は「早期探知を徹底するとともにオミクロン型の濃厚接触者に対して宿泊施設での待機を要請するなど感染封じ込め対策を徹底していく」と強調した。(日本経済新聞より)

オミクロン株の感染拡大を抑えるためPCR/抗体検査を無料で行ってくれるという記事です。いいことですが、タラレバの話ですが、中国から新型コロナ株が入ってきてたことが分かり始めた2019年2月ごろから出来ていればもっとよかったのかも知れません。新型コロナ感染防止策では色々な教訓(失敗)がありますが、政府はこの際、纏めておくのはどうでしょうね。

・県またぐ「巡回診療」普及へ本腰…コロナ第6波に備え、開設申請が不要に。
政府は、新型コロナウイルスの「第6波」に備え、医師らが車両などを診療所代わりに使い、都道府県をまたいで診察に出向く「巡回診療」の普及に乗り出す。来年1月にも規制を緩和し、所在地外の都道府県で義務づけられていた開設申請を不要とする。県境をまたぐ診療を始める際の手間を省くことで、感染の急拡大で医療が 逼迫した地域に応援に入りやすい態勢を整える。規制緩和は、厚生労働省が1月をメドに都道府県に事務連絡として通知する方向で準備を進めている。巡回診療は、医療機関の医師や看護師が車両で地域に出向き、車両を「移動診療施設」としたり、公民館や学校の空きスペースなどに一時的な診療所を開設したりする仕組みだ。医師らが患者の自宅を訪れる「訪問診療」とは異なり、医療法が定める「診療所の開設」にあたる。これまでは、医療機関が所在地ではない都道府県で巡回診療を行う場合、それぞれの都道府県への開設申請が必要だった。事前に、巡回診療の日程や場所、医師名、診療科目などを記した「実施計画」を作成し、都道府県に提出することも義務づけられていたほか、同一場所での診療の日数も「週1回、連続2日以内」の制限があった。一般的に診療所を開設する場合、都道府県への申請から許可まで1か月程度かかるとされ、「規制が感染状況の変化に応じた機動的な診療の妨げになっている」との指摘が出ていた。政府の規制改革推進会議から検討を要請された厚労省が、規制緩和は可能と判断した。規制が緩和されれば、医療機関が所在地外の都道府県で巡回診療を行う場合でも申請は不要となる。実施計画は、診療後の「適切な時期」にまとめて提出することを認める。同一場所での巡回診療の日数制限も撤廃する方向だ。巡回診療では、主にコロナ患者の診療を想定し、無症状者へのPCR検査なども担う見通しだ。医師が医療機関に滞在したまま、巡回診療に出向いた看護師を介してオンライン診療を行う仕組みも活用する。(読売新聞オンラインより)

県をまたぐ診療は許可制で、許可まで一か月もかかる規制があるとは知りませんでした。是非都道府県をまたいで診察に出向く「巡回診療」の普及に 厚労省は即動してほしいものです。岸田&後藤厚労相頑張れ!

・石油備蓄放出、3月20日以降に 10万キロリットル分想定。
経済産業省は27日、国家備蓄石油から約10万キロリットル(63万バレル)を売却するための入札手続きを始めた。2022年2月9日に売却先となる事業者を決め、3月20日以降に放出する。新しい石油と入れ替えるために22年度に予定していた売却手続きを21年度内に早める。米国からの放出の要請に応じ、各国と協調して原油価格の抑制を狙う。日本の国家備蓄は10月末時点で国内需要の145日分ある。政府は2日分程度にあたる合計約67万キロリットル(420万バレル)の放出を検討している。今回は11月に国家備蓄の売却を決めてから初めての売却手続きとなる。鹿児島県志布志市の基地からオマーン産の原油を売却する。受け渡しは3月20日から6月30日の間で今後決める。米バイデン政権が日本や中国、インドなどに備蓄原油の放出を求めたことに応じる。石油備蓄法で国家備蓄の放出を認めるのは、供給が途絶する恐れがある場合や災害時に限っており、価格抑制対策での売却はできない。一方、備蓄の一部は新しい石油と入れ替えるために定期的に売却している。この石油の入れ替えを前倒しする。経産省は「油の入れ替えが主目的」とすることで、法律に反せず諸外国と協調した事実上の価格抑制策を講じる。価格を抑えるための国家備蓄の放出は初めてとなるが、効果がどの程度あるか見通しは立たない。(日本経済新聞より)

145日分ある石油備蓄のうち2日分を、先入先出の在庫処分で、市場に放出するという記事です。石油備蓄法で国家備蓄の放出は、供給が途絶する恐れがある場合や災害時に限っており、価格抑制対策での売却はできないが、在庫処分を早めて、米国の石油放出(原油価格の抑制のため)に協力するという。名目は在庫処分ですが実態は価格抑制のためとは、よく分かりませんが違反行為では? 石油備蓄法を改正する方法はなかったのでしょうか?

・大雪立ち往生「3キロ進むのに3時間」…近所の男性「県外トラックは大半がチェーンつけず」。
日本海側を中心に降った大雪の影響で、各地で車の立ち往生や通行止めが相次ぎ、交通が混乱した。27日午前3時30分頃、大型トラックがスリップして走行できなくなり、約2キロの立ち往生が起きた滋賀県彦根市の国道8号。車が動き始めたのは、7時間近くたってからだった。同県長浜市から同県湖南市の工事現場に積み荷を運んでいた男性会社員(42)は「3キロ進むのに3時間かかった。先方には連絡したが、たどりつくまでにはまだ時間がかかるかもしれない」と疲れた表情を見せた。現場近くに住む男性(81)は「県外ナンバーのトラックは大半がチェーンをつけず、あちこちで動けなくなっていた」と話した。京都府舞鶴市の舞鶴若狭道下り線でも27日午前6時35分頃、トラックが積雪で動けなくなり、後続の約20台が立ち往生。現在は解消したが、舞鶴西インターチェンジ―舞鶴東IC間の上り線が通行止めとなっている。名神高速道路でも滋賀県と岐阜県を結ぶ区間で26日夕から通行止めが続いている。空の便では、大阪(伊丹)空港の発着便が27日午前10時現在、但馬空港(兵庫県豊岡市)や青森空港(青森市)の往復便など計5便で、欠航や欠航予定となっている。鉄道も、JR西日本が始発から京阪神エリア発着の特急を40本運休した。福井県内でも降雪があり、福井市で午前11時現在、29センチを観測。負傷者も発生し、同県おおい町では26日夜、町道で除雪車が約1.5メートル下の道路脇に転落し、運転していた同町の男性(61)が腰の骨を折る重傷を負った。京都府福知山市でも同日夜、雪でタイヤが空回りしていた車を押していた70歳代の男性が転倒し、左肩を脱臼する軽いけがを負った。(読売新聞オンラインより)

前々から数年に一度の寒波がやってくる、大雪もあると天気予報でいっていたのに、何とかなるとの見通しで起きた渋滞ではなかったのでしょうか? 昔の話ですが、欧州では、ビール小瓶2本までなら酔っ払い運転ではつかまらないという話を信じて、多少余分に飲み過ぎて飲酒運転で捕まりました。また夜中なら警察もいないと信じて、飲酒運転で、街灯を倒したこともありました。人間駄目なんですね。駄目な自分を思い出した記事でした。


今朝は肩の冷たさで起きてしまい、エアコンを点けると、温風が顔に当たって、気分が悪くなりました。しばらくするとハワイのビーチで寝っころがっていて、隣にアグネスラムのような女性がやってきて、落ち着きませんでした。起きても気分はよくなりませんでした。年相応の夢ってあるのでしょうか?

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