成田～シェムリアップ間に直行便が就航

　タイのビジネスエアーは、11月15日から成田～シェムリアップ間で定期チャーター便を運航すると発表しました。現在政府認可申請中とのことです。
　機材は、機材はボーイングB767-300ER型機で、座席はエコノミークラスのみの250席です。現在大手旅行会社など約15社がツアーを計画し、販売を開始しているとのことです。また、総座席の49％は個別に販売する方針で、国土交通省に申請するとしています。

▽8B　成田／シェムリアップ間　定期チャーター便スケジュール
8B8820便　NRT　12時00分発／REP　16時15分着（月・水・金）
8B8821便　REP　23時30分発／NRT　07時30分着※翌日（月・水・金）

ビジネスエアーのサイト
http://www.businessaircenter.net/

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しゃぶしゃぶ＆寿司ビュッフェ

　プノンペンセンター近くに突然できた「しゃぶしゃぶ＆寿司ビュッフェ」に行ってみました。回転寿司の鍋版という感じで、カウンターには一人用鍋があって、目の前のコンベアの上を鍋の具が回っています。お寿司は、ランチタイムだったからでしょうか、一か所にきれいにまとめられていました。ソフトドリンクも飲み放題、てんぷらやサラダの前菜、アイスクリームまで食べ放題で、おひとり様7.8ドルです。ちょっと高いようにも感じますが、店内はカンボジアの家族連れやカップルでいっぱいです。
　味はタイスキベースですが、ダイコンおろしもどきと醤油で食べると、結構いけます。お試しください。場所はシアヌーク通りとソテアロス通りの交差点角です。

店内は広く、奥はオープンキッチンです。


お寿司は美しく並べられていました。


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工場見学 クリーンサークル

　プノンペン経済特区内で、婦人靴の製造を行っている日系企業「クリーンサークル」社の工場を見学させていただきました。クリーンサークルは東京に本社があり、初の海外進出先としてカンボジアを選ばれました。日本は革靴の輸入については大変高い関税（30％または一足4300円の高い方）をかけていますが、カンボジアは後発開発途上国として特別特恵関税制度が適用され、関税がゼロになりますので、大変有利です（中国、ベトナム等は課税されます）。
　一日に約200足の婦人靴を製造され、全量日本に輸出して、デパートなどで様々なブランド販売されているとのことです。工場では180人の従業員を雇用しており、日本的経営で経営されています。訪問したのが終業時間（午後4時）に近かったのですが、3：50になると、一斉に後片付けと清掃作業が従業員全員で行われていました。気持ちの良い雰囲気の工場で、大変感動しました。

クリーンサークル社については、プノンペン経済特区のサイトも御覧ください。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/133/
　
様々な工程を経て、婦人靴らしくなっていきます。


終業時間10分前。合図とともに掃除道具が出てきて、全員で後片付けと清掃作業です。やはり日本企業は違うなと実感します。



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カンボジアの休日2011年版

　来年2011年の祝祭日が決定しました。8月31日付首相決定により、下記の通りです。2011年に休日は1日増加しています。6月1日の「国際子どもの日」です。

2011年の祝祭日
1月1日 土曜 インターナショナルニューイヤー International New Year's Day
1月7日 金曜 虐殺政権からの解放の日 Liberation Day
2月18日 金曜 万仏節 Meakkha Bochea
3月8日 火曜 国際女性の日 International Women's Day
4月14日～16日 木曜～土曜 カンボジア正月 Cambodia New Year
5月1日 日曜 メーデー Labour Day
5月13日～16日 金曜～月曜 シハモニ国王誕生日 King Norodom Sihamoni's Birthday
5月17日 火曜 仏誕節 Visaka Bochea
5月21日 土曜 王室始耕祭 Royal Ploughing Ceremony
6月1日 水曜 国際子供の日 International Children's Day
6月18日 土曜 モニク前王妃誕生日 King's Mother's Birthday
9月24日 土曜 憲法記念日 Constitution Day
9月26日～28日 月曜～水曜 プチュン・バン（お盆） Pchum Ben
10月29日 土曜 シハモニ国王即位記念日 King's Coronation Day
10月31日 月曜 シアヌーク前国王誕生日 King's Father's Birthday
11月9日 水曜 独立記念日 Independence Day
11月9日～11日 水曜～金曜 水祭り Water Festival
12月10日 土曜 国際人権の日 International Human Rights Day

祝日が土日曜と重なる場合は、翌平日が振替休日となる
旧正月は休日とされていないが、休む企業・職場が多い


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キャッサバの価格が急騰

　キャッサバは、バイオエタノールの原料となるサツマイモのような植物です。タイやベトナムのバイオエタノール工場向けの生産をカンボジア各地で行っています。キャッサバの価格は国際原油価格に振り回される傾向が強く、2008年に原油価格が150ドルに高騰した時は農民も大儲けで良かったのですが、2009年に原油価格が30ドル台にまで落ちた時はキャッサバは全く売れなかったようでどん底だったとのことです。
　さて、今年は、タイのキャッサバがカイガラムシの被害でダメージを受けたとのことで、キャッサバの価格は350％も高騰（4.5倍になったということ）しました。昨年の同時期は、500バーツ／トン（約1300円）程度でしたが、現在は2250バーツ（約6000円）に達しています。カンボジアでのキャッサバ生産は通常12月から3月のため、今シーズンはキャッサバの作付が増えるものと見られています。

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中国電力がカンボジアでバイオ発電試験運転

　日本の中国電力は、日本、カンボジアの関係機関と協力して、カンボジア工科大学内でバイオ燃料による発電試験運転を行っています。これまではジャトロファの種子から採れる油を原料としていましたが、今回は、ジャトロファの油を絞った後の残りカスやもみ殻といった今までは捨てていたものを原料としてガスを発生させ、これをジェトロファ油と混ぜて燃料として発電することに成功しました。今後来年まで試験運転を続けて実用化に向けてデータ収集等を進めたいとしています。

中国電力のプレスリリース
http://www.ecool.jp/press/2010/10/energia98-1005.html


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ＩＭＦは今年の成長率予測を据え置き

　国際通貨基金（IMF）は、毎年2回世界経済見通し（WEO）を発表しています。今回発表されたWEOでは、カンボジアの2010年の成長率予測をこれまでの4.8％で据え置きました。ＩＭＦは、カンボジアの輸出と観光が好調としています。海外からの直接投資も前年比で20％程度増加すると見込んでいます。建設はまだ不振が続いており、農業は雨季の始まりが遅かった点が若干心配としています。
　また、2011年の成長率は6.8％、2012年は6.8％と予測し、中期的にも6～7％の成長軌道に乗ると見ています。

ＩＭＦのサイト（英文です）
http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2010/02/index.htm

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工場見学 LYLY Food

　カンボジア資本の中小企業の工場を見学しました。LYLY Foodという袋菓子を製造している工場です。社長は女性の方で、起業家としてもカンボジアで有名な方ですが、お子さんを育てながら仕事もこなすという頑張る女性としても有名です。
プノンペン西部の町中にある工場では、お米を主原料として、スナック菓子を製造しています。貧しい子供たちも食べるので、ビタミンを添加したり、海外ドナーから支援を受けたりしているそうです。
工場の１階で焼成、味付けがなされ、２階では人海戦術で袋詰めが行われています（写真上）。近い将来、新工場を建設して移転する予定とのことで、今後の発展が期待されます。

LYLY Food
http://lylyfood.com/

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プチュンバン

　プチュンバンはカンボジアのお盆です。10月7日から11日まではプチュンバンで連休です。多くの人々が田舎に帰って家族で集まるので、プノンペンは閑散としています。お店もお休みのところが多くなっています。本当は、朝早起きしてお寺にお参りに行かないといけないのですが、私はさぼってしまいましたので、お寺の様子は下記のブログ「Ausleseの香り」をご参照ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/hirosaki_1717/17265213.html

　写真は、がらがらのワットプノンです。

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国道6号線の拡幅工事が進む

　プノンペンとシェムリアップを繋ぐ国道6号線のプノンペン近く、特に日本橋近辺は慢性的な渋滞に悩まされ始めています。このため、日本橋を渡ったところから4キロの区間について片側1車線から2車線への拡幅工事が行われています。この付近は、レストランや住宅もあり、約250世帯が移転等の影響を受けるとのことです。

　拡幅のために住宅やレストランに一部が取り壊されています。


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鉄道南線が部分開通

　カンボジア国鉄南線の一部が10月1日に開通しました。カンボジアの鉄道は、現在アジア開発銀行の支援を受けて全面改修工事中ですが、その第一弾として、南線のうちプノンペン～トゥクメアス（カンポット州）間117キロが開通しました。トゥクメアスには、セメント工場があり、当面はこの工場で生産されたセメントをプノンペンに運ぶことに使われる予定です。
　鉄道運営の委託を受けているオーストラリア資本のトールロイヤル社は、当面貨物列車を一日一本程度運航したいとしています。
　来年前半には、今回の開通部分を含めて、プノンペン～シアヌークビル間254キロが開通する予定であり、コンテナの輸送も期待されています。

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銀行セクターが好調

　今年第３四半期（7月～9月）のカンボジアの各商業銀行の実績は大幅に改善した模様です。
　カナディアバンク（写真上）の収益は、第2四半期に比べて14％増となりました。今年の貸付目標の4.5憶ドル（約380億円）を第3四半期で既に達成したとしています。農業、サービス、商業、貿易業等への貸し付けが好調であったとしています。
　ＡＣＬＥＤＡ銀行の純益は、前四半期の550万ドルから29.6％増加し720万ドルに増加しました。貸付は9.35％増の6.72億ドル、預金は8.17％増の8.58億ドルとなりました。
　韓国資本の国民銀行プノンペン支店も、預金は53.8％増の2000万ドル、貸付も33％増の1600万ドルとなったと発表しています。

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ＡＳＥＡＮとオーストラリア・ニュージーランドの自由貿易協定を批准

　ＡＳＥＡＮ各国と、オーストラリア・ニュージーランドとの自由貿易協定（ＦＴＡ）は、2009年2月に調印され、今年2010年1月1日から発効しましたが、カンボジアについては、10月1日に国会で批准され、正式に発効しました。
　内容は、2020年までに、オーストラリア、ニュージーランドの関税をゼロに引き下げます。タイやマレーシア等は、90％以上の品目について関税をゼロとします。カンボジアは後発国として、過渡期間があり、2024年までに85％以上の品目について関税をゼロとする予定です。
　カンボジアを含むＡＳＥANは、この他にも、日本、中国、韓国、インドとそれぞれＦＴＡを締結しています。

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