カンボジア経済

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カンボジアの保険市場動向

2016年11月22日 | 経済
 11月15日、ニッセイ基礎研究所は、「CLM諸国の政治経済の概況と保険市場動向」についての報告を公表しました。保険研究部兼経済研究部の平賀富一主席研究員によるものです。
 今後の有望な保険市場としての期待が高まっているカンボジア・ラオス・ミャンマー(CLM)の保険市場は、現時点では発展の初期段階にありますが、長期的な保険市場の発展を予期して欧米日やアジア諸国の外資保険企業の進出も増加しつつあり、タイムリーな市場への参入と長期的視点に立った先行投資が重要であると分析しています。
 カンボジアについては、「損保17社、生保4社の11社が営業を行っている。損保では地場のForte社が約45%のシェアを保有する首位企業である。生保では、2012年に設立されたCambodia Life(カンボジア政府の過半出資で、Bangkok Insurance、Bangkok Life等との合弁)が嚆矢であり、Manulife(カナダ)、Prudential(英国)、Muang Thai Life(タイ)という体制である。加えて、Prevoirなどマイクロ保険専業の会社もある。近く、損保分野でタイのDhipaya社、信用保険で中国輸出信用保険公司(SINOSURE)の参入の予定が報じられている。同国では外資の全額出資も認められているため外資系企業の進出が多い。日系ではAsia Insurance(損保)にMS&ADグループが出資している他、損保ジャパン日本興亜と第一生命が駐在員事務所を設置している。」とのことです。

ニッセイ基礎研究所のサイト
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54350



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