カンボジア経済

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2021年04月19日 | 一般
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新型コロナ カンボジアの状況 4月19日 ロックダウンに踏み切る

2021年04月19日 | 経済
 カンボジアは、新型コロナウイルスの感染は、他国に比べればまだ低いレベルにありますが、国内感染に歯止めがかからなくなりつつあります。死者は43名(4月11日から14名増)です。4月18日の保健省の発表によれば、累計陽性者数は6389名(同2151名増)となっています。治癒数は2476名(同290名増)です。先週の新規陽性者のうち、2141名は2月20日市中感染事件による陽性者でした。それ以外の先週の海外帰国・入国者の新規陽性は10名でした。
 国内でのクラスターとしては、11月3日事変(陽性者4名:終息済)、11月28日市中感染事件(陽性者41名:終息済)に加え、2月20日市中感染事件が発生しました(4月18日現在陽性者5846名)。今回の感染は、中国人女性が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げるという悪質なケースでした。
 海外帰国者の陽性者も、空港での検査や2回目以降の検査等で引き続き発見されています。大規模クラスターが発生しているタイから出稼ぎ労働者が帰国していることもあり、タイと国境を接しているバッタンバン州やパイリン州で帰国者94名(4月11日から3名増)が陽性と確認されました。
 4月14日、政府は、プノンペン都とタクマウ市について、4月15日から28日までロックダウンを行うと決定しました。特定の例外を除き、ステイホームが原則となります。特定産業関係者の通勤や食品等の生活必需品の買い出し、通院等が例外となっています。食品や生活必需品のデリバリーも例外です。しかし、4月17日からは規制がさらに厳格化されたうえ、通行許可証の取扱等について二転三転する等混乱がありました。また、検問所等の現場対応も場所によってまちまちであるとの情報もあります。規制内容等につきましては、日本大使館等の確実な情報をご確認ください。なお、シェムリアップの一部地域も4月16日から29日までロックダウンとなっています。ロックダウンにあわせて、州境を越える移動の禁止・夜間外出禁止も4月28日まで延長されています。
 ロックダウンに際しては、事前にフン・セン首相の音声データが漏洩してしまい、前夜の4月14日は、スーパーマーケットや市場は、食品等を買い出しに来る人でごった返すという事態になりました。
 日本大使館によりますと、4月19日から、日本入国時の検疫がより厳格化されます。厚生労働省の発表によれば、新型コロナウイルス陰性証明書は、厚生労働省が指定する採取検体及び検査法によるもの以外は無効とされます。カンボジアの現在の検査方法では無効となるため、大使館よりカンボジア政府に申し入れて変更手続き中とのことです。日本に帰国される方は、ご留意ください。
 また、日本大使館によりますと、2月20日市中感染事件の拡大を受けてPCR検査に時間がかかるようになっており、カンボジア入国時の隔離期間が14日では完了せず20日以上となるケースもあるとのことです。大使館では、「カンボジアへの渡航を予定されている方、カンボジアへの出張者等の呼び寄せを検討されている方におかれては、カンボジア国内における感染状況が落ち着くまでの間、真に必要な渡航であるか、今一度ご検討されることをお奨めします。」と注意を呼び掛けています。
 ワクチンについては、4月16日現在で、人口の約8%に当る124万1947人(うち軍関係者27万4858人)への接種を行ったとのことです。また、4月17日には、中国シノバックのワクチン50万回分が到着しています。
 カンボジアでは、3回目の国内クラスター発生と対策法の施行で、全般的に防止対策が強化されていましたが、感染拡大に歯止めがかからないことから、夜間外出禁止・州を越える移動の禁止・酒類販売禁止・外食禁止等の規制を矢継ぎ早に導入し、ついにはプノンペンのロックダウンに踏み切りました。カンボジアの陽性者数や死者数は、欧米や日本に比べると圧倒的に少ないのですが、医療体制が脆弱という弱点があり、いわゆる医療崩壊の懸念が残ります。なお、各種の規制は、頻繁に変更され、即時適用されることが多い上、州毎に異なりますので、日本大使館のサイト等を十分にご確認ください。
(写真は、ロックダウン前夜、買い出しでごった返すスーパーマーケット)

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在カンボジア日本国大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000431.html


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