4月8日、カンボジア証券取引所(CSX)は、中小企業向け市場の「成長市場(Growth Board)」に初の上場となるDBDエンジニアリング社(DBD Engineering Plc.)の上場審査について基本認可を与えたと発表しました。「成長市場」は、中小企業振興のために、カンボジア証券取引場が開設した市場で、メイン市場よりも緩和された条件で上場することが可能です。今後、上場に向けて、カンボジア証券取引委員会での新規株式公開に関する認可を得る手続きとカンボジア証券取引所での上場に関する最終認可手続きが必要となります。主幹事は、SBIロイヤル証券となります。2021年中の上場が期待されます。なお、中小企業振興政策の一環で、カンボジア証券取引所は、今回の上場に関し、上場審査手数料と上場手数料を免除するとしています。
DBDエンジニアリング社は、カンボジアで20年以上の事業実績を有し、機械・電気・配管・建設等の工事の有力企業の一つとのことです。イオンモール、チップモンモール、カルメット病院等の建設工事に参加した実績があるとしています。2020年の売上は、1253万ドル(約13億8000万円)で、社員数は約700名とのことです。
カンボジア証券市場は、2020年は新型コロナの影響もあって、沈滞した状況が続きましたが、市場参加者は、昨年のACLEDA銀行の上場もあって、増加しているものと見られます。新規上場により、上場企業数が増加していくことは、市場の活性化にも効果があるものと期待されます。
(写真は、カンボジア証券取引所)
カンボジア証券取引所の発表(英文です)
http://www.csx.com.kh/news/notice/viewPost.do?MNCD=8020&postId=502#.YHapt9Jxc2w
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DBDエンジニアリング社は、カンボジアで20年以上の事業実績を有し、機械・電気・配管・建設等の工事の有力企業の一つとのことです。イオンモール、チップモンモール、カルメット病院等の建設工事に参加した実績があるとしています。2020年の売上は、1253万ドル(約13億8000万円)で、社員数は約700名とのことです。
カンボジア証券市場は、2020年は新型コロナの影響もあって、沈滞した状況が続きましたが、市場参加者は、昨年のACLEDA銀行の上場もあって、増加しているものと見られます。新規上場により、上場企業数が増加していくことは、市場の活性化にも効果があるものと期待されます。
(写真は、カンボジア証券取引所)
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