4月3日、カンボジア観光省は、観光回復ロードマップと、シェムリアップの観光開発マスタープランが承認されたと発表しました。ロードマップは、新型コロナの流行期から収束期にかけての2021~25年を3段階に分け、新型コロナで深刻な影響を受けている観光業の復興を進める内容となっています。2021年をニューノーマル(新常態)における危機管理と回復に向けた準備のための期間、2022~2023年を新型コロナ禍からの回復期、2024~2025年を観光業の本格復興への準備期間と設定しています。シェムリアップ観光開発マスタープランは、2021~2035年を対象とし、国内から1090万人、海外から750万人の旅行者数を達成することにより、94万人の雇用を創出し、60億ドル(約6600億円)の観光収入を目指すとしています。
また、4月7日、カンボジア観光省のトン・コン大臣は、2021年第4四半期にも、ワクチン接種済の外国人観光客を、14日間の隔離期間中であっても、アンコール遺跡群への入場を許可する方針について関係省庁と検討を進めることに関し、フン・セン首相の了解を得たと発表しました。
観光業は、カンボジア経済にとって主力エンジンの一つですが、新型コロナ影響を最も厳しく受け、外国人観光客の来訪はほぼゼロと言ってもよい状態となっています。観光客の入国再開の目途が立っていないこともあって、観光業界では絶望感も漂い始めていました。そうした中で、政府が様々な回復策を検討していることは、大きな意義があることです。ワクチンの接種状況を勘案しつつ、安全にも十分配慮した上で、観光回復のための方策が検討・実施されていくことが期待されます。
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
また、4月7日、カンボジア観光省のトン・コン大臣は、2021年第4四半期にも、ワクチン接種済の外国人観光客を、14日間の隔離期間中であっても、アンコール遺跡群への入場を許可する方針について関係省庁と検討を進めることに関し、フン・セン首相の了解を得たと発表しました。
観光業は、カンボジア経済にとって主力エンジンの一つですが、新型コロナ影響を最も厳しく受け、外国人観光客の来訪はほぼゼロと言ってもよい状態となっています。観光客の入国再開の目途が立っていないこともあって、観光業界では絶望感も漂い始めていました。そうした中で、政府が様々な回復策を検討していることは、大きな意義があることです。ワクチンの接種状況を勘案しつつ、安全にも十分配慮した上で、観光回復のための方策が検討・実施されていくことが期待されます。
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村