カンボジア経済

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プノンペンに日系病院 サンライズジャパン病院が開院式典

2016年09月28日 | 経済
 9月20日、日本からの病院システム丸ごと輸出の第1号でもあるサンライズジャパン病院の開院式典が、プノンペンの同病院にて開催されました。式典には、フン・セン首相も参加され、また、安倍晋三首相からのメッセージも届けられました。
 サインライズジャパン病院は、日揮、産業革新機構、Kitahara Medical Strategies Internationalが合弁で設立したSunrise Healthcare Service社が建設してきたものです。資金面では、国際協力機構(JICA)も支援しています。この病院は、北原茂実先生が長年の熱意を実らせたもので、カンボジアにとって重要というだけでなく、日本の医療にとっても革新的な取り組みの第一歩となるものと言えます。プノンペンに脳神経外科を中核に救命救急機能を持つ日本式の病院を建設、日本の医療機器を数多く導入し、日本人医師が主導する質の高い医療サービスをカンボジア国民や在留外国人に提供するものであり、日本政府が提唱する「日本再興戦略」の一環である日本式医療の海外展開に沿った取り組みとなります。
 プノンペンでは、近年、日本人学校の開設やイオンの開店等により、在留邦人にとっての生活環境が改善されてきましたが、日本の病院が開院することにより、基本的な生活環境は概ね整備されたということができます。今後の日系企業の進出に当って、日本人駐在員やご家族が安心してカンボジアに来ていただけるようになるものと期待されます。また、病院だけでなく、医療関連の事業や雇用が進展することにより、カンボジア経済にもプラスの影響を与えていくことが期待されます。
(写真は、フェイスブックより)

日揮株式会社の新聞発表
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/142

サンライズジャパン病院のフェイスブック(英文です)
https://www.facebook.com/sunrise.jhpp/?hc_ref=NEWSFEED#


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