マイクロファイナンスの不良債権が減少

　2010年のマイクロファイナンスの貸付は、2009年の4.85億ドルから33％も増加して6.47億ドルに達しました。カンボジアマイクロファイナンス協会によれば、経済危機からの回復が特に2010年中盤から順調であったことが主要因と分析されています。
　カンボジア最大のマイクロファイナンス機関のＡＭＲＥＴ（写真）は、貸付は25%増、借入人数は23万8535人となっています。不良債権は、2009年末の3.7％から2010年末には0.63％に低下したとしています。
　第3位のSathapanaでは、貸付は37％増の5788万ドル（約48億円）となっています。不良債権は2009年の2％から、2010年末には0.93％に低下しています。
　Hattha Kakeskarでは、貸付は45%増の4400万ドル（約37億円）となり、不良債権比率は2009年の2.5％から2010年末の0.9％に低下しました。

このブログの2010年9月3日版「マイクロファイナンス最大手AMRET」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5d7f1f466c5f64f34947339671e4e5ac


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