山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

雪割草へのジベレリンはいつから?

2008-01-20 | 雪割草

雪割草の実生苗にジベレリン処理するという方法は、いつ、誰が始めたのだろう?
私が愛好家の方から聞いたのはいつだったのだろう?
自分の記憶もなかなかはっきりしないのだが、、、。

手元の本を調べてみると、
NHK趣味の園芸「よくわかる栽培12か月 雪割草」(岩渕公一著)
これが2001年(平成13年)1月初版
「このジベレリンを使って、雪割草の花を早く咲かせられることがわかってきました」
と書いてある。

次に、
別冊趣味の山野草「山野草マニアックス VOL.1」特集雪割草パーフェクトガイドには、
「雪割草が2年目に開花!!」(栗山さん)という2ページの記事があって、私はこれにビックリした記憶がある。
この本は平成13年発行だが、記事の中では
「平成9年春に送った大阪在住の西川さんから平成11年に2年目で花を咲かせたという興味深い手紙を受け取ったことが始まり、、、ジベレリンというホルモン剤を用いた、、、」
と書いてある。

なぜ、こんなことを書いたかというと、正月休みに、あれこれ昔の雑誌とか本をながめていたときに次のような記事を見つけたからであって、

「一から育てる山野草」(千葉光穂著) 三角草(ミスミソウ)の項目に
「発芽当年は双葉が出るだけで本葉を出さないのが普通ですが、ジベレリン50ppm散布で出させることもできます」
と、かなり断定的に書かれている。
この本は平成10年初版発行で、著者の方がタネから育てる100種の山野草について、すべて御自分で実践済みのことばかり書いてあるもので、私はときどきながめて参考にしている本のうちの1冊である。

さて、「いつ誰が始めたの?」という私の疑問は、いつかはっきりするのだろうか?


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