山野草を楽しむ

育てて楽しむ山野草

ヨーロッパ産との交配

2015-04-29 | 雪割草
ブルー系の八重咲きでも生まれないかなあ、、、と
交配してみました。


♀:青軸の白花日輪。ラベルには「岩渕素心日輪」と書いてありました。
♂:花粉親はスウェーデン産のノビリスで、ラベンダー系の花です。
生まれた子は、すべて似たような色で、どういうわけか親よりも赤みが強くなりました。またアップの写真のように、花粉の出ないヘラシベタイプも3割くらいありました。
当然ですが、青軸は1本もなくすべて泥軸。


生まれた子の花粉を♀親につけた例です。
理論的には半数が青軸になるのでしょうが、今のところ8割以上が青軸になっています。


こちらはF1同士の交配で、青軸確率25%になるはずですが、やはり青軸が多くて6,7割はありそうです。

このなかから、目的とする青軸有色八重の出現率はというと、上の戻し交配では25%になると思うのですが、岩渕さんの本(P-116)によれば「ほとんどの場合、八重咲きはすべてドロ軸になります」と書いてあるのを見て、少々期待薄かなあと感じています。

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