鹿島神宮
2009-05-10 | 旅
香取神宮を参拝したら、当然の様に鹿島神宮にお参りするのが筋かと思う。間もなく太平洋へと流出する利根川を挟んで南に香取神宮、北に鹿島神宮、二つの神社には歴史的な因果関係があると誰もが直感的に考えるのが自然だ。 利根川を渡って潮来水郷を通り抜ければ鹿島市だ、鹿島神宮は市内のど真ん中なので少々交通渋滞を予想したが、休日と重なって比較的楽に辿り着いた。しかし香取神宮と違って有料駐車場は満車で何台か順番待ちをしていたが、ほどなく駐めることが出来た。
鹿島神宮は、大昔は「香島神宮」と書いたそうだ、天照大神のお使いとして鹿がつかわされた事に因んで「鹿島」と名を替えたのだそうだ。
楼門の手前で両手を清め口をすすいでから大きな楼門をくぐる。
香取神宮は楼門の真正面に拝殿があったが、ここは真正面は奥院へ続く参道となっている。拝殿は、右側に位置していた。御祭神は、武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)で、天照大神の命により国家統一の大業を果たし建国功労の神と称え奉られたとある。由緒は香取神宮と並ぶもので、共に武道の神として仰がれている。
拝殿の奥に位置する本殿、ここは香取神宮と違って隣接する他の施設が在るために本殿の周囲を回遊出来ない。拝殿の横から僅かに望めるのみであった。 楼門から真っ直ぐのびる鬱蒼とした森の参道を凡そ300mほど進むと奥宮だ。
1605年徳川家康公によって本宮社殿として奉健され、後に二代将軍秀忠公が現在の社殿を奉健された後は奥宮として現在地に移築されたとある。
森の参道の途中にある石碑には、国歌「君が代」にある「さざれいし」(細石)のいわれが刻まれており、そこに沢山の細かな石が固まって一つの岩石を成している大岩が置かれていた。
君が代は千代に八千代に さざれ石(細石)の厳となりて 苔のむすまで
さざれ石は各地に存在しているようですが、ここ鹿島神宮にも有ったのですね。
http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E7%A5%9E%E7%A4%BE/?from=websearch
に説明が有りました。
私も今回少し勉強になりました。