つみくさ

春を感じる暖かさですが、まだ野山は冬姿のまま



寒々とした景色をみれば都会の人は、こんな寒そうな所へ出掛けて行く気にはなれないって思うだろう。
日陰には昨夜降った雪がうっすらと残っていた。写真のほこらのある小山のふもとに広がる田んぼ、田んぼと小山の境目辺りの土手に雑草の間から顔を出して「ふきのとう」が芽を出し、咲いている。
まだ新しい切り口からすると既に昨日か、一昨日あたりに先客が居たらしい、探すのに苦労したが、農家が手入れをしている田の畦を崩したりしない様に慎重に歩く。



それでも取り残しや、目こぼしやらを拾う様に採取して少しずつ収穫が増えた。



小一時間の努力で、今夜の酒のツマミには充分な収穫が得られました。
ほろ苦い旬の香りがいっぱいの天ぷらを脳裏に浮かべながらの帰り道だった。