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明日を楽しく

釣り、カメラ、アマチュア無線、アウトドア、DIY、何でも思いっきり、明日の楽しさを求めて今日を生きる徒然日記

福寿草の里

2013-04-07 | 
春になったし、桜もそろそろ開花し始めたのだが、この時期、以前から行って見たいと思いながらついつい行きそびれていたのが福寿草の自生地だった。
幸い、福島県には幾つかの自生地が知られていたのだが、中でも日本一と謳った「福寿草の里」旧山都町の沼ノ平が丁度いま「福寿草祭り」の最中らしいと知り、すこし時間的な余裕も有ったし、天候も良かったので、思い切って出掛ける事とした。
現地までは、我が家から凡そ100kmを少しオーバーする程度の距離なので、日帰りにしても余裕のドライブとなった。

山都は、そば処としても有名な所だ。 目的地より少し先の、一の木地区まで行き、農家の座敷で美味しい蕎麦で昼食を摂り、少し下って横道に入って、目的地の「沼の平」地区に辿り着いた。



駐車場の少し手前に小屋が有って、一人300円を払ってパンフレットを頂いたのだが、領収書などはくれなかった。収入はどの様に管理して居るのか、領収書が無いと言う事は、ドンブリ勘定? 係のお姉さんが猫ばばって事は無いだろうが、傍から見れば、ちょっと不明朗な金銭感覚に少々呆れたが、この小さな集落で僅かな観光資源の活用なので、その内には気が付いてチャンとやる様に成るだろうと期待して園内の散策をすることにした。



広い自然園の趣で、あちらの土手、こちらの地面、至る所、全山一面に福寿草の花盛りだった。
花から種がこぼれて、どんどん繁殖しているのだそうだ。





福寿草がこんなに沢山生えている、咲いているとは、唯々驚き、感心しながらの散策を続けた。



キバナノアマナ (ユリ科)



アズマイチゲ



ミズバショウなども咲いていた。
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磐梯吾妻スカイラインの紅葉 2012年10月12日

2012-10-13 | 
スカイラインの紅葉は、例年10月10日頃が見頃なので今年も楽しみに出掛けてみた。
高湯温泉側から浄土平を目指して登って行ったが吾妻小富士が見える辺りまで来ても緑の風景が展開しているので「今年は未だの様だ」と感じた。



スカイライン全体の紅葉は10日くらい遅れている模様だ。
浄土平の駐車場に車を置いて鎌沼まで散策して帰ることにした。画像は、吾妻小富士の現在の姿だが、見ての通りで紅葉が始まった処だ。



鎌沼の手前に広がる酸ガ平は見事な草紅葉が見られた。

このあと、土湯峠側に下って帰路に着いたが、全山緑の状態で紅葉には暫く掛かりそうだ。
震災以来スカイラインや浄土平の駐車場が無料開放されているので、料金を気にせず何度でも行けるので時期を見計出直すことにした。

「 10/14 酸ガ平の草紅葉画像を追加しました 」
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秋田の秘湯・泥湯温泉と河原毛地獄

2012-07-14 | 
2013/01/20 タイトル訂正「岩手の秘湯」は間違いでした。間違いに気付いたので訂正しました

一関市の方から入って、栗駒国定公園で無線でヨーロッパと交信した翌朝、少し遠くなるけど久しぶりに山形経由で帰る事にした。
東北の主要道路は南北に向いているので、東西に移動する時はあまり素直では無いのが普通だ。今回も県道282号を西に向かって走り、国道359号に行き着き、これを北上して、県道51号を左折、再び西に向かうと桁倉沼の先から進路が北西へと変わっていく、最終的には国道13号線で南へ向かうのだからあまり北へは向かいたくない。ゴリラの画面を突っついてみたがこのまま行くと、湯沢市相川でR13と交差する様だ。可成り北寄りになるので、どうも具合が悪い。ゴリラの画面を見ると桁倉沼の先で左に分かれる道があるので辿ってみるといったんR108に入って少し北に進むと相川より可成り南側でR13にたどり着く事がわかった。
その道がR108号に達する地点を目的地としてゴリラに入力、距離優先でルートガイドを設定したら、何と、県道を北西に進んで相川でR108に入って南下するルートが出てきた。何たることだ、桁倉沼を左折するルートは「拒絶ルート」?

ままよ、ゴリラと喧嘩するか! 迷わず左に曲がって突き進んだ。

暫く走ったところで、突然目の前に異様な風景が!



辺りに硫黄の臭いが漂い、道路の直ぐ脇からガスと湯気が立ち上っているのだ。



道路脇に塩ビパイプが立っている。多聞、硫黄ガスが路面に漂うと危険なのである程度の高さで空中に放出させてガスを分散させる為なのだろう。



そして、噴出したお湯が煮えたぎっている。



画面の左側にこの場所が見えている。南側には10軒に満たないほどの小さな集落が建っていた。



泥油温泉だ。
一番端の宿の前が広く空いていたので車を留めて玄関を開けると可成りなおばあさんが出てきた。言われるままに300円を渡すと、マッチをくれた。「今時マッチは珍しいね」「皆さん珍しがって、貰って帰ると言いなさる」・・「それから着ているものを脱ぐ前に風呂場に入って、手を入れて、熱かったら水道から水を入れると良いよ」って言ってくれた。



お風呂は、素朴さに於いては天下一品だ。板敷きの床、湯船も木だ。湯船の床は、細木が桟の様に間を空けて並んで入るのはどうしてなのか、嘗て何十年も昔だが、十和田の蔦温泉の旧館の湯船の底がこの様に桟状になっていたが、ここはその桟の間から温泉が噴き出していた。しかし、ここの湯は、縁から湯元から伸びたパイプが見えている。
そんなことはさておき、少しうめたら程々になったので、入浴。  細かい湯ノ華が浮いていて、硫黄の臭いがしているが、硫黄泉なので当然だ。とっても良い湯だった。外の気温も高かったので汗が引くのに時間が掛かったが、程々に疲れもとれて、再びドライブ開始だ。



泥湯温泉の南側から見た集落の様子だが、他に近くの集落が無い様なので、昔は本当に秘境だったのだろう。



泥湯から南へ進み、道なりに尾根を越した先で下り始めて二度目の驚きに直面した。
異様な白い世界が展開していた。



河原毛地獄と書いてある。昔、下北半島の恐山に行った事があったが、更に強い凄まじさを感じる様相だ。

土器(かわらけ)原始的な素焼きの土器の事を言うのだが、古い昔京都のお公家さんたちが、縁起担ぎなどで、土器の皿を谷間に投げた「土器投げ」を行った記録がある。想像するに、この土器の破片が散らばって積み重なった有り様に一種異様な世界を感じたのだろう。
その異様さから河原毛と言う言葉に成ったのだろうと思う。「毛」には「身の毛がよだつ」などが有るが、背筋がゾーとするなどの気に繋がっているのだろう。



辺り一面が白い死の世界を思わせる異様な風景と硫黄の臭いが鼻を突く、可成りな量の硫化ガスが吹き出しているのだろう、画面中央の赤い文字の立て看板には、「これより先 危険につき立ち入り禁止」だ。



噴気口周辺には黄色く凝固した硫黄が見られる。看板を読むと過去には近くで硫黄を採掘した事も有ったもようだ。



立て看板のところまで行ったが、その先には行けないので引き返した。案内板の絵を見ると、そこから谷を下り裏側に回り込むと更に見るべき所がある様だったが、これから250kmあまり走らねばならないので、帰路を急ぐこととした。


思わぬところで、希少な世界に巡り会えた。これも旅の面白さだ。旅の終わりで帰路を急がねば為らず、ゆっくりと探索出来なかったのは残念だが、以上の範囲でも充分に楽しめたと思って満足を味わった次第だ。

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磐梯吾妻スカイライン-2

2012-06-20 | 
その後、6月15日に快晴を予想して、一眼レフカメラを持って早朝に家を飛び出した。
道中は、霧と雨で不吉な予感も有ったが、天気予報を信じてひた走り、福島市街から山道に掛かり、どんどん高度が上がるに従って次第に空模様が良く成り、スカイラインのゲートを過ぎて暫く経つ頃には雲海の上にでて、快晴の空が見えてきた。

そして、吾妻連峰が眼前に迫る頃にはその上に一面の青空が広がって、道中の不安も何処かへ消えていた。

浄土平らの駐車場に車を駐め、迷わずまっしぐらに吾妻小富士に登って行った。



先日の曇天中の登山で撮った画像を思い出しながら、快晴をバックに沢山の写真を撮る事が出来た。



一切経山の左側には、東吾妻山 1974.7m のなだらかな山姿と浄土平の湿地帯が広がっている。吾妻連峰は、東吾妻山の裏側方向に展開しているので残念ながら此処からは見えない。行きたい人は、浄土平の湿地帯を抜けて東吾妻山の北側を迂回して西に進むか、一切経山を経て北へ向かい、山形県境を西に進む事になる。全て徒歩によるトレッキングの世界だ。

吾妻連峰には、前大巓1917m、吾妻山1910.2m、東大巓1927.9m、中大巓1964m、天狗岩2004m、西吾妻山2035m、西大巓1981.8m、などの名峰が連なっている。



一方、撮影の為に登った吾妻小富士から右へ目を転じれば、吾妻小富士の噴火口壁の向こうに一切経山の裾の先には福島盆地が広がるのだが、未だに霧は晴れず、深く雲海の底に沈んだままであった。



今回の画像は、アマチュア無線で、交信した人に差し上げる「QSLカード」として使う目的かあった。帰宅後早速画像を編集してQSLカードとして原稿画像を作成した。
(2012-07-08 野生の猿の画像をはめ込んだのと、実際のカード(ハガキ)に大きさに併せてサイズを変更して再掲載)
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磐梯吾妻スカイライン (磐梯朝日国立公園)

2012-06-14 | 
11日、或る団体の年次総会一泊旅行で安達太良山麓の中ノ沢温泉に泊まった。
途中復活したアサヒビール福島工場を見学をして、出来たてのスーパードライを頂いたり、好天に恵まれてさい先良かったのだが、夜中には雨が降り、翌朝は、生憎の曇天に成ってしまった。

帰路は、昨年の震災以来無料開放された磐梯吾妻スカイライン経由だったが、宿を出た頃には、マイクロバスの行く手が全く見えない程の請いきるだった。
しかし、スカイラインに入り、高度が上がるに従って霧が晴れ、景色が見える様に成ったのはラッキーの一言に尽きる。



眼前の一切経山は、常に噴煙が上がる活火山だ。所々に白い固まりが見えるが、春の陽に徐々に溶けた雪がまだ少し残って居るのだ。 この残雪がすっかり消えて無くなるのも間もなくだろう。



出発時間まで1時間あると言うので、吾妻小富士に登って見る事にした。



後の筋肉痛の事など考えもせずに登り始めたが老人の脚には可成りきつい登りだった。



何とか登り切ってカルデラ火口縁から眺めた一切経山は、素晴らしかったが、見て居る内にだんだんとガスが掛かって来た。どうやら束の間の晴れ間に来合わせた様だが、そろそろ終わりに近いらしい。
一切経のピークは二つあって、画面の中央のピークは1928m、右側のもう一つのピークは1949.8mだ。更にその向こうには五色沼など美しい風景が展開している。

吾妻連峰は、東の端にこの一切経山があって、福島盆地(福島市)を見下ろしている。撮影場所の吾妻小富士は、一切経側から見ると小さな富士山の様な形で、福島市の市街地からも美しく見える一帯のシンボルだ。
一切経から更に西に2000m級の幾つもの山が連なって福島県と山形県に跨る一大連峰を成している。



時には黄色く見える噴煙は、震災後一段と増えた感じがする。

震災後、原発事故の風評で観光客が減っているらしいのだが、ここに永住して生活するなら多少は気にするのも分かる。1年間浴び続けたら健康に影響が有るか無いかのリミットで安全性のリミット値を決めているのだから、一日居続けても365分の1なので健康に影響するなど考えられない程に微量だと言う事を理解して欲しいものだ。
放射線など気にせずに、是非この素晴らしい景色を見に来て欲しい。

磐梯朝日国立公園と言う名には、含まれない吾妻連峰、そして西に新潟県を含む3県に跨る飯豊連峰も、同様に国立公園名に含まれないので、不遇な立場だ、尾瀬国立公園の様に是非とも吾妻国立公園、飯豊国立公園と単独の園名を被して欲しいと願わずには居られない。


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鮒ずし

2012-05-16 | 
むかし、滋賀県の草津市に住む友人の家に一晩ご厄介になったことがあった。
彼と飲み、語り合った話の中で「琵琶湖に来たんだから是非鮒寿司を喰って帰れ」と進められた。しかし、その時には、立ち寄った道の駅などで鮒寿司を見掛ける事は無かったので、残念ながらチャンスに恵まれなかった。

今回、何年ぶりかで彦根まで出掛けたのだが、帰路琵琶湖の最北端の道の駅で、鮒ずしを発見した。
値段は魚体の大きさで違う様で、随分と差があり、高い物は1万円近くもする高価な物だった。しかし、話に聞く「鮒ずし」は、寿司と言っても原始的な寿司で、発酵食品なので独特な匂いがあるとか、癖が有る食べ物の様だと言う、一種の先入観が有って、・・さて、どうしようか・・と一瞬途惑ってしまった。



魚体にはオスとメスがあって、メスは卵の食感が味わえるそうだ。またオスは身が確りして味わいが濃いと説明書きがあった。
意を決して、オスの一番安い物を一つ買ってみた。冷蔵状態で売られて居たのだが、車にはアイスボックスを積んでいたので、その点は問題無かったが、お陰で帰宅まで鮒ずしのためだけにコンビニで板氷を買い続ける結果となった。

さて帰宅後、いよいよ試食と言う事に成ったのだが、ネットで検索した結果色々な食べ方がある事が分かった。しかし兎も角手短な方法として、開封し、表面を覆っているご飯を取り除き、そぎ切りにして、そのまま食べる事とした。

この手の食品としては、既に「くさやの干物」を好物として食べ続けている者として、ここでたじろぐ訳には行かない。箸で摘んで、さっと口に入れた。

「うむ」・・ 特に匂いは気にならなかった。味? 一瞬は旨いと感じる物ではなかった。
しかし、食べているうちに、独特の旨味が有ることに気付いた。
家内にも勧めてみた。彼女も「まぁまぁね!」と二切れ三切れ口に入れた所を見ると満更でもなさそうだ。

正直言って、「これは旨い」とは感じなかった。しかし、発酵食品独特な特異性が、食べ方を工夫すれば、好物に変わるかも知れない、何かの期待感を感じさせてくれた。

くさやの干物は、それ自体が「旨い」のだが、鮒ずしの第一印象は以上の様な結論となった。
もう一度買うか? 多分もう一度買って、食べ方を工夫してみるだろう。その時までお預けだ。
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宮城県立美術館     2012年3月29日

2012-03-30 | 
暖かく成ったので、久しぶりに塩竃の母を見舞う事にして家を出たが、序でに宮城県立美術館に立ち寄ってみた。



折しも、企画展として「世界遺産・ベネツィア展」が行われていたので家内と目の保養をした次第だ。



美術館の内部は、撮影禁止が通り相場なので、見てきた証と言う訳でも無いが入り口の囲りを撮ってみた。
美術館や博物館も、フラッシュを焚かなければOKの所も有るのだが、大概は駄目な様だ。
作品をアップで撮らなければ雰囲気を撮ってPRして貰った方が良さそうに思うのだが、どうもこの手の施設は「撮影禁止」が特権だとでも思って居るのか「考え方が頑固だなぁ」って感じてしまう。
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鶴ヶ城 (若松城・会津若松市)

2011-06-26 | 
久しぶりで、会津若松市の東山温泉に一泊した帰路、あいにくの雨だったが、新装成った「鶴ヶ城」を見てきた。



テレビニュースで赤瓦に葺き替えたと言うのだが、どの画面も赤瓦とは見えない黒っぽい画面を見せられていたので、この目で確かめたいと思って居たのだが、確かに赤瓦だった。
赤瓦と言っても、一般に見掛ける赤茶の光沢の有る赤瓦では無く、無光沢の小豆色の渋い瓦だった。
天守の最上層まで登ってみたが、会津盆地を見渡す絶好のロケーションは、流石だと感心した。
天守の下層の一角に地震で歪んだと思える所が有ったが、大部分は全く影響が感じられず、江戸時代に作られた基礎の素晴らしさに関心した。



序でに市内の造り酒屋を見学させて頂いた。
会津若松市は、震災の影響も少なく、観光客が早く戻って来て欲しいと、土地の人々の声は一様であった。
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田子倉湖・六十里越        2011年5月23日

2011-06-06 | 
新潟県、柏崎まで行く予定が有ったので久しぶりに六十里越を走ってみた。
我が家からは、R-118で峠を越えて下郷村経由南会津町田島から更に駒止峠を超えて只見町左折すればでR252につながる。この道を西に向かうのだ。



程なく只見湖を過ぎると田子倉ダムが見えてくる。
電源開発(株)が運営管理しているそうだが、日本有数の大規模発電用ダムだ。
高さ145m、重力式コンクリートダムと言うのだそうだが、発電所は390MW、この上流に有る奥只見発電所に次ぐ、通常水力として日本第2位の水力発電所だ。(揚水式では、もっと大きな発電所がある)

ここから先は、ダム湖が出来る前は「秘境」と言われたエリアだ。



ダムの上は、「田子倉湖」だ。写真は、上流から下流を見ているので、この先の山陰にダムが有るのだ。本来只見川の一部を塞き止めたのだから、川の水が増えただけの形で深い谷に沿って細長く続いている。



田子倉湖の北岸を只見から新潟県の魚沼市(旧入広瀬村)へと通じてるみちで、冬期間は豪雪のために閉鎖になり、毎年4月末から5月初めに掛けて除雪後に開通になる。
この日も所々道路脇に雪が迫り出していた。



近くの沢には沢山の雪が残り、春にしか見られない小滝が目を楽しませてくれた。



この田子倉湖一帯は、「越後三山只見国定公園」に含まれる自然保護地帯だ。
また、R252と併走する形でJR只見線が通って居るが、田子倉ダム下から、トンネルに入り、入国定公園の地下を通っている。唯一途中一カ所田子倉駅近くで地上に出るが、そこから北側に聳えて見えるのが「浅草岳」1585m だ。いわゆる越後三山では無いのだが、近くの守門岳と共に地域の生活に深く関わってきた名峰だ。



R252は、田子倉湖の下流域北岸に接して、その先でトンネルに入り、出た所から新潟県になる。
田子倉湖は、更に南へと遡っているが、この先は一切の道路は無く、湖面をモーターボートのみが交通手段となる。

田子倉湖の最上流部に、大鳥ダムと、大鳥発電所があるが、この辺一帯は絶滅危惧種の「大鷹」の生息地でもある。
だいぶ昔の話だが、田子倉ダムから約40分かかって大鳥ダムの下まで、ボートで遡上した事があった。ダム湖の巨大さを実感した経験は、いまも深く記憶に留まっている。

大鳥発電所への交通手段は、更に上流部の奥只見発電所から電力関係者専用道が通じている。
また、奥只見発電所は、魚沼市小出から、シルバーライン(全線トンネル)のルートが確保されている。






クリックすると1920x1080 パソコン・ワイドディスプレー用の壁紙が表示されます。
「名前を付けて保存する」などしてご利用下さい。




R252は、トンネルから出ると、そこは新潟県だ。急なヘアピンカーブを何カ所も過ぎると、やがて穏やかな山間の路となる頃に只見線もトンネルを出て、併走する長閑な風景となる。
入広瀬駅まで、未だ少し先だが、ここからは新緑を楽しみながら、小出でR17号に入り、小千谷を経て柏崎へ、私の旅はもう少し続く・・。
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魚は?  那珂湊港     4月13日

2011-04-19 | 
房総半島への旅の帰路、何処かで魚を買って帰るつもりでだった。
九十九里有料道路を下りてから、銚子へ向かおうと頭の片隅に有ったのだが、カーナビは遠回りを避けて鹿島経由でR51号を北へと向かう様に導いてくれたので銚子はパスしてしまった。

銚子が駄目でも次があると気楽に走って、次なる目的地・大洗港へ立ち寄ってみたのだが、何と全体に雑然としているし、魚やカニなどの看板を上げたお店は入り口にロープを張ったりして近寄れない状態だった。
それなら隣の那珂湊港へ向かえば良い等と気楽に那珂湊へ・・・



那珂湊港の一角に観光客目当ての魚屋さんが並んでいるのだか、一帯に一歩踏み入れて吃驚した。車で入ろうにもごった返していて、踏み入るには勇気が要る様な異様な雰囲気なのだったが、思い切って入り込んで適当な隙間に車を留めさせてもらった。



何処の店も工事屋さんばかりでごった返している。
ここは魚屋さんの領域では無く、工事現場だったのだ。



魚を買うどころでは無い、早々に退散せねば仕事の邪魔になりそうだと思いながら諦めずにトラックの間をすり抜けて進んだら、この画像の左端に一軒だけ魚のお店が開いてした。

35cm位の石鯛が2匹で1000円だと言うので、一瞬「刺身!」と頭に閃いたが、「2匹は要らねえなぁ!」1匹で良いって言ったら快く500円でレジ袋に入れてくれた。こんなの買うのは地元の人間だと思ったのだろうが、こっちは未だ3時間くらいは走らねばならないのだ。「氷り頂戴よ!」変な顔してしたのでアイスボックスは持っているからって付け足したら氷を入れてくれた。

帰宅後に、早速刺身にしたのだが、実はこのちょっと脂が強くて正直いまいちだった。しかし久しぶりの石鯛の刺身を夫婦二人で二晩たっぷり楽しんだ。
石鯛も小さいやつなら脂っ気が少なくて巧いのだが・・・・ 放射線など気にしたら旨い物は喰えない、兎も角久しぶりのご馳走だった。
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