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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ジョン万次郎物語

2011年05月29日 | 町づくり
10月に熊本で開催される

「ねんりんピック」 の前夜祭で行われる演劇。




それが

『ジョン万次郎物語』 だ。



そのホイットフィールド船長役(の代役)にボクが大抜擢(?)されたことは


前にも述べた。






その演劇の旗揚げ式が



新しくオープンした熊本城の城彩苑で催されたのだ。





この時点で


主役を始め多くのキャストは決まっている。




先日ご一緒した


あの、100歳の現役医師 日野原重明さんも

晩年のジョン万次郎役として出演される予定だ。





ただ、船長役はまだだった。



アメリカ大使館を通じて依頼しているという。







旗揚げ式の前日になって

誰か知っている外人さんはいないかと演出家の方に聞かれ



ボクは思い当たるイギリス人をその会場に連れて行った。




彼の名は


Sean Wilson(ショーン・ウィルソン) 




熊本在住の異色の漫画家だ。








そこで思わぬセレンディピティが起こった。




ショーンは


まったくジョン万次郎のことは知らなかった。




そして

その劇団の旗揚げ式の意味さえも。



もちろん、ねんりんピックのことなど。





彼は、雨の中を面倒くさそうにやってきたほどだった。




そして


「だれ、これ?」


「なに、これ?」


を式の最中も連発した。





説明するうちに


彼の眼がらんらんと輝きだした。








結論から言おう。



彼は


自ら船長役を買って出、



周りの諸事情からも

演出家もそれを了承した、のだ。





彼の風貌は


まさにそのまま船長にしてもいいほどだった。




                    
                 FREE TALK にて




その時点で

悲しいかな(?)


ボクの役者デビューの話は


ゴワサンになってしまった。




つまり


ボクの存在価値が

消滅したのだ。






だが



心底、嬉しかった。









「出会い」、


「縁」 の意味するところは深く、





人生は実に面白い。





まず


ショーンとの出会いからお話ししよう。


(続く)





【今日の言葉】



相手が喜び


周りが喜ぶ。




だから


ボクは嬉しい

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (川端)
2011-05-29 12:39:14
英語に興味が無い頃に本を読んだ記憶があります。この劇楽しみです。詳しいこと聞きたいです。またfree talkで教えてください。
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はい (Asay)
2011-05-30 23:04:00
また一緒に飲みましょう。
返信する

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