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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

スペイン語の実用性

2017年06月23日 | 100の力
英語がしゃべれるのは当たり前。

マルチリンガルも珍しくない。


今回スペイン、モロッコの旅で分かったこと。


去年、キューバへ行ったときは英語が通じずほとんどスペイン語だった。

少し込み入った話になると

そこではボクのスペイン語力も頼りなかった。


だから、

いわばスペイン語本国だと、

もっとスペイン語を駆使しなければならないと腹をくくっていた。


ところがどうだ、

スペイン人のほとんどの人が英語を話す。


ホテルやレストラン、インフォメーションでは当たり前、

タクシーの運転手、バス乗り場、駅のチケット売り場、

地下鉄でのやり取り、

バスや列車内、船内でのやり取りなどなど。


ほとんど英語で片が付く。


これじゃ、ボクのスペイン語の出番がない!

と思って、

スペインのアルヘシラスからモロッコのタンジェに渡った途端、

英語が通じない。

むしろ、スペイン語なのだ。




モロッコはもともとフランス領だった。

だから、観光やビジネスに携わるモロッコ人はフランス語を話す。

挨拶もボンジュールである。


だが、ここタンジェだけを見ると、圧倒的にスペイン語圏内なのだ。

なぜなら、スペインと海を挟んで接していて、

スペインからの流入出がほとんどだからである。




これにはいささか苦笑した。

まさかモロッコでスペイン語が役に立つとは。


だがあとは英語が主流だった。


たまたま、列車の寝台車や

サハラ砂漠ツアーで一緒になった人たちがスペイン人ばかりだったこともあって

スペイン語交じりの英語を使うことが多くなった。


ガイドは、どこの国でも同じだが、

英語、スペイン語、フランス語を流ちょうに話す。



もちろん商売柄ではあるが。


非ネイティブイングリッシュ同士の英語は

人や国によって激しい癖があるが、

むしろわかりやすいことも多い。






【参考までに】


世界の人口別言語は圧倒的に中国語(北京語)であり、

10億人を優に超す。


続いて英語が5億人、

そして、スペイン語とヒンズー語が4億人と続く。

(そのあとロシア語、アラビア語となる)


だが、圧倒的に国の数からすれば

スペイン語が21ヵ国で母国語として使われて群を抜く。


しかも、アメリカにおいてさえ、

アメリカ人の1割が家庭でスペイン語を話しているという。


ボクが大学でスペイン語を専攻した時はここまで想定はしてなかった。

今になって、その選択が正しかったことに感謝している。


もしも第二外国語を何にしようかと考えてる諸氏には、

迷わずスペイン語をお勧めします。








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