古本屋で入手した。
200円。
20年前に書かれた、イラストレーター水野あきら氏によるいわゆるベトナムスケッチ。
1995年発刊。
ボクが初めて訪れたのが2006年、約9年前だから、
それより10年以上も前のベトナムの姿がイラストでふんだんに紹介されている。
ボクの知らないベトナムがあちこちに垣間見れてうれしい。
そこには、あのバイクの洪水の光景はひとかけらもない。
ベトナムにホンダが市場参入を果たしたのは1990年代後半というから、
それも頷けよう。。
ボクは、この9年の間に40回以上ベトナムを訪れている。
そこで、ミス・サイゴンにちなんで「ミス・ハノイ」という小説を執筆しているのだが、
なかなか筆が進まない。
その理由の一つに、構成(スクリプト)が決まらないことがある。
年に4~6回は訪れて、その都度2週間ほど滞在する。
行くたびに目まぐるしい変化を見せる国。
新しい素材に目移りして、ボクを戸惑わせ筆を止めるのだ。
最初は、一人の女性との淡い恋物語を念頭に起きつつ筆を進めていた。
ところが、どうしても有名なミュージカル「ミス・サイゴン」のイメージが付き纏う。
そこから脱却しなくてはともがいてきた。
そこで、こう考えるに至った。
何も一人の女性に固執する必要はない。
ボクの女性遍歴(?)をふんだんに生かして、
ベトナム人女性との交わり、いや、係わりの中で、
余すところなくベトナムを紹介しよう、と。
ベトナムの文化、生活習慣、衣食住についてはもちろん、
ベトナム人女性の魅力と気質、付き合い方、アオザイの魅力、
コーヒー文化とビール文化などなどを紹介しつつ、
豊富な体験を通じて、独断と偏見で大胆に書いてみようと思うに至った。
カフェや日本語学校を手掛けてきた経験から、ビジネスの仕方なども認める。
宗教観、家族観からフーゾクに至るまでありとあらゆるベトナムを描く。
そこには驚きと笑いと涙を含めることも忘れてはならない。
その裏には教え(教訓)が隠されている。
来年は間違いなくベトナムブームが吹き荒れる。
アオザイが流行る。
断言する。
なぜならボクが仕掛けるから。
(『ベトナムの風に吹かれて』(松坂慶子主演)も封切られる)
ボク自身は、来年、小説家デビューをする。
そしてベストセラーを連発。
ハリウッド映画化。
オスカー(脚本賞)獲得、と快進撃は続く。
印税で、世界一周の旅に出る。
世界の人々の夢を実現するために。
その途上、世界のどこかでタビストとしての生涯を終える。
これがボクの残りの人生のスクリプト。
200円。
20年前に書かれた、イラストレーター水野あきら氏によるいわゆるベトナムスケッチ。
1995年発刊。
ボクが初めて訪れたのが2006年、約9年前だから、
それより10年以上も前のベトナムの姿がイラストでふんだんに紹介されている。
ボクの知らないベトナムがあちこちに垣間見れてうれしい。
そこには、あのバイクの洪水の光景はひとかけらもない。
ベトナムにホンダが市場参入を果たしたのは1990年代後半というから、
それも頷けよう。。
ボクは、この9年の間に40回以上ベトナムを訪れている。
そこで、ミス・サイゴンにちなんで「ミス・ハノイ」という小説を執筆しているのだが、
なかなか筆が進まない。
その理由の一つに、構成(スクリプト)が決まらないことがある。
年に4~6回は訪れて、その都度2週間ほど滞在する。
行くたびに目まぐるしい変化を見せる国。
新しい素材に目移りして、ボクを戸惑わせ筆を止めるのだ。
最初は、一人の女性との淡い恋物語を念頭に起きつつ筆を進めていた。
ところが、どうしても有名なミュージカル「ミス・サイゴン」のイメージが付き纏う。
そこから脱却しなくてはともがいてきた。
そこで、こう考えるに至った。
何も一人の女性に固執する必要はない。
ボクの女性遍歴(?)をふんだんに生かして、
ベトナム人女性との交わり、いや、係わりの中で、
余すところなくベトナムを紹介しよう、と。
ベトナムの文化、生活習慣、衣食住についてはもちろん、
ベトナム人女性の魅力と気質、付き合い方、アオザイの魅力、
コーヒー文化とビール文化などなどを紹介しつつ、
豊富な体験を通じて、独断と偏見で大胆に書いてみようと思うに至った。
カフェや日本語学校を手掛けてきた経験から、ビジネスの仕方なども認める。
宗教観、家族観からフーゾクに至るまでありとあらゆるベトナムを描く。
そこには驚きと笑いと涙を含めることも忘れてはならない。
その裏には教え(教訓)が隠されている。
来年は間違いなくベトナムブームが吹き荒れる。
アオザイが流行る。
断言する。
なぜならボクが仕掛けるから。
(『ベトナムの風に吹かれて』(松坂慶子主演)も封切られる)
ボク自身は、来年、小説家デビューをする。
そしてベストセラーを連発。
ハリウッド映画化。
オスカー(脚本賞)獲得、と快進撃は続く。
印税で、世界一周の旅に出る。
世界の人々の夢を実現するために。
その途上、世界のどこかでタビストとしての生涯を終える。
これがボクの残りの人生のスクリプト。