世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

山村留学インターナショナルスクール

2013年03月05日 | 教育
それは山間(やまあい)の長閑なところにあった。




御船町役場から約20分、

役場の方に案内されて清流沿いの曲がりくねった道を走ると

目指す校門が見えてきた。




思ったよりモダンな建物だ。



昭和61年築ということは、築後30年近くたっているということだ。



面白いのは、

小学校と中学校が同じ建物の中にあるということ。


    校門の左側に公学校名


    校門の右側に中学校名

だからといって、小中一貫校という訳でもない。

名前が全く違うの。


これは一口で二度美味しいの例えに等しい願ってもない条件だ。

たぶん全国でもここだけではないだろうか。


    校内見取り図

折れ曲がったへダリ側が小学校で、右側が中学校だ。





校門からいきなり玄関というのも珍しい。

しかも、駐車場は屋根つき。



体育館の下も、駐車スペース。



車が無ければ雨降りでも遊べるスペースだ。




校舎の中へ入れば、またまた驚きの連続だった。


     小学校の方の職員室


     中学校の方の職員室


     畳敷きの教室(広~イ!)


     理科室



     視聴覚室



中は放送機材が残されている。

隣は音楽室。



     給食の調理場。

ここも調理器具がそのまま。


     これは宿直室。

エアコンがあるのがうれしい。


     宿直のためのキッチン

これは普通の家と同じ。



おまけにシャワーまでついている。

もうこのまま泊まっていきたい感じだ。




    そして憧れの(?)保健室。

ベッドがあるぞ。

なぜか保健室と聞くと小中学校時代を思い出す。

痛くもないのに、おなか痛いといってサボって寝たものだ。


それに保健室のセンセー、優しくて美しかったー。




驚くべくは、



こんな教室まで。







機材揃いすぎだろー。

工作大好き―!少年だった。

だから今でも何かを作るのもDIY。




もちろん、プールもあるでよ。


       校庭


ホント周囲は長閑な風景が広がる。




       屋上から見る景色





という訳で、NPOのミッションとしてここをどう使うか。


山間の過疎地に

世界中の国々から集まった老若男女が集う姿が瞼(まぶた)に浮かんだ。


さあ、これからが正念場だ。


チョッと、夢、膨らみすぎ???



もちろん課題は山積。

そんなことは織り込み済みだ。

だから面白い。


こうしたことは、願ってもできないことだ。

この稀有なチャンスを与えてくれた仲間たちに敬意を表し、感謝する。



田舎暮らし3か所で通算34年。

数え切れないほど様々な経験と失敗を積み重ねてきた。

その集大成を人類のためにここで生かす。

(決してオーバーだとは自分では全く思っていないだけに、怖い?)



人生の最終章に、

最大の山場が幾重ものうねりを伴って立ちはだかっている。


この幸運に感謝をし、艱難辛苦に立ち向かえる身を幸せに思う。


命を懸けたミッションが待ち受けている。


この幸せに感謝。











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