世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

耐えてこそ

2013年07月14日 | 苦境
何事もすんなりいくことはない。


苦労して、努力して耐え忍んでこそ成し遂げられる。

苦労もしないで、努力なしに、我慢もせずに何かをやろうとするからうまくいかない。

そして楽な方へ楽な方へと逃げるから、

ますますうまくいかなくなる悪循環に陥る。




順調そうに進んでいることでも、突然ブレーキがかかることがある。

あるいは、敢えてブレーキをかけなければならないときがある。



川の流れに乗ることは良いが、

急流や滝が待っていることが分かれば回避すべきだ。

無理やり進むのは無謀としか言いようがない。




回避の仕方もその状況に応じていろいろある。


撤退、中断

方向転換。



人はやりだしたことを途中で辞めることには抵抗がある。

ボクもそうだ。


信用を失う(discredit)。

沽券に係わる(It is beneath my dignity)。

格好悪い(ugly)。



それは、生き方(人生観)の問題でもある。

家族観の問題ともかかわる。


過去の理想像が総崩れだ。


それに伴って社会制度も変わっていく。



今何をして、何を成さざるべきか。

岐路に立たされ、決断を迫られる。



人生やビジネスには4つのパターンがある。

① High risk high return

② High risk low return

③ Low risk low return

④ Low risk high return


誰しも4番を求める。

だが、それはほとんどない。


安全性を重視して3番で落ち着くケースがほとんどだ。

時に、1番を目指して失敗する。


だが、必ずしも失敗するとは限らない。


一番を限りなく4番に近づけることを考えればよい。

それがアイデアだ。


risk hedge(危険回避)を施して臨む。

だが、途中で危険を感じたら文字通りリターンすることを恐れてはいけない。


それも勇気だ。

決断だ。



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既存ビジネスと新規ビジネスの谷間で揺れている。


既存のモノをどう変えていくか。

新しいモノをどう取り入れていくか、あるいは中断すべきか。


安定期に入るとマンネリ化と保守化が始まる。

そうなると、一気に谷底に突き落とされる。


敢えて安定を崩してでも変化させるべきなのだ。

だが、その変化を間違えると奈落が待っている。



今、変化の時、転換の時を迎えている。


どう耐えて凌ぐか。

そしてどう変化させるか。


またまた手腕が問われている。