ブログどじ小舎

どじ小舎のお客様とのコミュニケーションをはかる場? 「どじ小舎」情報など

16日の散歩 ( 堂本正樹陶展 吉田山の茂庵へ )

2011-09-16 16:39:35 | sanpo
 きょうから堂本陶工房さんの個展が京都市左京区吉田山にある茂庵の「田舎席」で始まっています。
途中、中抜けになる変則的な開催ですが25日まで。月曜日に行くつもりをしていましたが、月曜は雨の予報なのできょう個展初日に行って来ました。
個展の詳しい事は8月20日のブログ か 堂本陶工房のブログ を見て下さい。

 吉田山にある「茂庵」など言われても京都に住んでいながら聞いた事も無い場所なのでネットで下調べをして出かけました。
吉田山と言えば東大路通りから吉田神社へ行くのが一般的?で頭に浮かびますが、茂庵は白川通りの浄土寺バス停を下りて山に入ります。
山と言うほど大層な物では有りませんが取りあえず住宅街の坂道を登って行くと階段道に出ます。


階段道の係りに有った小さなお地蔵さん。

小さな身丈に有った祠に入れて貰い、前掛けもちゃんと付けています。
ご近所の方が大事に守をしておられるのでしょうね。

お地蔵さんの左手が下の写真の階段。いよいよ山の中?へ続いている感じが出てきます。

突き当たりの白いのが看板で、左に入ります。


突き当たりにある茂庵の看板。

ここから左に入りますが、全てが目立たない様にで、分かる人だけが来て頂戴。と言う感じです。


左に入ってすぐに右にUターン。つまり看板のある蔦の裏手。

民家と縁が切れた道になります。


そんな道を歩いて登って行くと見えてきたのが「田舎席」

見るからに元は茶室の建物です。


写真は展示の一部ですが、展示してある場所は所謂「水皿(みざら)」。

この部屋が水屋になっていて、右側に茶室があります。
今は茶室として使われる事は無い様ですが、躙り口などはそのまま残っていました。

気になったのは(気にしなくても良いのですが)先の「水皿」の外側にあった井戸。

此処は吉田山の中腹であり井戸から果たして水が出たのか?井戸は単に茶室の飾りか?

京都市は地下水が豊富な場所らしいので深く掘れば水も出るでしょうが、
ひょっとしたら山の中腹でも水脈が有るのかもしれませんね。

この「田舎席」に居る間中、屋根の上(銅葺き?)でパンパン音がしていました。
この音、茶室に被さる楢か柏かの実(ドングリ)が屋根に落ちる音です。


個展に行って作品の写真は無いのか?と言われると面目ないので一枚だけ撮って来ました。

板作りのお皿。これを撮ったあと個展に来られていた方が「刺身皿に良いな」と、この皿を買って帰られました。


焼き物に限らず日常使う道具などは好みが各人それぞれですが、この種の個展は気に入った器や花器に出会える機会になりますね。
会場は足の便が悪い所ですが、てくてく歩いて行くだけの値打ちのある場所です。

会場を見るだけでも興しろいですよ。
なんて事を言うと堂本正樹さんに怒られそう!

カメラ  PENTAX K20D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8

8491
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする