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27日の散歩 ( 南禅寺大寧軒 )

2011-09-27 16:44:37 | sanpo
 京都はしっかり季節が戻っています。おまけに雲も無い快晴ですので、歩くと暑い暑い!
その歩くと暑い中をきょうは遠出で南禅寺大寧軒まで。但し上七軒から東天王町までバスに乗って天王町から歩いて南禅寺へ。
連休も終わって少しは人出も少ないだろうと思っていたのですが、どうしてどうして南禅寺も大寧軒も結構賑わっていました。

 そもそもこの南禅寺大寧軒に行く気になったのはここが特別公開で期限が9月いっぱい。
それに加えて三柱の鳥居のミニチュアがあると言う事で、以前蚕ノ社の鳥居をここで載せた事があるので何かの縁と言うやつです。

南禅寺と言えば五右衛門で有名な山門。

ご覧の人出で賑わっていました。
きょうの目的は大寧軒なのでこれ以上中には入っていません。

ここから大寧軒へ行く途中に咲いていたのが萩。

排水路沿いに植えてある物が見ごろになっていました。

大寧軒はそもそも大寧院と言う塔頭が有った場所(金地院の南側)に明治末期に茶道の藪内家の家元が作った庭だそうです。
庭には「環翠庵」と言う茶室も有り、路地風庭園になっています。

肝心の三柱鳥居は庭の奥の疎水の水を引き込んだ滝から流れる水路に建っています。

蚕ノ社の鳥居を模したもので高さは1mくらいです。手前の池には鯉も泳いでいます。
本家の蚕の社の鳥居は水に浸かってはいませんでしたが、祭?などの時には水を流せる様にホースが引っ張ってありました。
ここの鳥居の様に水に関係がある鳥居なのでしょうね。

こんな風に鳥居も鼎になっていると、地震が来ても倒れないで済みそうで。

近くで撮ったものが上の写真。近くで撮ろうと思ったら順番待ちの様になっていました。


次は影絵です。大寧軒の主屋は雨戸を立てて中が見えない状態でした。

その雨戸に天気が良いので庭の木が影を映していました。
少し前なら太陽が高いので、この雨戸に影は落ちていなかったのだろうと思えます。

次は池から大寧軒の外に流れ出る水路に咲いていたミズヒキ。

どこかから飛んで来た種から咲き出したのか?
群生でなくこれ一株だけが有りました。


路地庭園となると蹲は欠かせない?

庭の出入り口で、主屋の縁先に有った蹲です。
手を洗うのが主目的でしょうが、涼しげに見える所が良いですね。


南禅寺大寧軒はここまで。
このあと帰りに疎水沿いを歩いていてウラギンシジミに出合いました。

おまけにウラギンシジミを一枚。

暑い日だったので蝶も喉が渇いていたのかしきりに地面を這い回って口吻を伸ばしていました。

この蝶、見るたびに裏銀で無く裏白やと思っていましたが、きょうは日差しを浴びている所を見たら確かに少し銀色に見えていました。
但し、きょうも翅の表の琥珀色は見られませんでした。残念!
きょうはマクロレンズを持って出なかったのも残念!しかしレフコンは持って出ていたのはラッキー!。

27日は、バス使いの遠出で南禅寺大寧軒への散歩でした。

カメラ  PENTAX K20D
レンズ SMC PENTAX DA 55-300 F4-5.8 ED


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コメント
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