カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

黄色い噴水?

2015-03-31 22:09:09 | 花だより
花便り、この季節、10日も前だと致命的に遅い?
先週末からアッという間にサクラが見頃に・・・
3/21日はまだ、桜の蕾は堅くて咲く気配も無かったのに。(^_^ゞ
今年の桜は3分咲きや5分咲きなんて一気に飛ばして見頃、満開に!
あれよあれよと言ってる間に終わりそうですね。

乃木神社と言っても、東京・乃木坂のじゃなく。明治天皇陵の麓にあります。



ここへは、2、3年毎に来ているかな。春は花がいっぱいの素敵な穴場です。

ミモザの花も見事♪ まるで黄色い噴水のよう・・・


〈ミモザアカシア:ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)〉マメ科

ミモザ(Mimosa)は、本来オジギソウのことだが、イギリスで誤用された
こともあり、日本でもアカシアをミモザと呼ぶことがまかり通っている。
この木は正しくはフサアカシアもしくはギンヨウアカシアだが、
これも微妙に異なり、写真の木はギンヨウアカシアだと思うのですが・・・










ミモザ、イタリアでは女性へ感謝を伝える花だそうで、毎年3月8日の
「Festa della Donna(フェスタ・デッラ・ドンナ)=女性の日」には、
男性から女性にミモザの花を贈る習慣があるのだそうですが・・・

これ以上、外来の行事を増やして欲しくない気が。





誤用とはいえ、この可愛くお洒落な感じは“ミモザ”が似合ってますね♪




黄色シリーズで、他の花も。


〈さんしゅゆ(山茱萸)〉ミズキ科。
ちょっと読みづらい。何故「やまぐみ」と読ませてくれないのかな?
夏茱萸は「なつぐみ」って読むのに。※ちなみに夏茱萸はグミ科です。

さんしゅゆの別名には、
春に黄色い花を咲かせるので「はるこがねばな(春小金花)」、
秋にはグミのような赤い実をつけるので「あきさんご(秋珊瑚)」というのが
あります。その実で山茱萸酒をつくれば老化防止、滋養強壮剤となるそうです。



〈とさみずき(土佐水木)〉マンサク科

サンシュユは茱萸(グミ)って付くのにミズキ科で、トサミズキはミズキって
言うのにマンサク科・・・あぁ、ややこしい。(^_^ゞ




ここにはトサミズキ(右後)と、ヒュウガミズキ(左前)が
並んで咲いていました。写真ではその違いが分かり難いですが。



花をよく見ると・・・



左のトサミズキは花が連なって垂れるように咲き、ヒュウガミズキより大きめ。
右のヒュウガミズキは花が小さめであまり連なっていません。
それに判りやすいのは雄しべの先、トサミズキは赤褐色でヒュウガミズキは
黄色っぽいのが特徴です。


〈ひゅうがみずき(日向水木)〉マンサク科 別名:いよみずき(伊予水木)




日向(ひゅうが)の名前は、トサミズキが土佐(高知県)で自生が発見された
と同様、日向(宮崎県)で発見されたのかと思っていましたが、
宮崎県で自生が確認されたのは名前が付いた後の話。
自生発見は京都府丹波地方だったようで、明智日向守光秀にちなんで
付けられたという説があります。




2015.3/21、乃木神社にて。