カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

南禅寺でオフ会。

2014-12-10 22:40:15 | 京都徘徊記
クルマ以外のオフ会は初参加。まだ交流の浅い方も多かったですが、皆さんフレンドリーで
個性的で素敵なかたばかり。お天気も良く、楽しいひとときを過ごすことができました。

12名だったかな、大半の方は関東方面からお越し。
駅員3さん発信の『浪速食い倒れツアー2014』として前日、大阪で1泊。
2日目の日曜に京都南禅寺で昼食会というプランでした。
大阪組と京都組では若干メンバーも替わって、京都のみ参加という方も数名いらした。
京都市在住の待ち受け組は「すーさん」と私のみです。幹事は大阪の「orange」さんに
お任せの気楽な待ち受け参加、お世話になりました。(^_^ゞ



地下鉄・蹴上(けあげ)駅で合流。早速、インクライン・ねじりまんぽを撮影のメンバーたち。

次なる煉瓦建造物を求めて「第二蹴上発電所」へ。







週に一度や二度は必ずこの横を通るのですが、止まって写真を撮るのは初めて。(^_^ゞ
日本最初の発電所(一般供給用としては)というのは知っていましたが、
関西電力の運営で今でも水力発電所として電気を供給している現役だったとは・・・
建物もこれは裏側で表も風情があるようです。勉強不足で案内できずご免なさい。


さて、ここも同じくあまりにも見慣れた景色、小学生の頃は夏休みに毎日のように
ここを通って南禅寺プールの水泳教室に行ってました。





通称「ねじりまんぽ」。「まんぽ」と言うのは方言かな?こういう小さな隧道、
もっと限定すれば上に鉄道が敷かれているような通路をまんぽと呼んでいます。
ここは煉瓦積みが螺旋状にねじれているのでねじりまんぽ。改めて見ると不思議で
なかなか見事なものでした。

我が国最初の大土木事業といわれる琵琶湖疏水、数々の建造物が残されており
12箇所も国の史跡に指定されています。そしてそれらを巡る楽しみのひとつに
「扁額巡り」があります。石額には漢詩などが味わい深い文字で彫られています。
揮毫者は当時の明治政界の元勲と呼ばれる人達で、自身がその場所に適した漢詩を
選んだものだそうです。
伊藤博文、山縣有朋、井上馨、西郷従道、松方正義、三条実美など錚々たる面々。
このねじりまんぽにも北垣国道(第3代京都府知事)の揮毫で、三条通側に
「雄観奇想」、南禅寺側に「陽気発処」と記されてた陶板扁額が見られます。

「雄観奇想」とは、素晴らしい眺めと優れた考えということだそうです。反対側の
「陽気発処」は「陽気発処 金石亦透 精神一到 何事不成」(陽気発するところ、
金石また透る、精神一到、何事かならざらん)の前の四文字で、前向きな気持ちで
向かうと金属や石も突き通せるってな意味でしょうか。ただ、こちらの扁額は傷みも
激しくあまり注目されず、今回も写真を撮ることなく見逃してしまいました。
ちなみに前述の蹴上発電所の玄関側には、久邇宮邦彦筆の
「亮天功」(てんこうをたすく=民を治めその所を得さしめる)という立派な
扁額があったのですが・・・


さて、ねじりまんぽを抜けて昼食の予定地に向かいますが、その間も気になる景色が
現れてはパチパチo[◎]_- )パチリ、皆さんのブロガー魂が弾けます。(^_^ゞ


金地院(こんちいん)東照宮、徳川家康の遺髪と念持仏を祀ってあるとか。
創建当初は日光東照宮と比されたそうですが、随分スケールも趣きも違いますね。











ランチ会の会場「八千代」は・・・
小川治兵衛のお庭を眺めながら京都・南禅寺の名物湯豆腐や、本場の京料理を存分に
お楽しみいただけます。八千代は安土桃山時代に御所に出入りを許された魚問屋として
始まりました。天正十六年の豊臣秀吉の頃、京都・聚楽第にあって盛宴をはるとき、
ご用命を受けたと旧記に残っております。その頃より料亭としても、のれんをかかげ
皆様に愛されておりました。歴史を感じる小川治兵衛ゆかりの南禅寺でと、料亭と
料理旅館を営むようになり、現在も京都の粋を守り続けています。(HPより引用)









よーちゃんさんのマジックショーやorangeさんのサプライズプレゼントもあり、
楽しいランチ会を過ごさせていただきました。
ここでも、パチパチo[◎]_- )パチリ・・・ブロガーの習性やね。(^_^ゞ


南禅寺の勅使門を入ったところで、我が愛妻も合流。











記念写真後はそれぞれのお目当てにより小グループに分かれて散会。
わたしはもう少し近代化産業遺産群を訪ねてみたいので、煉瓦組に・・・(^~^;




それにしてもこの日は、南禅寺もお祭り騒ぎ?





2014.11/30、南禅寺にて。