カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

勧修寺、花菖蒲

2014-06-25 22:58:59 | 花だより
「氷池園(ひょうちえん)」と呼ばれる勧修寺(かじゅうじ)の池泉船遊式庭園、
その中心にあるのが氷室池(ひむろいけ)、この時季は水面には睡蓮、
畔には花菖蒲が咲き競います。

この季節の花はやはり雨が似合う ゲリラ豪雨や雹はご勘弁ですが・・・
と言うことで、雨が降ってきたのをさいわいにそそくさと出掛けました。











ホタルブクロ(キキョウ科)も咲いていました。
「蛍袋」子供が蛍を入れて遊んだところからこの名前が・・・ってか?
本当にそんな遊びがあったのだろうか?はなはだ疑問です。いかにもって感じは
しますけどね。(^_^ゞ
「火垂(ほたる)袋」って説もあります。昔の言葉で提灯のことを
火垂って言ったそうです。確かに提灯のイメージですが、そうなら「袋」は?




ハンゲショウ(ドクダミ科)もまた、ふたつの意味があるようで・・・
夏至から11日目(太陽の黄経が100度となる)の「半夏生」の頃に見頃を
迎えるから。※半夏生=七十二候のひとつ。
また葉っぱの一部だけが白粉を塗ったようになるから「半化粧」とも。










氷室池と言っても、いわゆる夏まで氷を貯蔵した「氷室(ひむろ)」が
あったわけでは無さそうです。






もうすぐすると蓮の花が観られますが今は、いちめん未草に被われています。
ヒツジグサ(スイレン科)、未(ひつじ)の刻(午後2時ごろ)花を開くと
考えられていた為、ヒツジグサの名が付けられたようですが、実際には
午前中から夕方まで咲いています。
一般に日本では睡蓮と言えばこの花のことを指すことが多いようです。

「睡蓮」、水蓮じゃなく眠る蓮(ハス)?・・・ハスとの違いは?
水面で咲くスイレンに対してハスは水上に茎を伸ばして花を咲かせます。
そんなこと誰でも知ってる?なんで「睡」やねんって?
夜に花を閉じるのはスイレンもハスも同じ、どちらも3~4日繰り返して、花の命を終えます。そこでんがな!ハスは花弁を散らして終わりますが、
スイレンは花を閉じて水没、水中で結実します。
だから「睡」なのかどうかは・・・責任を持てませんがw(^_^ゞ










ごちゃごちゃ言ってる間に、雨が上がってしまいました・・・
これはハスの葉ですね♪ 花の時季が楽しみです。




それでは例によって、花菖蒲の写真はフォトチャンネルで。



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2014.6/7、勧修寺 氷池園にて。