書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

ガソリンは後出し価格だつた。

2008-03-31 18:17:27 | 読み解けば‥‥

ガソリンの買いだめというニュースがあって、そうだ買いだめという手を忘れていた。
うちには、丁度正月の初売りで買った20L入りのガソリン携行カンがあった。
20L入りというと結構大きなもので売れなくて安く売っていた。
その他、バイクに入れる10Lカンもあるから30Lは保管できる。
車のガソリンタンクはスッカラカンにしてと思えば、100L程度の恩恵はありそうだ。
これで、税込みの値下げで26円だからおよそ2,600円の節約になる。
これがどんな金額かというと、650,000円を年率0.5%の定期預金に預けた時の税込み利子だ。
考えてみれば、随分と大きな税金を払っていたと考えさせられるものがある。

暫定税率で何か影響があったかというと、住んでいる県の道路特定財源で作るものと言ったら、遊歩道だったりして、結構どうでも良いものだったりして。
福田首相やマスコミ各社は、混乱させると散々言っていたが、混乱するのは再値上げの方だろう。
報道によれば、石油元売り各社は4月1日から値下げするようだ。

よくよく考えてみたら、ガソリンというのは、「後出し」という価格制度だった。
だから、円安となれば、円高の安いガソリンを仕入れていても高く売る。
またその逆もあるということだ。
その考え方によれば、たとえ、高い税金のかかったガソリンを売っても、「値上げ」という時点で即値上げするのが常識だ。
だから、安く仕入れた分のガソリンで赤字分は補填すれば別に困らない仕組み。
ガススタンドのアンケートで安く売れば、倒産するなどと言ったのは実は嘘だったわけだ。

逆に言えば、ガソリンスタンドというのはこの時期にいかに大量に売るかと言うことが収益に繋がる。
早めに大量に売って、安いガソリンを大量に仕入れれば、結局儲かると言う仕組みだ。

「後出し価格」というからくりは、結構忘れ去られていたなぁ


日本だけの根拠のない内臓脂肪症候群

2008-03-31 17:46:00 | 読み解けば‥‥

「生活習慣病につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防の概念を取り入れた厚生労働省の特定健診・特定保健指導が4月1日から始まる。」という

内臓脂肪症候群・メタボリックシンドロームと騒いでいるようだが、確かこれは日本だけで通用するものだったように思う。
その上、その基準となるや実は根拠がないとある医療関係者から言う。
諸外国では、少し太り気味の人の方が長生きをし健康であるとも言う。
そして、日本の基準だと日本人の60%がそれに相当する。

考えてみれば、人によって肉付きから何やら色々違うではないか。
かって、健康によいとジョギングが盛んだったが、最近は余り推奨されなくなった。
実は、それは場合によっては危険だからである。
第一、それを提唱した人物がジョギングの為に、心臓発作で亡くなっている。
ならば、健康によいといって変な運動などしなければ、もっと長生きした。
それと同様に、悪しき減量化というのは、実は慎まなければならない。
そして、何でも一律にすればよいと言うことでもないというのも真実ではないか。

最終目的の生活習慣病や医療費の削減目的なら、たばこ税を世界並みに上げて、禁煙を促進する方が明らかに健康に役立つ。
しかし、こんなことを絶対にやらないというのは、国会議員の多数が喫煙家であるからだろう。
日本だけでなく世界の風潮にも妙に背を向けて、又思いつきで変な規制を掛けるというのは、いらない仕事を作り出す官僚特有の性癖だろう。