書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

毒入りギョーザ事件第2弾はいつか

2008-03-01 18:58:22 | 読み解けば‥‥

中国製冷凍ギョーザの中毒事件を巡って、中国(公安省)は敵前逃亡した感じでは「中国での混入の可能性は極めて低い」と言明した。
これについて面白いのは、福田総理と朝日新聞社説がほとんど同じ反応を示しているこどた。

要するに、「たとえば、ギョーザの袋の外側から農薬が中にしみこむかどうかという実験結果が、日中で食い違っている。実験した時の室温などの条件が異なっていたようだが、確認のための再実験を両国で一緒にやればいい。それが難しいのであれば、どんな実験方法が適切かを話し合い、それぞれが納得できるかたちで確かめ合うことが欠かせない。」(朝日社説)と言った話せば分かるといった極めて「日本人」的な発想だろう。

そもそも、外から袋に薬物が浸透する様な袋では冷凍食品として役に立たないというのは、常識だろう。
そんなことを中国の言うがママ、そうですかと信ずる神経というのは、今の日本人には普通いない。

他社の新聞社では、これほど露骨に中国を擁護する社説はなかったのは、日本人から見て中国の言い分を鵜呑みする人物は皆無だからだ。
鵜呑みするのは、福田首相の様に、政治(家)と個人的な感情を混同するような、政治家としては極めて未熟な人間だけだ。

各新聞報道で見られるように、中国製冷凍ギョーザ事件は「政治」が介入した。
しかし、日本が以前日本の国益を犯してまでも「政治決着」として韓国、中国に譲歩してきたとしても、国民に直接被害をもよおす事に関しては看破を見逃すわけに行かない。
もともとそう言う「政治決着」は政治家の利権に絡んでいた。
もしこれを見過ごせば、福田政権など木端微塵に吹き飛ぶと言うことを分かっていないのは、あの拉致問題の時、「拉致被害者は皆死亡した。」とぬけぬけ言いはなった官房長官・福田の感覚だろう。
これに対して、国民は大反発したはず。
国民を犠牲にしても、鳴かず飛ばずで白らばっくれていれは事は済むと思っているのだろうか。
事実、道路特定財源関してあれほど国民を怒らせるような国土交通省の無駄使いが露わになったのに、知らぬふりだ。

日本政府、特に福田首相の腰抜けぶりは言ってもどうしようもない。
一方、この「中国製冷凍ギョーザ」が食物テロであるならば、必ず第二弾、第三弾があるはずだ。
そして、この第一弾は大成功だった。
脳天気な日本が大騒ぎして、中国は政治決着として犯人も捕まえようとしない。
ならば、犯人は、第二弾を実行しても、日本のせいにして捜査もしない可能性もあるかも知れないと思うことだ。

歴史をひもとけば、そんな例がちゃ~んと日本に存在する。
それは、海軍のテロである 515事件だ。
この五・一五事件は、決起して結果、「温情」でたいした処罰も下されなかった。
そこで二.二六事件が起こったという説がある。
だから、二.二六事件を起こした陸軍将校は軽い刑で解放されると思っていた節がある。
事実、昭和天皇が乗り出さなければ、禁固刑程度で済んだのかもしれない。

この事例から、中国製冷凍ギョーザ第二弾も犯人は特定されないかも知れない。

もしそうであるなら、日本が自ら自己防衛するしかないというのが、国民としての自然とした感情だろう。
そして、次回は多分日本企業の中国工場が狙われる。
そうすれば、中国政府は全くと言って介入しないし、オリンピックにも影響がない。

第三弾は何か。
それは、オリンピックに関する食材であることは間違いない。