光のエネルギーを利用して二酸化炭素を固定する光合成は、「光独立栄養」とも呼ばれています。一方、化学エネルギーを利用して二酸化炭素を固定することを「化学独立栄養」と呼んでいます。
隣の研究室は、光合成研究を盛んに行っていますが、私たちの研究室では、硫黄、メタン、鉄などを利用する「化学独立栄養」微生物がメインターゲット。両研究室は、盛んな交流があります。
今日は、となりのトトロ、いえいえ、となりの高林厚史先生の誕生会。手作りケーキでお祝いです。
高林先生、おめでとうございます。
さあ、○○本のロウソクを消してください。
そして、ケーキ入刀。人数分をキッチリとカット。
3種類のケーキを用意いたしました。
今回は、高林先生が『うなぎのじゅもん』のふるさとのご出身と言うことで、抹茶クリームのケーキにみかんをトッピングしてあります。そう言えば、みかんの産地でもありましたね。う~ん、なるほどねえ、大学院生の皆さんの心遣いが憎いですね。それにしても、この色、緑色硫黄光合成細菌やシアノバクテリアの色に似ていますね。みかんがクロロフレキサスか? クリーム色のスポンジは、硫黄酸化細菌か?
今でも良く想い出しますが、前の大学でも、隣の研究室は光合成研究を中心に行っています。みなさん、お元気でしょうか? 紅色硫黄光合成細菌、緑色硫黄光合成細菌、それに原始的な光合成細菌。硫黄が繋ぐご縁ですね。