福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所からの贈り物

2021-11-28 14:48:17 | 日記・エッセイ・コラム
低温科学研究所創立80周年に際し、アルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(AWI)からの贈り物が届きました。AWIに対し、厚く御礼を申し上げます。



AWIと低温科学研究所は、2009年3月3日に部局間交流協定を締結しています。

AWIは、ドイツのブレーメン州ブレーマーハーフェンにあり、極域研究で先導的な役割を担っている研究機関です。

船の形をしたAWIの建物。





Karen Lochte前所長の後継として、現在はAntje Boetius博士が所長で、マックスプランク海洋微生物学研究所出身。下記の写真は2010年8月に撮影したもので、左から、Friedrich Widdel博士、Antje Boetius博士そしてBo Barker Joergensen博士。私にとっては、とても懐かしい一コマです。



若濱先生からの祝電メッセージ

2021-11-27 10:06:04 | 日記・エッセイ・コラム
低温科学研究所創立80周年に際し、第17代所長(平成元年4月1日〜平成3年3月31日)の若濱五郎先生より祝電メッセージが寄せられました。

祝 創立80周年
 低温科学研究所創立80周年を迎えられ、心より お祝い申し上げます。

 私は、中谷宇吉郎先生に研究面、人生に於いても 沢山の事を教えて頂きました最後の生き残りでございます。

 先生からの教え 「研究は楽しみながらやるものですよ」、「研究はオリジナリティで、他人と同じ事をしてはいけません。欧米の二番煎じではなりません」
 その言葉を常に胸に刻み、私の一生の大きな宝となりました。

 皆様の若い力で 今後益々のご躍進、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

  令和3年11月
                   若濱五郎





80周年記念行事を終えて

2021-11-25 21:57:51 | 日記・エッセイ・コラム
低温科学研究所創立80周年記念行事終了。

加賀棒茶を飲みながら、記念銘菓を頂く。



今回の「流氷」は、百合根を散らすことにより海明の流氷を表現しています。2008年、研究棟改修工事落成記念でこしらえた「流氷」は、真冬の流氷をイメージしており、今回のものとは趣が異なります。



流氷といえば、名誉教授の若土正暁先生。本日、久しぶりにお会いして、茅野春雄先生との想い出話で盛り上がりました。その内容は、ここからご覧いただけます。

今回の80周年記念銘菓はとても評判が良く、皆さんに喜んで頂きました。私達のイメージを具現化し和生菓子にして下さった六花亭に深く感謝いたします。

COP26開催地グラスゴー(英国)

2021-11-11 21:52:54 | 日記・エッセイ・コラム
英国グラスゴーにて第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)開催中。

その会場は2019年7月に開催されたヨーロッパ微生物学連盟の国際会議(FEMS2019)と同じSEC(Scottish Event Campus)。







会議開業での企業ブースで展示されていたNanopore。こんな小さな装置でゲノム塩基配列の解析ができるとは! 今では当研究室でも大活躍中。



坂の多い街グラスゴー。会期中、ホテルー会場間での徒歩移動を楽しむ。