福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

今日も北海道弁でナイスデイ(1)

2009-06-20 16:31:14 | 低温研のことごと

「おたぽっぽ」

北海道弁ですが、この言葉の意味が想像つきますでしょうか? 私には、全くお手上げ状態です。

「おたぽっぽ」は、魚の「チカ」のことです。キュウリウオ科ワカサギ属の魚で、ワカサギに似ているとのこと。ワカサギとの見分け方は、尾びれと尻びれの位置関係。チカは、背びれの前方端が尻ビレのそれに比べて前方に位置している。一方、ワカサギはその逆とのこと。

3月から6月にかけて北海道の砂地の沿岸で良く釣れるらしい。ということは、隣の研究室の歩センセイも、、、、、

本州の人には馴染みのない魚ですが、ワカサギ同様に天ぷらにしていただくと美味しいとのこと。

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しかし、低温研のお勧めレシピは、やはり、「チカのオイル漬け」です。

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オイル漬けされたチカのシッポを親指と人差し指でつまみ上げ、顔を天に向かいながら、垂直方向にチカを口の中に入れよう! 口の中に入れる前にオイルが滴り落ちて、頬に落下することもありますが、食べた瞬間、

 「おたぽっぽのオイル漬け、ナマラうんめえ~」

と叫んでしまうでしょう。標準語では、「チカのオイル漬けは、本当に美味しいねえ」の意です。

さあ、皆さんも声を出して、練習してみてください。ちょっと高めの声で発音するのがコツですよ。

 「おたぽっぽのオイル漬け、ナマラうんめえ~」

はい、「今日も北海道弁でナイスデー」は、この辺で。ではまた、どこかでお会いいたしましょう。