福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

ミア・テラシマ、彩雪を熱く語る

2017-10-31 14:10:18 | 日記
10月30日夕方18時より、低温科学研究所公開講座にて寺島美亜さんが講義を行いました。

冒頭で、「 寺島美亜  ミア・テラシマ」と自己紹介し、彩雪の世界へ。



クイズを交えながらの講義。





受講者の皆さんも楽しみながら講義に参加。





彩雪現象は南極や北極ばかりでなく、身近な山岳地帯でも観察することができます。例えば、北海道の旭岳。雪解けの頃、姿見の池周辺で容易に見つけ出すことができます



講義後、熱心に質疑応答。今後の研究のヒントになる質問もたくさんありました。私自身にとっても参考になりました。




週末札幌散歩:男は黙ってサッポロビール

2017-10-22 22:31:26 | 日記
「男は黙ってサッポロビール」。1970年代、CMで三船敏郎が渋く語る。この話題を研究室で紹介しても、大学院生の皆さんは知らない。



台風の気配を感じる週末。散歩に出かける。久しぶりにサッポロビール園へ。



「サッポロビール博物館」のプレミアムツアー(500円、ツアー時間50分)に参加いたしました。



140年ほど前、ドイツで修行した中川清兵衛がビールの醸造を開始。そんなヒストリーをシアターで紹介。その後、煮沸釜を見学。





ビール酵母の純粋培養装置。



そして、資料フロア。創業当時のビール1本の値段は、現在の5,000円から7,000円くらいと高価だったらしい。







ツアー最後は試飲会。創業当時のレシピで作ったビールと現在の黒生ラベルとの飲み比べです。昔のものはホップの量が多いとか。確かに黒生ラベルに比べて苦味が強く感じられます。





そして、「おいしいビールの注ぎ方」実演会。この三度注ぎでクリーミな泡を作り出し、香りと炭酸ガスを逃しにくくさせ、さらにビールの酸化を防ぐらしいです。





ほろ酔い気分で日暮れ。お得なプレミアムツアーですので、道外からのお客様をお連れするのも良いかもしれません。





国際南極学カリキュラム

2017-10-20 22:38:07 | 教育
今年度も、国際南極学カリキュラムの「南極学特別講義II」が開講。北海道大学を代表するカリキュラムの一つです。



講師は、ドイツ•ブレーメン大学のハーゲン教授(極域生物学)とスイス連行工科大学のブラッター教授(雪氷学)。

ハーゲン教授講義の様子。学生たちと相互作用の講義です。特に日本人の学生にとっては得難い経験になることでしょう。



ホームカミングデー2017

2017-10-02 11:12:45 | 日記
研究組織としては低温科学研究所、教育組織としては環境科学院に所属。学外からはわかりにくいのですが、当研究室の大学院生は環境科学院の所属です。

さて、先日北海道大学ホームカミングデーが開催され、9月29日環境科学院で修了生による講演会がありました。そこで、以前同僚であった山田安秀さん(前 内閣官房内閣審議官)にお願いして、お話ししていただくことになりました。



大学院修了後、多様なキャリアパスがあって良いと思います。山田さんは国家公務員としてのキャリアを選択しいたしましたが、そのベースは北大環境科学研究科(環境科学院の前々身)とのことです。



講演会修了後、フィールド科学センター生物生産研究農場収穫庫にて懇親会。北大農場生産物をメインにしたジンギスカンパーティー(通称「ジンパ」)です。まさに北大ならではです。







炭火に燻されながら、楽しいひと時です。ベーコンもハムも北大農場産です。







オススメは、農場産牛乳(低温殺菌)で、濃厚な味わいです。



今回、環境科学院ホームカミンデー行事を担当された星野洋一郎先生はじめフィールド科学センターの皆さんに感謝。また、後輩の皆さんに熱いエールを送っていただいた山田さんに感謝です。