2010年8月のブログ記事一覧-福井　学の低温研便り

夏の終わりに

2010-08-27 21:05:00 | 日記・エッセイ・コラム

昨夕、研究所を後にし、手稲山方面を眺めると、真っ赤に染まった空と山並みのシルエット。札幌の夏の終わりを告げているよう。<o:p></o:p>

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こんな日は、ドライトマトを使ったパスタが合う。頂き物のイタリア産ドライトマトを使う。地中海の情熱的な酸味と甘みがたっぷりと含まれている。<o:p></o:p>

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トマト、シイタケ、フランクフルトソーセージをさっと炒め、ガーリック、トマトケチャップで絡める（胡椒を少々ふる）。隠し味に麺つゆを入れてみた。ドライトマトを加え、さらに茹でたてのパスタとともにさらりと炒める。北海道産の長ネギを散らして出来上がり。<o:p></o:p>

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ちょっぴり和風なドライトマトのパスタ。噛み締めるとじわりと酸味ととともに甘みが溶出するドライトマトが、この一夏の思い出を脳裏に走らせる。（フランクフルトソーセージは、入れなくても良いかも。）<o:p></o:p>

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イタリア産ドライトマト。とても憎い食材だ（Aさん、こんな高価な食材を頂き、グラッツェ！）。<o:p></o:p>

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＜余談＞<o:p></o:p>

　昨日の昼食時、話題に上った「オリエンタルマースカレー」ですが、北海道の方はあまり馴染みがないようです。しかし、研究所のTさんはご存知でした（さすが！）。ちなみに、マースカレーのマース（MARS）は、マンゴ（M）、リンゴ（A）、レーズン（R）そして香辛料（S）の略だそうです。<o:p></o:p>

還暦を過ぎても

2010-08-26 06:03:37 | 微生物から学ぶ

今週、米国シアトルにて国際微生物生態学シンポジウム（第１３回）が開催されています。私たちの研究分野では、最も重要な国際会議の一つです。当研究室からも２名が参加しています。<o:p></o:p>

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このシンポジウムが京都で開催されたのが1989年。この年にパーマネントの研究職に付き、私にとって初めての国際会議でした。暑い京都の会場で、Bo Baker Joergensenに初めてお会いいたしました。<o:p></o:p>

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京都の会議から、バルセロナ、リオデジャネイロ、ハリファックス、アムステルダム、ウィーン、カンクーン、ケアンズ、そして、シアトル。次回は、コペンハーゲン（2012年）だそうです。<o:p></o:p>

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今日と明日、環境科学院の大学院入試です。そのため、シアトルのシンポジウムには参加できませんでした。コペンハーゲンのシンポジウムには、是非とも参加したいものです。<o:p></o:p>

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さて、微生物、とくに嫌気性微生物の実験は高度のスキルが要求されます。また、その作業は細心の注意が必要です。実験をしていて、このところつくづく感じるのですが、細かい作業がスムーズにできなくなって来ています。その原因は、はっきり言って、老眼です。正確な作業のためには、そろそろ、老眼鏡が必要になってきました。<o:p></o:p>

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そう言う意味で、私の恩師である滝井先生は凄かったと思います。還暦を過ぎても、毎日実験台に向かい、新属の微生物の発見をしているのです。<o:p></o:p>

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Takii et al., 2007. 　Dethiosulfatibacter aminovorans gen. nov., sp. nov., a novel thiosulfate-reducing bacterium isolated from coastal marine sediment via sulfate-reducing enrichment with Casamino acids. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 57: 2320-2326.<o:p></o:p>

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この論文は、滝井先生が６９歳の時のものです。<o:p></o:p>

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（滝井先生の古希のお祝いにて）<o:p></o:p>

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と言うことで、滝井先生の孫弟子である小島さんが、またまた、新属の微生物を発見、そして、その論文がInternational Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology誌に受理されました。<o:p></o:p>

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Kojima and Fukui. Sulfuritalea hydrogenivorans gen. nov., sp. nov., a novel facultative autotroph isolated from a freshwater lake.<o:p></o:p>

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オンラインで公表されましたら、詳しい内容をお伝えしたいと思っております。<o:p></o:p>

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一方私はと言えば、器用さでは、滝井先生や小島さんには負けないと思っているので、あとは根気の問題です。老眼鏡を買って、さあ、頑張ろう！<o:p></o:p>

微生物から学ぶ

2010-08-13 18:38:13 | 大学院時代をどう過ごすか

S . N. Winogradky's and L. Pasteur's studies more than a hundred years ago mark the beginning of microbial ecology. Both were aware of the fact that the real nature of a microbe cannot truly be understood if it is not considered in the context of the biogeochemical processes on earth. For a lecture on "the role of the microbes in the general cycle of life" held 1 896 in St. Petersburg, Winogradsky chose as a motto a quotation of Pasteur: " .. .Ie role des infiniment petits m'apparaissait infiniment grand ... " ( ... the role of the infinitely small appears to me infinitely large ... ) . <o:p></o:p>

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Wherever their living conditions arise, microbes will be present and start their transforming activity. This is also true for the anaerobes of which I talked in my review. However, their world is mostly hidden to us. We have to descend to deeper water layers and sediments to enter the anoxic world of fermentative degradations where the substrates for the methanogenic, sulfur and sulfate-reducing bacteria are formed. These microbes degrade these compounds to carbon dioxide, methane, and hydrogen sulfide and establish the iron sulfide-blackened, reduced end of the biosphere. Further transformations depend on the access of either light or oxygen. Even in dim light at some depth, the purple, red, brown, or green phototrophic sulfur bacteria bloom, e.g. in stratified lakes, all kinds of lagoons, and salt marshes. Because phototrophic sulfur bacteria oxidize hydrogen sulfide to sulfate anaerobically in the light, they close the anoxic sulfur cycle, initiated by the sulfate reducers, and form a colorful blooming sulfuretum. Compared to other ecosystems, the sulfuretum appears simple with respect to the interactions of its microbes. And the individual sulfureta in freshwater and saline environments are variations on a theme, each one proceeding by different species of the same metabolic types involved.<o:p></o:p>

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Norbert Pfennig (1993) REFLECTIONS OF A MICROBIOLOGIST, OR HOW TO LEARN FROM THE MICROBES. Annu. Rev. Microbiol. 47: 1-27.<o:p></o:p>

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フィールドに出かけ、微生物の住み場所や分布などを注意深く、そして、じっくりと丹念に観察しよう。試料を研究室に持ち帰り、そして、、、、、、、、、

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あんふぉげったぶる

2010-08-12 07:29:00 | 学問

Unforgettable, that's what you are<o:p></o:p>

Unforgettable, though near or far<o:p></o:p>

Like a song of love that clings to me<o:p></o:p>

How the thought of you does things to me<o:p></o:p>

Never before, has someone been more<o:p></o:p>

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Unforgettable in every way.<o:p></o:p>

And forevermore, that's how you'll stay<o:p></o:p>

That's why darling, it's incredible<o:p></o:p>

That someone so unforgettable<o:p></o:p>

Thinks that I am unforgettable too<o:p></o:p>

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No never before, has someone been more<o:p></o:p>

Unforgettable, in every way.<o:p></o:p>

And forevermore, that's how you'll stay<o:p></o:p>

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That's why darling, it's incredible<o:p></o:p>

That someone so unforgettable<o:p></o:p>

Thinks that I am unforgettable too.<o:p></o:p>

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“Unforgettable” by Irving Gordon<o:p></o:p>

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人生の中で、一生忘れない日というものがある。今日は、そう言う日であった。そのことは自分の胸の中に納めて、これからの人生を歩んでいく。<o:p></o:p>

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科学者としては、常に『A diligent and meticulous observer』でありたい。

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ちゅーとりある

2010-08-11 03:41:50 | 教育

ここでの（オックスフォード大学での）教育の仕組みが、何よりも学生の個別指導を重視しているからである。<o:p></o:p>

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とくに学部教育で行われるチュートリアルと呼ばれる個別指導は、毎回、多くの文献を読み、読んだものをもとに多くを書き、書いたものをもとに議論すると言う構成を基本とする。「古典」を含む大量の知識を使って、読み、書き、議論するという三つを、たいていは週に一回のペースで繰り返すことで、考える力や批判力を身につけさせようというのである。<o:p></o:p>

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苅屋剛彦『英国で見た民主主義』

（文藝春秋2010年八月号）より

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現在のところ、理学部生物学科などの学部教育にかかわる機会がないので、せめて、大学院教育において『チュートリアル』を実践したいものだ。

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ホーム・リバー2010夏

2010-08-10 01:20:00 | 研究

ひさしぶり（？）に、ホーム・リバーにやって来た。<o:p></o:p>

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たまには、カヌーでも漕いでみようか。<o:p></o:p>

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いやいや、フィッシングでしょう。いつもの釣りキチおじさんが獲物を優雅に狙っている。気さくなおじさん、なんだが。<o:p></o:p>

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でも、やはり、ほかのFISHの方が良いねえ!?

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2003

2010-08-09 20:37:45 | 教育

オフィスの書棚を整理したら、2003年入学生物学科新入生の集合写真がでてきました。<o:p></o:p>

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2003年。あの頃、いろいろとありましたが、皆さんは今どこで何をしているのでしょうか？もし大学院に進学したのならば、博士課程の２年生でしょうか。<o:p></o:p>

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今年の３月、東京で開催された生態学会では、何人かの人にお会いしましたね。<o:p></o:p>

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それぞれの道でのご活躍、期待しております。<o:p></o:p>

都会のかほり

2010-08-06 17:20:38 | 研究室紹介

地方に住んでいると、東京がハイカラに思うことがある。また、出張などで東京に出かたりすると、地方の良さを感じてしまう。<o:p></o:p>

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今年卒業したAさんから研究室宛に、ハイカラなお菓子が届く。「六本木のお菓子だよ！」とワクワクしながら、研究室の皆さんと頂く。<o:p></o:p>

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Aさん、ありがとうございました。札幌も良いところですので、たまには遊びに来てくださいね。

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Glück：グリュック（幸福）

2010-08-05 06:27:26 | 日記・エッセイ・コラム

ドイツのブレーメンにある研究所で微生物生態学研究を始めたばっかりのころ。３３歳だったが、ドイツ人大学院生たちが随分と声をかけてくれた。それは、おそらく私が研究所で唯一の東洋人だったかもしれない。「マナ～ブ、君の名字のフク～イって、どういう意味なの？」とクリスチャンが訊いてくる。「へえ～。いい名前だね。君一緒だと、何だか人を幸せにしてくれそう」「そうだろう！」それ以来、ドイツ人に「福井」の意味を説明する時は、「（グリュック）」と表現することにしている。そのたびに、「いい名前だね」と返ってくる。お世辞かもしれないが。研究所には、大学で日本語を勉強し、１年間横浜の会社で研修経験のある秘書さんがいた（今でもいるが）。彼女の日本語学科時代の友人マリオン（仮名）が、北海道帯広地方の『グリュック王国』で研修していたとのこと。いわゆる廃線となった『幸福駅』の近辺だ。その『グリュック王国』は、今はもうない。マリオンは、その後幸せになったのであろうか？ところで、ドイツ人の名字も興味深いものがある。クリスチャンに訊いてみた。クリスチャン、君の名字Knoblauchクヌーブラウフって、どういう意味なの？」と私。クリスチャンはニヤリとしながら、「ニンニクって言う意味だよ」私は肺腑をえぐるような笑いを堪えながら、言葉をふり絞って、「えっ？　君は、クリスチャン　ガーリック（日本語だと、ニンニク　タロウ）だったの！」と。クリスチャンは再び笑みを浮かべ、極めて強い印象を私に与えて実験に戻っていった。その実験結果が下記の通り。記のエピソードを思い浮かべながら、クリスチャンの論文を読み込めば、なお一層印象深くなる、でしょ？

Mr. Robinson

2010-08-04 16:53:42 | 日記・エッセイ・コラム

I was born in the year 1632, in the city of York, of a good family, though one of that country, my father being a foreigner of Bremen, who settled first at Hull. He got a good estate by the merchandise, and leaving off his trade, lived afterwards at York, from whence he had married my mother, whose relations were named Robinson, a very good family in that country, and from whom I was called Robinson Kreutznaer; but, by the usual corruption of words in England, we are now called ? nay we call ourselves and write our name ? Crusoe; and so my companions always called me.

　　　　　　　　　"Robinson Crusoe by Daniel Defoe"

そう言えば、ここはネットワークの始まりだったね！<o:p></o:p>

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Waldfrucht：森の果実

2010-08-03 17:11:31 | 食・レシピ

『森のフルーツ』ジャムって、どんなの？　そんな疑問にお応えいたしましょう。下記のようなものです。

パンにバターをたっぷり塗り、そして、ジャムをてんこ盛りにして頂く。そうすると、口の中に甘酸っぱさが広がり、ベリーの種子のプチプチが何とも言えない感触、って言ったところでしょうか。何となくニュアンスが伝わりましたでしょうか？

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森のフルーツ

2010-08-02 18:36:16 | 食・レシピ

朝食はいつも日糧パン（北海道の人しかわからないかも？）のトースト。その日の気分で、チーズをのせたり、ジャムだったり。ジャムも、イチゴやマーマレードのことが多いでしょうか？<o:p></o:p>

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場所が変われば、トーストにのせるものも変わってくる。名古屋あたりでは、あずき。これまた、オツかもしれませんね。<o:p></o:p>

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彼の地では、『森のフルーツ』ジャムがあります。ブルーベリー、ラズベリーなどの複数種をジャムにしたもの。いわば、一口で何度も美味しいジャムなのです。日本でも手に入るだろうか？

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ろくねん

2010-08-01 03:26:20 | 研究室紹介

本日、北海道大学低温科学研究所に赴任して６年が経ちました。赴任した2004年８月１日の札幌は30℃を越える暑さでした。エアコンの入っていないビジネスホテルで最初の夜を寝苦しく過ごしたことを今でも鮮明に覚えております。期待と不安に満ちた初日でした。<o:p></o:p>

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行く手は決して穏やかなものではありませんが、希望を持ち続け、努力していきます。これからも大学における研究と教育に一層邁進して参りますので、よろしくお願い申し上げます。<o:p></o:p>

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北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野 大学院：環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

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この論文は、滝井先生が６９歳の時のものです。<o:p></o:p>

北海道大学　低温科学研究所　微生物生態学分野
大学院：環境科学院　生物圏科学専攻　分子生物学コース